20代ラストイヤーに突入
この記事をご覧いただきましてありがとうございます。
しばらく投稿が滞ってしまいました。私としたことが…
言い訳をするならば、ちょっとプライベートで色々バタバタしてまして、なかなか筆(指?)が進みませんでした。詳細は後述で少し触れます。
おかげさまで少し落ち着きましたので、またゆるゆると投稿を頑張りたいと思います。
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さて、そんなバタバタしていた中ですが、10月初旬に誕生日を迎え、29歳になりました。
タイトルの通り、20代ラストイヤーに突入です。
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全く実感がない(笑)
なんか、もっと若い時に自分が見てきた29歳の人って、すごく大人で、お兄さんお姉さんで頼り甲斐があって、自立していて、とても落ち着いているイメージがあったのですが、今の自分はそれらを全く持ち合わせていません。
また、昔の自分と比べてみても、社会人になった10年前の19歳当時というのがプライベートでイベントが多かったり仕事でヒーヒー言っていたりと今でも鮮明に思い出せるくらい濃い時期だったのですが、当時と比較しても内面は全く変わっていないなと。
もちろん社会人としては成長しましたし、長い期間で様々な経験や学びがありました。
でも、やはり性格や感性や考え方など、人としての根本は何も変わらないなって。まあ人なんてそんな簡単に変わらないものと思いますが。
聴く音楽は高校生の時から全然変わっていないし、笑いのツボも全く変わらないし、相変わらずハリウッドザコシショウで大爆笑できるし(あらびき団世代です)、なんなら今も公園で鬼ごっこしても楽しめる自信があります。
実際周りからどう見られているのかは分かりませんが、私自身はそう感じています。
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記憶を整理する意味でも、20代をざっくり振り返ってみます。少しお付き合いください。
高校卒業後にすぐ就職し、最初の数年は慣れない仕事に邁進しつつも、休日はとにかくソフトテニス(以降はテニスと書きます)漬けでした。
というのも、母校のテニス部の後輩に練習相手がいなくて卒業後も頻繁に部活に顔を出していたことや、県の国体代表メンバーに選出されたことで強化練習会や遠征に多く参加していたりと、好きなテニスに打ち込めた一方で仕事との兼ね合いがうまくできず、当時は心身ともにしんどかったのが本音です。
20代も半ばになると、サラリーマン生活にも慣れてきてテニスをする頻度も減り、主に旅行やライブなどの遊びにシフトするようになりました。思い返すと、この頃はプライベートが充実して色々と楽しすぎて無敵状態でした。
その後20代後半に入り、仙台に引っ越して本社勤務になってからはとにかく仕事仕事仕事。プライベート時間にテニスをしたり遊んだりしながら仙台・東北を満喫できましたが、やはりどうしても仕事の記憶ばかり出てきます。
同じ頃に自分の今後の人生について考えるようになり、本社勤務をやり切って次の人生に進もうと決断し、10年勤めた会社を退職して、ノリと勢いで尾道市へ移住しました。
そして今に至ります。
こうやって思い返すと、まあまあ充実してたな😅
自分で文章を打ちながら、それなりにやりたいことをやっていたんだなと。
もちろんしんどいことやつらいこともたくさんありましたが、ほとんどが自分で決めた道だったので言い訳もできず乗り切れることができたのかもしれません。
自分の性格上ハメを外しすぎるタイプでもないので、できる範囲内で精一杯人生を楽しんできたのだなと無理矢理にでも思いたいです。
なのでまぁ、社会人としての成長、会社の縦社会の中で登れるところまで行くことができ、趣味や好きなことにものめり込めて、新たな目標ができて新しい道を進むというのを20代のうちに経験できてよかったです。
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一方で、自分の中での30代のイメージが全く空白です。
と言うのも表現が適切ではないのですが、20代は若気の至りでなんでもできますし、40代を過ぎれば立派な大人としての佇まいをしていけばいいと割り切れるのですが、30代ってそれらに挟まれた期間でどういう人物像が適切なのかが未だによく分かっていません。
仮に自分が結婚していて子供がいて家庭を支える立場であれば、まずは家庭の幸せを最優先に考えていたと思いますが、残念ながらゴリゴリの独り身です😅
そんなこと気にしないで自分のやりたいようにすればいいじゃんと思うかもしれませんが、性格上どうも色々と考えてしまうのですよね。
自分が昔見てきた30歳に果たしてなれているのだろうかと思うことがあります。
この歳になって年上の人と関わっていると、30代でも楽しそうだなと感じる人はたくさんいます。
ですが、その中でも2パターンあって、自立していてビジョンが明確で自分も周りも楽しいような人が理想なのですが、中には若い頃のままの感覚で秩序に欠けるような人も存在します。そのような人には絶対なりたくありません。
今後自分はどっちに進んでいくのか。決してプレッシャーにはなってないのですが、時折考えることがあります。
