人間は簡単に何もかもを忘れてしまう動物

反復だけが自分を変える。

人って忘れやすい動物なんですよ。

たとえばですけど、高校受験や大学受験の経験者の方へ質問です。

当時の試験を今やったとしたら一体当時の何パーの点数が取れそうですか？

当時80点だった試験、今だったらどうですか？

僕はきっと20点さえ取れるか不安です。

つまり、ほぼほぼ忘れているってことです。

この原因ってひとつですよね。

あの日から一切その問題に触れていないからです。

逆に、日本人が話している言葉。日本語です。

誰もが流暢に話していますよね？

（今このnoteを書いているタリーズにも多くの日本語が飛び交っています）

これって、受験勉強の際にだけ学んだことと違って、毎日反復して使っているから完全に身に付いているんです。

海外に移住したってきっと死ぬまで話すことはできるでしょう。

そうです。

反復することの頂は「身に付く」んです。

そして、

このルール、日常でどのくらい活用していますかって話なんですよね。

身に付いて良いことなんて沢山あって、その案だって誰しもが心の中に持っているわけですよ。

たとえば、

「最近興味を持ち始めた野球のルールを覚えたい」だったり、

「ダイエットのために食事を制限したい」だったり。

でも、野球のルールを最初から覚えようとするとなかなか難しい。

食事を制限することのメリットを理論的に覚えるのも難しい。

つまり、そんな簡単に一回で理解できるようなことではないんです。

だから何事にも「にわか」が増えます。

覚えてしまえば長いこの先の人生、ひたすら楽で楽しく過ごせるのに。

まずは「人間は忘れる動物」ということを受け入れる。

そして、「反復」だけが自分を変えることが出来る。

「反復」の頂にあるのは「身に付いた自分」です。