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飽食を省みる

牛乳は「準完全栄養食品」といわれ、たんぱく質・脂質・炭水化物の3大栄養素に加え、カルシウムなどのミネラルやビタミンB群も豊富に含んでいます。

そのため戦後は学校給食に採用され、栄養不足だった子供の体格は向上、精神的にも安定し、しっかりと授業が受けられるようになったといわれています。

国内における牛乳の消費量は、1996年には505万キロリットルに達しました。しかし、それを境に減少が続き、近年ではコロナ禍などによる需要の減少から「生乳余り」の問題が度々取り上げられました。

生乳は需要が減っても、急に供給を減らすことはできません。牛は毎日、乳を搾らないと病気になってしまううえ、生乳は長期間保存ができないためです。

牛乳に限らず、消費しきれずに多くの食品を廃棄している現状があります。企業の努力に加え、消費者一人ひとりの食品ロスを減らす取り組みが必要でしょう。

「食べ物に困らない」ことが、当たり前にいつまでも続くものではないと肝に銘じ、感謝を忘れず食事を頂きたいものです。

今日の心がけ◆命の元へ感謝を深めましょう

出典:職場の教養 2024年2月号

経営者からの感想

飽食の時代を超えて、持続可能な消費への転換を

現代社会は豊かさの中で生活していることを改めて感じさせられました。特に私たち企業経営者にとって、この内容はただの情報以上のものを私たちに提供しています。「飽食を省みる」というテーマは

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