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色々と書いてきましたが、今現在そこまで悲観しているわけではありません。
というのも、私が常に頭にあるのが「今、この時が、一番若い」ということです。
あたりめーだろと思う方もいるかもいるかもしれませんが、その通りなんです(笑)
元々、過去の行動言動を振り返って反省してしまいがちな性格なのですが、これまでも過去を振り返って後悔することが多くてですね。
20歳になった頃に「10代のうちにもっと遊びたかったな〜」って思っていましたし、23歳くらいの時には「23歳ってなんか中途半端だな」、26歳の頃には「一応アラサーなのか」なんて哀れんでいましたが、今振り返ればしょうもない悩みでした。若いくせに何を悩んでいるんだと当時の自分に言ってやりたいです。
現在も「もう30歳になるのか〜」と思うことがありますが、今はそれよりも「まだまだいけるな」という漠然とした自信のほうが勝っています。
もちろん昔に比べたら体力も気力も減りましたが、人生100年時代で見れば30歳なんてまだまだ若い。体も頭もまだまだ動くし、幸いなことに明確な目標もあります。
あまり強い意志を持ち合わせていない性格なのでこの気持ちがいつまで続くか分かりませんが、そう思えるうちは気持ちに正直に向き合って頑張りたいと思います。
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私が好きな(みんな好きだと思いますが)作家の村上春樹先生が唱える”30歳成人説”というものがあります。
これは法律改正をしろ云々ではなく、あくまでも精神論上の提唱にすぎません。ですが、同様の発言をしている著名人が他にもいるようであり、私もこれには深く共感します。
村上春樹先生自身も、ジャズ喫茶を経営する傍ら29歳で小説を書き始め、30歳を過ぎてジャズ喫茶を売却し専業作家に転身しています。先生のこれまでの作品に30歳前後の記述が多いのには、先生自身の経験が影響しているのかもしれません。
そう考えると、この発言にも不思議と説得力がありますし、自分のこれまでの人生を肯定してくれるようであり、これからの人生の指針にもなってくれるような気がしています。
様々な文献を見ていると、作家や音楽家などの有名人がキャリアで飛躍する分岐点が29歳であることが多いようで、これもなにか縁があるようにも感じています。
なのでまあ、先述で30代のイメージが空白と書きましたが、20代で経験した森羅万象の物事を踏まえて、30代は自分の目標を形にするための期間と考えれば、自分の中で少し腑に落ちました。
そういう自分を周りが見て、なんか楽しそうな大人だなと思ってもらえたのなら、なお嬉しいことです。
いざこの歳になった自分を正当化しているようにも感じるかもしれませんが、何事も捉え方次第ですのでご容赦を。ポジティブポジティブ😎
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そして今はというと、相変わらず尾道で暮らしながらも10月中旬から新しい職場で働き始めました。
ちなみに、以前記事で書いた新しい職場とは別の職場です。当初入ろうとした職場は色々ありまして、結局全て白紙になってしまいました😅
詳細は控えますが、要は、人を簡単に信用してはいけないということです。
同じタイミングで、イベントでたまたま知り合った現在の職場の方からお誘いをいただいて、あれよあれよと流れるように採用が決定し、おかげさまで再び働けるようになりました。
前述の一連のやりとりや急いで履歴書を作成して面接をしたりと、最近まで転職活動で何かとバタバタしていたため、こうして久々の記事作成になり、そんな中でラスト20代を迎えました。
現在の職場も尾道のとあるカフェなのですが、窓からの眺めが素晴らしく時間の流れが穏やかで、地域との共生をコンセプトに経営するという点では学ぶことが多く、非常にやりがいのある職場だと思っています。
とはいえ、これまでの記事で何度も書いている通り、無理をしない・頑張りすぎない・全てに本気を出さないように気をつけたいです。張り切りすぎるとバタンキューしてしまう体なもので。
将来のためにやることはやりつつ、職場や地域にも貢献しながら、焦らずマイペースに穏やかに過ごしていきたいと思っています。
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まとめると、20代は楽しかったし充実していたけど、ちょっと頑張りすぎたかな。おかげで学びもあって色んな経験ができたけど。
これまでの経験で自分に合うペース配分がなんとなく分かってきたので、今はそのペースをうまく掴みながら将来大きく飛躍するための助走期間なのだと捉えています。
もちろん30歳は人生における大きな節目だし、大人として自立してしっかりしないといけないなと、多少なりとも身が引き締まります。
ですが、あまり意識したり悲観しすぎず、人生において一番若い今この時をあらゆる面で楽しめたらいいのかななんて思っています。
ということで、ラスト20代もどうぞよろしくお願いします!
乱筆にて
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