見出し画像

【オウンドメディア】コンテンツマーケティングにおけるCVR改善のポイント4選

※こちらは2022年2月に公開した記事の再掲となりますため、一部情報が古い場合がございます。

こんにちは。CVにコミットする編集部の露木です。

今回はSEO対策として実施しているコンテンツマーケ施策において自然検索経由でオウンドメディアに流入したユーザーを効率的にCVに繋げるためのCVR改善施策について、運用担当者が直面しがちな課題の改善方法を記載していきます。

日々の業務で感じる、「いまさら聞けない」疑問の解決にぜひお役立てください。

ポイント1:CV数向上を目的としたサイト改善で、まず始めにやるべきこと

いきなり改善案を出すのではなく、始めに前提条件を整理する事が重要です。いくつかある手法の中から、今回はスタンダートな方法をご紹介します。

1)  まずGoogle Analytics(以下、GA)のデータから改善が必要なページを抽出
2)  抽出したページの「ページ目的」を再定義
3)  ペルソナを簡易的に作成
4)  ユーザーシナリオを作成(どのようなフローでサイトを回遊しているのか)

改善が必要なページは、「流入が多いページ」「離脱率が高いページ」等から抽出します。但し、離脱率は高くても問題のないページもあるので見極めは重要です。

ポイント2:整理後の、具体的な改善ポイントの見つけ方について

調査方法としてはユーザーアンケートやインタビュー、アクセスログ分析、ヒューリスティック評価などの手法があります。

・ユーザーアンケートやインタビュー
大規模な改善に有効です。実際にサイトを利用したユーザーにどのような欲求があるのか把握する事が重要です。

・アクセスログ分析
PDCAを回す上でクイックに改善施策を見つけたい場合に有効です。

・ヒューリスティック評価
サイトの規模に関係なく有効な手法です。自社サイトだけではなく、必ず競合サイトとセットで実施する事が重要です。

ポイント3:CVを上げるために意識すること

CV数を上げたい場合、ユーザーシナリオで描いたフローの最初(トップページ等)と最後(カートやフォーム等)を改善することを意識します。
1回で終わることは少ないため、仮説ベースで繰り返し改善を行う必要があります。これは業界問わず共通したポイントです。

ポイント4:施策の優先順位の付け方について

各施策の実装難易度と見込み効果の低中高をつけます。最後にそれらを掛け合わせて最終的な優先順位を判断していきます。以下のような部分にポイントを置いて判断します。

・実装負荷が低くて効果が高い施策から手を付ける。
・実装負荷が高く効果も高い施策は、一番効果的な施策である可能性が高いため、並行して進めます。
・実装負荷も効果も同じ施策は、流入数やマーケティングファネルの位置等で判断します。

まとめ

各施策の実装難易度と見込み効果の低中高をつけます。最後にそれらを掛け合わせて最終的な優先順位を判断していきます。以下のような部分にポイントを置いて判断します。

・実装負荷が低くて効果が高い施策から手を付ける。
・実装負荷が高く効果も高い施策は、一番効果的な施策である可能性が高いため、並行して進めます。
・実装負荷も効果も同じ施策は、流入数やマーケティングファネルの位置等で判断します。
・サイトのCVR改善は、いきなり改善案を出すのでなく前提条件の整理から始めましょう。
・最初(トップ)と最後(カートやフォーム)を改善することがCVに繋がりやすいです。
・優先順位は、実装負荷と見込み効果の低中高を付けて判断します。

いかがでしたか?
それぞれ正解がひとつではないからこそ悩みがちな課題ですが、解決方法の一例としてお役に立てたら幸いです。

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

【この記事の執筆者】
露木 晶平(つゆき しょうへい) ネットイヤーグループ デジタル&フィジカルデザイン部 パフォーマンスオプティマイゼーションチーム プロデューサー。アパレル企業にて自社ドメインおよびモール内ECサイトの運用責任者としてWEBマーケティング関連業務に従事した経験を経て、2018年にネットイヤーグループ入社。CRO、SEO、広告などの運用案件を通じてWEB経由でのコンバージョン数増加を支援。

【この記事に関するお問い合わせはこちら】
https://marketing.netyear.net/performanceoptimization/contact/input


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?