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低用量ピルの服用はふたりごと。パートナーと向き合うことの大切さ【#私にとってのスマルナ】Vol.3

スマルナユーザーのリアルなストーリーを届ける「#私にとってのスマルナ」。本企画では、スマルナユーザーさんにお話を伺い、スマルナを利用し、ピルを服用することで身体だけではなく、自身の生活や意識にどのような変化が得られたのかについてフォーカスしてお話を聞いていきます。

Vol.1〜Vol.3までは、4月14日の「パートナーデー」に合わせて3組のスマルナユーザーさんとそのパートナーさんのインタビューをお届けします!

今回お話を伺ったみささん(仮名)とかずさん(仮名)

第三弾にお話をお伺いしたのは、みささん(仮名)とかずさん(仮名)です。おふたりの出会いは、なんと小学生時代にまで遡ります。小学校で出会い、そのまま中学まで一緒だったおふたりですが、高校からは別々の進路に進み、再会したのは大学生の時でした。たまたまInstagramのDMでやりとりする機会があり、それをきっかけにオンライン上で一緒にMBA観戦をしたり、映画を見たりするようになり、お付き合いをスタートさせました。

今回のインタビューでは、低用量ピルの服用前後でのパートナーのサポートや、その後のおふたりの変化、またオンライン診察を初めて受けてみてのリアルな感想も伺いました。ぜひ最後までご覧ください!


服用への不安な気持ちもふたりで解決

ー早速ですが、みささんが低用量ピルを服用し始めたのは最近なんですよね?

みささん:はい、服用を開始して3ヶ月くらいです!昨年末まで世界一周クルーズに行っていたんですけど、そこで出会った人たちの多くが低用量ピルを服用していて。みんなから色々話を聞いていたので、自分も船を降りたら服用しようと決めていました。

ー世界一周クルーズでの出来事がきっかけだったのですね!服用しようと決めた背景には何かみささんの中で悩んでいることがあったのでしょうか?

みささん:元々、今のパートナー(かずさん)とお付き合いする中で、「次の生理がちゃんと来るか」というところを毎月不安に感じていました。あとは、生理が年々重くなってきたというのもあって、生理痛やPMSに悩んでいたというのも理由にありました。PMSは少しずつ日常のコミュニケーションに支障をきたしていて、相手につい当たってしまうこともあったんです。

ー妊娠不安、生理痛、PMSに悩んでいたのですね。「低用量ピル」については以前から知っていましたか?

みささん:私が低用量ピルについて初めて知ったのは、大学生の時でした。友達から低用量ピルについての話を聞いたのがきっかけだったのと、母が服用していたのでなんとなく知っていたっていう感じでしたね。でもその時は「毎日飲むのめんどくさそうだな…」というイメージしかなかったです。

かずさん:僕は薬学部生ということもあり低用量ピルという薬があるということは知っていました。でも、パートナーが服用を始めるまでは詳しく知りませんでした。

ー服用するにあたって何か不安なことはありませんでしたか?

みささん:友達や母から話を聞いていたものの、副作用については不安な気持ちがありました。でも、妊娠不安や生理痛、PMSだったり、肌荒れなど色々な悩みがあったので、不安よりも服用することのメリットの方が大きいと思いました。あとはやっぱり、既に飲んでいる人が周りにいたということが、服用への安心感につながりましたね。

ー「周りで飲んでいる人がいると安心する」というのは本当によく聞きます。知ってる人が服用していると、安心材料の一つになりますよね。みささんがピルを服用しようと思った時に、かずさんには何かお話されましたか?

