適応障害の症状が酷いとき

適応障害の症状が酷いとき、どのような身体感覚になるのか。どのように行動を制限されるのかを記述してみる。

①過呼吸が止まらない

早稲田大学アメリカンフットボール部で受けたパワハラがきっかけで、僕の過呼吸症状は始まった。新卒3・4年目で症状は治まったが、その後過呼吸の症状が再発した。

呼吸というのは、教育機関にて学習された身体行為ではなく、
自分自身でも「気づいたら出来るようになっていた」身体行為である。
それゆえに、呼吸を乱されると心身ともに焦りを生ずる。

②何をするのにも「やる気が出ない」・「出来ない」

当たり前のように出来ていた行為を億劫に感じるようになる。
家から出ることが厳しくなったり、本を読むことが難しくなったりする。

とりわけ、読書が出来ないときの身体感覚は、「文字が頭の中に入って来ず、眼前で文字が留まる」というものである。
換言すると、文字が自分の思考に絡まなくなるのだ。

③電車に乗るのが怖い

適応障害の症状が酷くないときには、満員電車に乗っていても何とも思わないが、症状が酷いと電車に乗るのが怖い。

鉄道の車両に恐怖を感じるのではなく、乗客が自分の近くにいることに恐怖を感じる。自分のパーソナルスペースを侵害された気分になる。

④突然悲しくなり泣いてしまう

自分でも予想できないタイミングで、涙を流すことがある。
つい十数分前まで楽しいことをしていたとしても、突然悲しくなり泣いてしまうことさえある。


以上のような身体症状を、僕は有している。医師の診断に随いながら闘病をしてゆきたい。

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