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すでにみんなも気づいていそうな筋トレの真理に辿り着いた

数年前からジムで筋トレするのが習慣となった。

週に2〜3日の筋トレと、プロテインやサプリメントを飲む日々。


そんな生活を3年も継続すれば身体は大きくなり(10kg増)、知人からも「筋肉ついた」「ゴツくなった」と言われる程度にはガリガリだった身体も変化した。

しかし、筋トレの効果を実感している一方で、ここ最近は停滞を感じている。


原因は、同じような負荷のトレーニングしかしていないこと。

つまりは、シンプルな努力不足。

これに尽きると思う。


そんなことを考えていた今日、ついにぼくは「筋トレって人生と同じなのでは」という、すでに大多数の人が気づいていそうな真理に到達した。

今日はその辺りについて書きたい。


ちなみに、以前「筋トレをやるべきメリット」という記事も書いているので、こちらもよければ。

理想を実現するには

「3年ジムに通い、栄養も気を配っている」と言えば、そこそこ引き締まった体型を想像されると思う。

しかし、ぼくは元が怠惰な人間であるうえ、食べることも飲むことも好きなので、筋肉以外に脂肪もしっかり蓄えられている。

この3年で多少は筋肉がつき、身体もデカくなったものの、引き締まった身体であるとは言えないのが現実だ。


もちろん自分の中には理想とする体型のイメージがある。

割れた腹筋
歩く時に風を切るメロン肩
Tシャツだけでもカッコよく見える大胸筋
鬼神が宿っているかのような広背筋と僧帽筋
大地を逞しく踏みしめる大腿四頭筋と腓腹筋

わかりやすく言えば、サッカーのクリスチアーノ・ロナウドのような体型が理想だ。

(出典 サッカーマガジンWeb


ところが、そんな理想を実現するには、当然ながら相応の努力と時間が必要だということが、この3年で身に染みてよくわかった。

トレーニングの内容はもちろんのこと、その頻度や負荷の掛け方、日頃のケア、栄養の摂取など、改善すべきことがたっっっくさんあるのだ。


ただ漫然とトレーニングして、プロテインを飲んでいるだけでは、理想の体型は手に入れられないのである。

これはまるで、日々を何も考えずにボーッと生きているだけでは、欲しいものが手に入れられないことと同じではあるまいか。

どうやら筋トレと人生は同じらしい、ということにぼくは気づいてしまった。


筋肉を成長させるほど追い込めていない「努力不足」からくる停滞感。

これは、人生において新たなチャレンジもせずに成長を実感できないときの感覚に似ている。

筋トレの成長が停滞しているということは、人生が停滞しているのと同義であると言ってもいいのかもしれない。

筋トレで「自分を追い込める人」

いつも通っているジムには、自らの理想に近い体型を作り上げている人がたくさんいる。

彼らが織りなす会話では筋肉を発達させるためのハイレベルな情報交換が行われ、トレーニング中も声を出すほど(あまり声を出さないのがマナーではある)自分を追い込んでいる様子が見受けられる。


一方で、ぼくは1人でトレーニングしていると、どうしても追い込みきれないことの方が多い。

これくらいでいいだろう」という思考というか、無意識にブレーキをかけ限界を越えようとしない姿勢がそうさせていると思う。


しかし、筋肉を大きく成長させたいのであれば、重量を増やす、あるいはセット数を増やすなど、正しく負荷をかけて自分を追い込まなければならない。

自分の限界を突破しないことには、理想とするムキムキの身体は程遠いのだ。


人生もそうだ。

負荷がかかるような努力をしないことには、何も得られなし、何も変わらない。成長もしないから、ずっと同じポジションに居続けることになる。

下手すると、同じポジションにいるように見えるだけで、劣化しているかもしれない。

筋トレとは人生であり、人生とは筋トレである

今日のジムでは、40代くらいの常連の男性同士が最近購入した車のことを話していた。

なんでも、「3000万円の車」の購入を即決したという。

一緒に話をしている人も3000万円という金額にとくに驚くことなく、淡々と会話していた。

結局、この2人がジムの常連であること以外、何者なのかはまったくわからない。

けれど、毎日のようにジムに来て、しっかり自らの肉体を追い込んでいるこだけは知っている。

そんな日々の姿と、今回の高級車購入の話から、ふと「ああ、やっぱり筋トレは仕事や人生と同じだな」と感じられた。


筋トレで自分を追い込める人は、理想とする体型に近づける可能性がより高くなる。

そして、筋トレでそれができる人は、人生における他の分野(仕事も遊びも恋愛も)でも同様に、努力して結果を出せる人だと思う。

自分が取り組んだ量と質に応じたリターンが得られるという点で、筋トレと人生は同じなのだ。

まあ、筋トレに限らず、目の前のことにストイックな姿勢で向き合える人は結果がでるまでやり続けるだろうから、自ずと結果も出るんだろうけど。


環境の変化が異常に早い現代では、何もしないままだと状況が悪くなっていくだけの可能性が高い。(たとえば仕事がなくなる、お金がなくなるなど)

つまり、現状維持すら難しくなる。

これは、身体にも言えることで、何もしなければ身体は維持どころか劣化する。

刺激を与えなければ、筋肉は衰え、代謝が落ち、体型の維持は難しい。食生活によっては、肥満になる可能性も高い。

加齢とともに体力も落ちていくから、体型の維持どころから行動を起こすパワーも不足する。

だけど、最低限の運動を続ければ体型を維持できる可能性が高く、追い込めば理想に近づける。

長々と書いたが、理想や目標に向かって努力と行動をし続けないといけないなーと改めて思いながら、ジムをあとにした。


ちなみに筋肉ネタといえば、10月からなかやまきんに君主演のドラマが放映されるそうな。

その名も「筋トレサラリーマン 中山筋太郎」

これまでありそうでなかったテーマで非常に楽しみなうえ、キャストには、西川貴教さん、ケイン・コスギさん、草野仁さんなど、筋肉のイメージが強い個性あふれるメンツが揃っているのも良い。

ぜひチェックしたい。


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