今もきっと【オリジナル歌詞】
伸ばした手に新緑
逃した電車を待つホーム
だいぶ急いだから
息は切れてる
歳を少しばかりとったかな
いや違う昨日飲みすぎたかなあ
マイナスな状況なれど
なんか嬉しくもある
世界は今春と呼ばれる季節
少しづつ忘れていくけど覚えている
笑ってたあの頃水やった種
今年もまた心に花が咲こうとしてる
いつでもなんどでも
新しいこと信じて
次の電車に乗り込むよ
目指す場所なんてなくても
心は自然と指し示してる
それが答えだろう
ああ歌おう
だいぶ昔のことのように仕立てて
古い箱の中に閉じ込めた
好きだったからこそみたくなかった
憶い出もちゃんと連れていくよ
今ならきっとうまくやれる
なんて互いに思うのが人間で
そんなはずもないのに夢見たりする
それもまた人間だ
最近埃被ったギター
もう忘れただろうって弾き語れば
2023年のメロディーが
性懲りもなく溢れてしまう
あと何度こんなスタートを
きれば辿り着けるかなあ
窓の外に目をやれば
泣いてるみたいに笑ってる
桜の花が今咲こうとしてる
ああ僕らは強いはずだ
ああそうだった
ああ物語の続き描こう
もしも倒れそうでも
花を咲かしちゃったらいいじゃん
泣きそうな自分に見せてやれよ
ただ笑っていいんだよ
一つも誰かよりうまくできなくても
密かに毎日描き続けるんだ
そんな君の絵がみたいや
いつかどこかでまた会えるかなあ
ああ歌おう
新しい春の歌
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