みささん:服用すること自体は、「低用量ピルを飲み始めようと思うんだけど」くらいの軽い感じでパートナーに話しました。実は、ピルの話をした時に友人の一人に「性欲落ちるっていう噂もあるし、薬でホルモン調整するってどうなの?」と言われた言葉が気になっていて…。自分もその時は「言われてみれば確かにどうなんだろう?」と感じてしまったので、そのことについてパートナーに相談しました。

かずさん:僕自身、薬自体がどういう効果があるものなのかというのは理解してはいましたが、性欲が落ちるというような話は聞いたことがなかったので、改めて自分で薬の作用や副作用について調べました。複数のWEBサイトを見たり、製薬会社が作った薬のしおり、それから医薬品の添付文書を見たりして調べ、自分でしっかり理解した上でパートナーに内容を説明し、ふたりで話し合いました

みささん:ふたりで理解し納得をした上で服用を決めたので、もうこの時点で不安はなくなっていました。自分のこと、ふたりのことを考えてここまでしてくれて、とても安心したし、何より嬉しかったです。

ー薬学部生のかずさんだからこその徹底したリサーチ…!さすがです!先ほどみささんのお話に「生理が来るか毎月不安だった」とありましたが、その都度かずさんに相談していましたか?

みささん:生理が遅れている時の相談は、パートナーにはあまりしていませんでした。生理が来た時には「ちゃんと来たよ」と伝えることはあったけど、不安な気持ちを打ち明けることはなかったですね。別にパートナーに言えないわけじゃないけど、それを伝えても私の気持ちを100%理解してもらうのは当事者でなければ難しいのかなと思っていて。あと、パートナーとその話になると、「なんで心配してくれないの…!」とさらに不安になり、自分が悪態ついてしまいそうで(笑)

ーみささんのお話ししてくださったことは、多くの女性が悩むリアルな声だと思います。それを聞いてかずさんはどうですか?

かずさん:生理が遅れたらきっと不安になるだろうな、とはもちろん思います。ただ、今パートナーが話してくれたように、その気持ちは悩んでいる本人しかわからない部分もあると思っていて。自分も今「不安になるだろうな」とは言ったものの、決して完璧に理解できているとは思いません。だからこそパートナーから「生理が来たよ」と報告をもらった時には、「よかったね。安心したね。」と必ず声をかけるようにしています

できれば病院に行くことがベストだと思うけれど、パートナーの精神的な負担を考えると…

スマルナでのオンライン診察(※写真はイメージです)

ーかずさんのスタンス、そして誠意が本当に素敵だと思いました…!ここからは、「スマルナ」についてのお話をお伺いしていきます。これまでにオンライン診察を受けたことはありましたか?

みささん:オンライン診察は、スマルナで初めて使いました。今回オンライン診察を受けようと思った一番の理由は、自宅の近くに婦人科がないことでした。あとは、友人が既にスマルナを使っていて、「めっちゃ便利だからダウンロードしてみて!」と勧めてくれたのもあって、使ってみることにしました。

ーご友人からの紹介とのこと、ありがとうございます!実際にオンライン診察を受けてみてどうでしたか?

低用量ピルと一緒にお届けする「はじめてのピルガイド」(※写真はイメージです)

みささん:初めてだったので、最初は緊張しました。(笑)最初は操作に戸惑うこともあったのですが、翌日自宅に低用量ピルが届いて「すごい…!早い!便利!」と思いましたね。お薬と一緒に入っていた、「はじめてのピルガイド」もとってもわかりやすくて、安心して飲み始めることができました

ーみささんがオンライン診察を受けることに対して、かずさんはどのように思いましたか?

かずさん:僕自身がオンライン診察についてあまり知らなかったのもありますが、正直、「病院に行くのがベストなんじゃないかな?」と初めは思っていました。
でも近くに婦人科はないし、パートナーからしてみると、病院に行く時間や行くまでの精神的な負担もかかる。それを考えると、オンライン診察も良い面があるなと思うようになりました。病院に行くのは自分も得意じゃないので気持ちはわかります。(笑)実際にパートナーがオンライン診察を受けてみた後の自分の意見としては、できれば病院に行くことがベストだと思うけれど、医師ときちんとコミュニケーションを取ることができるのであれば、オンライン診察も一つの選択肢としてあっても良いのではと今では思っています

ーかずさんの客観的意見、まだオンライン診察を受けたことがない人の参考になると思いました!素敵なご意見をありがとうございます。ちなみに「病院に行くのが得意じゃない」というお話がでましたが、みささんもそう思うことはありますか?

