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タイ中部ひまわり畑へ 45mmマニュアルレンズ写真日記 2023年12月10日

 バンコクから北上、中部ロッブリー県へ。タイの中部から東北部にかけて建設中の高架道路は中国の支援によるもの。車がほとんど走っていない区間でもガンガン建設して、中共は本国と東南アジア諸国をつなげようとしている。

 タイでひまわりといえばロッブリー県。よく行くひまわり畑を訪れてみたら、すでに枯れていた。最近、ひまわりの咲きが早いように思える。昔は12月が満開だったような。

 枯れ果てたひまわり畑の向かいに、「Flower House Cafe & Bistro」というメルヘンチックな店があり、来客もメルヘンな服装をして記念撮影に夢中だった。

 自宅に戻った後に調べてみたら、以前から人気の店らしい。入場料20バーツ(ざっと60~70円)で、飲みものを注文すると入場料分が割り引かれる。

 手持ちのオールドレンズで最もマシな1本ということで、解像度はそこそこ高い。ただ、全体的に青っぽいう写るので、現像時に色温度の調整が必要。

 ほかのひまわり畑を探してたどり着く。といっても、最初の畑から車で10分程度。特徴的な山という背景も似ている。少し狭いかも。

 ひまわり畑の通り道。「ひまわり畑でつかまえて」という感じ。そういえば、みかんの産地の和歌山に、「みかん畑でつかまえて」という土産物がある。「オレンジ畑~」だったかも知れない。大阪の「面白い恋人」同様、自分で作って自分でウケている自画自賛のネタはあまり好きではない。

 ロッブリー県からの帰り道、隣県の中部サラブリー県の仏足跡で知られた王室寺院に寄る。在家者が仏足跡に布施を入れているところ。

 細かい枝やら小さな葉っぱやらも、がんばって描写している。最近ほとんど、オートフォーカスの現代レンズをカメラバッグに入れたまま、このレンズを常用している。

 タイの寺院といえば、寺院に限らずどこにでもいるけど、宝くじ売り。話し上手で歯の白さが印象的な売り子。

 でも足元はだらしなかった。これもタイ人なら普通。靴下を履いているだけ行儀が良いかも。

 こちらもやはり、どこにでもいる野良犬。寺院前の土産物屋をウロウロしていた。

今日の制約:Carl Zeiss Tesssar 45mm F2.8 カールツアイスというかコンタックスというか、とにかく伝説のパンケーキレンズ。日本語で「鷹の目」と評されていたが、英語でググってみてもわずかにヒットするだけで、しかも「Eagle's eye」、鷲の目と出てくる。日本人の訳し間違い? 評価に恥じず、確かに軽快な撮影ができる。逆光時のフレアが辛く感じる。

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