集団知性としての佐々木くん
適応障害の症状が酷いからか、将来を悲観している。過呼吸がいつ起こるか分からないということや、自分が職を失い路頭に迷うことを想起してしまう。考えても仕方のないことかもしれないが、自然に頭に浮かんでしまうのである。
不安に覆われるのはとにかく辛い。頭のなかが不安に支配されてしまう。自分ひとりでは対処できないからこそ、他者に救いを求めている。他者と会話することにより、自分の不安が具体化され、対処可能になる。特定の他者がジャストアイデアな答えを持っているとは限らないが、他者と会話す