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NOと言うと好かれる。

嫌なこと、やりたくないことに対してNOと言えるようになってから、わたしの人生は変わった。

何より生きるのが楽になった。だって嫌なことをしなくていいから。行きたくない飲み会や誘いにNO。やりたくない仕事にNO。残業にNO。嫌な人の依頼にはNO。わがままばかりのお客さんにNO。たとえ友達からのお願いや誘いでも気分が乗らなければNO。


自分の中にNOが少なくて、どんなことでも楽しめちゃう人が本心から誰の誘いにもYESと答えるのなら、その人は最強の愛されキャラになる。

だけど嫌われるのや怒られること、陰口を叩かれることや自分の立場が悪くなることを気にするがあまり、自分の意志に反してYESばかり言う人は周りから軽んじられる。どうでもいい扱いをされる。

そりゃそうだ。だって自分が自分のこと軽んじてるんだから。

イヤなこともやな顔せずやっておまけに周りから軽んじられるなんて、そんなストレスなことない。




わたしは昔NOがまったく言えない人間だった。でも本性は真逆で、嫌なことは絶対にしたくないタイプ。だから嫌って言えない自分のことが嫌いだったし、心の中にいつも大きな葛藤があった。

でも25過ぎた辺りからこんな人生はもう終わりにしたいと思って、NOといおうと決意した。言葉で書くのは簡単だけど、本当に勇気がいった。たったひとことNOと言うのがこんなに大変なのかと思った。


特に勇気がいったのが仕事。

当時働いてた会社は、定時を過ぎても誰も帰らない会社だった。12時のお昼にはみんなそそくさと出て行くのに、定時になっても一向に出ようとせず、パソコンとにらめっこ。

でもわたしは残業なんてしたくなかった。だから定時の18時00分になった瞬間会社から出てていた。周りからしたら颯爽と帰っているように見えたかもしれないけど内心はビクビクしていた。だって80人ほどいるオフィスで、たったひとりだけ定時に帰るんだもの。毎日勇気を総動員していた。

でもイヤなことはもうやりたくない。他人のために生きるのはもうやめたいっていう気持ちの方が強くて、その気持ちが原動力になった。


そしてそうやって定時で帰ったりイヤな仕事は断ったりしていると、怒られるどころか大切にされるようになった。

「定時で帰る人」と認識されて無茶な仕事を振られなくなったし、わたしは仕事を選んでいいみたいな雰囲気がでてきて、みんながわたしの嫌いな仕事を他の人に回してくれるようになったり、高木さんかっこいいです!と言われたり。

怒られて嫌われると思ってたのに、逆じゃん!みんなのこと(特に上司)を仕事の鬼みたいに思って、定時で帰ったり仕事選んだら嫌われると思ってたけど、みんな優しかった。





イヤなことにNOと言えるようになると、人生がひっくり返る。でも考えてみたらそりゃそうだ。今までYESと言ってきたものを真逆のNOと言うんだから。人生だって真逆になるに決まってる。



わたしはNOと言ったことで逆に人に好かれたと言ったけれど、もちろん一部からは嫌われていたと思う。でもわたしもその人たちのこと嫌いだったし、お互い嫌いでお互い近づかないから、一緒に仕事をすることもなくなって願ったり叶ったりだった。


NOと言おう。やりたくないなら。

NOと言おう。行きたくないなら。

NOと言おう。気が乗らないなら。


めちゃくちゃ勇気がいるけど、その価値はあるから。


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