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連載小説|ユニバーサル・カバラの物語

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人類最古の叡智・カバラをベースに「真実の生き方」という壮大なテーマを小説形式でお届けする、モダンミステリースクールならではの連載! 人生というミステリー劇場へようこそ。
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2021年1月の記事一覧

『カバリスト ぼくの成功物語』 2月2日発売決定!

誰も読んだことのない、誰も書いたことのない 本当の成功と冒険の物語…! 「NEW LIFE」で好…

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3年前
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ぼくの基盤 #7「真夜中の饗宴」 |小説 ユニバーサル・カバラの物語 第二章

黒いマントをかぶった男は森の中を進む。枯れ木や木の実で埋まる地面を、足音を立てないように…

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3年前
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ぼくの基盤 #6「魔女がつどう家」 |小説 ユニバーサル・カバラの物語 第二章

黒い蒸気機関車が煤けた煙をあげながらターミナル駅へと滑りこむ。古めかしい駅舎の構内を人々…

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3年前
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ぼくの基盤 #5「母親との電話」 |小説 ユニバーサル・カバラの物語 第二章

スレンダーな恋人はすこぶるご機嫌が良い。ぼくが二人の女と別れたから、自分が選ばれたと思っ…

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3年前
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ぼくの基盤 #4「混沌」 |小説 ユニバーサル・カバラの物語 第二章

ぼくはお金持ちになるためにこの国にやってきた。20代でレストランを手に入れて、魅力的な三…

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3年前
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ぼくの基盤 #3「三人の恋人」 |小説 ユニバーサル・カバラの物語 第二章

ぼくがレストランにいる時間が減った。グラマラスな女が現れるとぼくは女を連れてレストランを…

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3年前
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ぼくの基盤 #2「目覚め」 |小説 ユニバーサル・カバラの物語 第二章

ぼくはベッドの中で目をさます。ぼくは公園から戻ってきたようだ。風の匂いも大地の温もりも、まだそこにいるかのように生々しくぼくを包む。公園ではすべてが楽しかった。ぼくの興奮は冷めらやない。でもぼくは今ベッドの中にいる。ふわふわしていたぼくの体がはずしりと重い。ぼくは下半身に生ぬるい感触を感じる。夢の中ですっかりリラックスして、気持ちよく放尿したことを思いだす。ぼくはお漏らしをしたようだ。パンツの中にそっと手に伸ばす。木綿の布はさらりと乾いている。ぼくは確かにお漏らしをしたはずな

ぼくの基盤 #1「旅人」 |小説 ユニバーサル・カバラの物語 第二章

ぼくはふわふわ飛んでいる。ぼくの頭は上をむいたり下をむいたり、体が360度まわったりする…

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3年前
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