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時間旅行2【オリジナル歌詞】

どこをどうきたの
振り返れば愛おしく
風の声はただあり
古い時代を感じさせる

旅人が来るずっと前
それよりもずっと前
水と風は恋におちた
他には何もなかった

君はどこからきたの
僕はどこからきたの
答えはいつも半分ずつ
互いの心の中

今僕はコーヒーを飲む
たくさんの意味に囲まれながら
水は流れどこかに向かい
風はただふいている

少年少女たちが教えている
時間はちゃんと動いていて
この世界はどこかに向かう
僕らを乗せて向かう


少し歩いてみるといい
立ち止まりすぎたとしたのなら
歩きたどってみるのがいい
そうしてきた先人みたいに

時間旅行にでかける
短い命を空に放つ
風になり大地をいく
今という瞬間に身を任せて

今君は夢の途中
長い長い旅の途中
とても小さな身体で
この世界に選ばれた

とても小さな光なれど
いつも素直に燃えている
いつか水と風が産み落とした
あの炎みたいに

今僕は遠い空を
なんとなしにみつめてる
この極東の小さな町で
生きる意味を抱き締めている

もう少しもう少し
そう言いながら
今日まで歩いてきた

もう少しもう少し
そうだよ大丈夫
君を待ってる君に逢える

もう少しほんとうに少しだけ
できるだけ素直に

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