みささん:病院というよりも、婦人科に行くことの精神的ハードルは高く感じています。まだ学生だった頃に母の強い勧めで一度婦人科検診に行ったこと、あとは直近だと、半年前くらいにアフターピルの処方を受けるために婦人科に行ったのですが、その際にも不安と緊張でパートナーに病院の前までついてきてもらったんです。その時は口コミで「先生が優しいです」と書いている病院を探しました。近くに婦人科がないので、電車で片道1時間以上かけて2人で行ったのを覚えています。

僕の携帯にも服薬アラームを設定しています!
「ピル飲んだ?」の声かけでパートナーをサポート

ーおふたりの体験を交えたエピソードを教えてくださりありがとうございます。ここからは、低用量ピルを服用してみての変化について伺いたいのですが、日常生活を送る中で何か変わったことはありましたか?

みささん:妊娠不安がなくなったというのは、ものすごく大きな変化です。前のように毎月生理が来るかどうかでドキドキすることはなくなりました。もし、今妊娠しても育てられないのが現実で、子どもを諦めることになる可能性が高いです。そういったことを考えても、やはり低用量ピルを服用してよかったと感じています。あとは、生理痛が緩和されたのもすごく嬉しい変化でした!

精神的な不安がなくなったというのは大きいですね。ちなみに、低用量ピルの服用をきっかけにパートナーシップに変化はありましたか?

デートを楽しむおふたり

みささん:悩んでいたPMSが緩和されたので、喧嘩が減りました。(笑)あとは、パートナーが服用にとても協力的で「ピル飲んだ?」と確認してくれるのがすごくありがたいです。どうしても飲み忘れちゃいそうになることがあるので、そういった時にこの声かけに助けられています。

かずさん:そうですね。最近は喧嘩ではなく、「話し合い」で解決することが増えたように思います。あとは、ピルの服用に関しては僕の携帯にも服薬のアラーム設定をしているので、それでパートナーに声かけするようにしています

ー素敵なお話ありがとうございます!そんな風に服用をパートナーにサポートしてもらえるととっても心強いですよね。ちなみにそのほか、かずさんが何かサポートしてくれることってありますか?

みささんパートナーは色々な面で気遣ってくれているなと感じます。例えば、生理が辛い時にココア淹れてくれるのが嬉しいですね。あとは、日常的なことだと家事をやってくれたり、食器を洗ってくれたり、何か取りに行ってくれたり。その気遣いがとても嬉しいと感じています。


ここまで、スマルナユーザーであるみささん、そしてパートナーであるかずさんにお話を伺いました。

みささんは、交際を始めてから感じていた妊娠不安、そして年々重くなる生理痛やPMSなどの症状をきっかけに、低用量ピルの服用を決めました。不安なことはおふたりで話し合い、その結果、安心して服用を始めることができたと話してくれました。また、みささんがスマルナで初めてオンライン診察を利用したことを受けて、パートナーであるかずさんからは、オンライン診察や対面診察についてのご自身の考えや想いを伺うことができました。

低用量ピルを服用するのは女性側なので、どうしてもパートナー側は相手の気持ちを100%理解することは難しいかもしれません。ただ、それを「ふたりごと」としてしっかり捉え、積極的に正しい知識を得たり、服用や日常生活をサポートするかずさんの想いがとても素敵だと感じました。低用量ピルの服用に対してパートナーで向き合うことの大切さを改めておふたりから学ばせていただきました…!みささん、かずさん、プライベートなことも含めて貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

今後もスマルナユーザーやそのパートナーの実体験を通して、みなさまにお伝えしていきたいと思います!

みささん、かずさんカップル以外の4月14日の「パートナーデー」にあわせて公開した記事もぜひご覧くださいね🌸

オンライン・ピル処方サービス「スマルナ」では、ユーザーを対象に低用量ピル服用のきっかけや服用後の変化に関する意識調査を実施しました。
調査では、スマルナユーザーの9割以上が低用量ピルの服用に満足していると回答しており、生理に関連する症状の緩和や避妊、バースコントロールなど、服用の目的はさまざまですが、いずれも自己実現のための選択を行う上で、低用量ピルの服用が重要な選択肢の一つとなっていることがわかりました。
ぜひこちらの調査結果もあわせてご覧くださいませ。


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