見出し画像

風のこと【オリジナル歌詞】

なんだか疲れたよ
なんて僕らは
季節の変わり目ごとに思っては
ふらつきながらまた行くかって
ドアを開ける

いうほど年老いちゃいない
だけどもう若くはない
いくつもの出逢いと別れ繰り返して
涙と笑い混ぜ合わせては
繋いできた

秋の風が今日はなんだかやさしい
目を閉じると懐かしい匂い
だけど次の瞬間僕は目を開ける
未来がまだ知りたいと思ったから

意味はなくて長すぎる
そんな大長編映画だとしても
心揺れるその間は
物語は奇跡的な場面を待ち望んでる


歩いたらバランス崩す
だから立ち止まりたくもなるけど
歩き続ければ倒れない
なんて理想論に傾倒して
夜をこえる

春が過ぎ夏が来て秋を迎える頃
もういいかなあなんてさ
サヨナラも言わずうずくまり
やがて長い冬が来て
心は死ぬ

いつのまにかわすれてしまう
一番大切なこと
だけどまだ生き残っていて
そのことが痛く苦しくなる

笑えなくていい泣かなくてもいい
ただ物語の続きを
たった一つ自分だけの
特別なお話の続きを描いて

秋の風が今日はなんだかやさしい
目を閉じると懐かしい匂い
だけど次の瞬間僕は目を開ける
未来がまだ知りたいと思ったから

意味はなくて長すぎる
そんな大長編映画だとしても
心揺れるその間は
物語は僕らのことを待ち望んでる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?