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【ママチャリ旅行】三重県津市から静岡県焼津市まで行った話① 1日目

※2016年8月旅行

1.プロローグ

 扶桑町へのママチャリ旅行を終えてからはや、一年半、次はもっと遠いところに行こう。東京に行きたいと画策していた。
鉄道だとお金もかかるし、ママチャリで行けたら面白そうと考えていた。
しかし、当時部活をしていたので、そこまで長期の休みはとれない。限られた日程の中で実行しないといけなかった。お盆休みが1週間ほどあったので実行するならそこだと思い、計画した。
インターネットで、どれくらいのペースで行けるかと思い、ふと見つけたのがこんな感じの記事(うろ覚え)。

なるほど、大阪ー東京で2日で行けるなら、津から東京であれば距離も短くなるし、往路2日、1日東京観光挟んで、復路2-3日くらいの計5日くらいで余裕で行けるやろと思ってました。
しかし、結論から言うとこのペースは無理でした。毎度、毎度見通しが甘すぎる(汗)。
という訳で、焼津というまだまだ東京先やろみたいなところで自転車は引き返し。でもしれっと東京は行ってます。
そんな消化不良なママチャリ旅行ですが、今回の旅行だけは律儀にツイートもしてるのでそれもあわせながら紹介していきます。
ルートはこんな感じです。

©️ OpenStreetMap contributors

2.三重県ー出発の地

 さすがに三重県内は自転車で何度か旅行してるので余裕!のはずです。

①津市

Twitterを見直して驚いたのですが、なんと出発は深夜1時。あまりにも無謀すぎるやろ笑
まあ、2日でガチで東京行けると思ってたんやろうな。
因みに津市内は国道23号よりさらに海側の道を走る。

②鈴鹿市

鈴鹿市のカントリーサイン

鈴鹿市に入ったのが、1時40分頃。約40分で鈴鹿市に突入!しばらく国道23号をはしり、海側の県道6号へ。

この【聖地】というのは別に何か新興宗教にはまってるとかではなく、友人にゆかりのあるところなのでそう言ってるだけ。

③四日市市

四日市市のカントリーサイン

2時40分頃、四日市市に入る。途中のファミマで小休止。だいたい2-3時間おきに休憩を挟むように心がけた。
過去の旅行では名古屋市街や岐阜を目指していたので国道1号のルートを選んでいたが、今回は海側の国道23号を進む。
しかし、その選択がまずかった。23号沿いは工業地帯でトラックの通行量も多く、あまり空気もよくなく、音も気になる感じで割りとキツかった。

④三重郡川越町

川越町のカントリーサイン

 3時50分頃、川越町に入るが四日市市と似たような空気感。国道1号はロードサイド店がひしめきあうが、国道23号はほとんど商業施設はない。

⑤桑名市

桑名市のカントリーサイン

4時10分頃、桑名市に入る。海側まで朝日町はのびていない。
下道で三重方面からナガシマスパーランド行くならこの道が近道になる。
木曽三川(23号の段階では揖斐川と長良川は合流)を渡る橋はかつて有料だったが、現在は無料化されている。そのため長島付近は信号がない。
また、自転車や歩行者も通れる。

⑥桑名郡木曽岬町

木曽岬町のカントリーサイン

 4時35分頃、木曽三川を渡ってもまだ三重県。このあたりは川が入り乱れ、水害の多いエリアでかつては一応、伊勢には入るが境界が曖昧だったらしい。
ただ愛知県とのつながりが強いエリアでもある。

2.愛知県

木曽岬町を抜け、ようやく、愛知県に入る。ここまで長かったが、国道1号ルートより少し早く感じる。

①弥富市

弥富市のカントリーサイン

愛知県に入っても相変わらず、産業道路の様相。このまま国道23号を突き進む。

②海部郡飛島村

飛島村のカントリーサイン

5時頃、飛島村に入る。三大都市圏の中京圏にある【村】。しかも、名古屋市と隣接している。
それ故、日本一金持ちの村とも言われるそうだ。中京工業地帯の一角を担う一方、田園風景も広がる。
高い建物はなく、名駅の高層ビルを拝むことができ、また鉄道空白地帯であり、中京圏が大いなる田舎と感じられる場所でもある。
参考 :アットホーム 【日本一リッチな村】愛知県飛島村はお金持ちだらけ?名古屋市の隣にある飛島村が魅力的な理由
  https://www.athome.co.jp/town-library/article/122816/

③名古屋市

名古屋市のカントリーサイン

5時20分頃、名古屋市に入る。写真はこれしかないが、名古屋市はそこそこ長かった。
国道23号の高架区間が始まり、途中までは並行して進めたが途中で迂回が必要(確か笠寺や大江のあたり)だったり色々とややこしかった。
海に近いところをはしるので、小さな川を渡るのにも坂がきつかったりも確かあった記憶がある。
確かガイシホールの裏を通りそこから国道1号に遷移。
有松絞りでも知られる有松のローソンに立ち寄り、その近くのガストで朝食を食べたらしい。
有松のある緑区は名古屋市の中ではそこそこ良い街。合戦で知られる桶狭間も緑区。

④豊明市

豊明市のカントリーサイン

7:40頃、豊明市に入る。ここまで来ると刈谷も近いがどちらかというと、名古屋市のベッドタウン感がする。
徐々に気温も上がっていくが国道1号線を快走する。

⑤刈谷市

刈谷市と書かれた歩道橋

カントリーサインは見当たらなかった。この今岡町にある歩道橋を8時10分頃通過。
刈谷市といえば工業都市であり、刈谷駅は年々利用客が増えており、発展している街である。
刈谷市の友人が三河の代表都市は岡崎や豊橋ではなく、刈谷というのも頷ける(もっとも地元びいきな所もあるだろうが)。
但し繁華街はあまり発展しておらず、商業的な面では中京圏にありがちなそこそこの街と変わらない。

⑥知立市

知立市のカントリーサイン

 知立市に入ったのは8時10分頃。厳密には13分。刈谷に入ったのは7分なので刈谷市は僅か6分で通過。長々と刈谷の話をしたけど中心部は一切通っていない。 
ちりゅうの発音はアウェイみたいな発音と同じらしく、名鉄の放送は関西出身だからか違和感がある。
知立も大きな街。

⑦安城市

安城市のカントリーサイン

8時40分頃、安城市に入る。
新幹線駅のある街。近鉄だと旧国名を省略することもあるので、三河安城駅と安城駅が同じ市内に共存してるのは違和感がある。
国道1号は駅前を通らないのでスルー。
少し疲れた気もするがどんどん進む。

⑧岡崎市

 岡崎市のカントリーサイン

 9:00頃、岡崎市に入る。
イメージ的には刈谷市以上の街という感じだが、近年は刈谷の方が発展が著しい。
国道1号は東岡崎駅の近くを走り、中心市街地から、程近いところを走るが歩行者で溢れかえるという状況ではない。自動車社会ですね。東岡崎駅周辺はいつか、ゆっくり探索してみたいです。
かなり疲れて来たのとこの先山あいの区間に入るので、ファミリーマート岡崎康生通南店で少し長めの休憩をした。

⑨豊川市

奥の方に豊川市のカントリーサインがある

11時15分頃、豊川市に入る。すでに昼前であり岡崎市は長かった。
このあたりは名鉄と並走。緩やかな上り坂になるので、そこそこきつかったが、この坂がまだまだ序の口であることをまだ知る由もなかった。

⑩豊橋市

豊橋市のカントリーサイン

いよいよ、愛知県最後の市となる豊橋市に入る。12時20分頃に入ったので豊川市は約1時間抜けるのに時間がかかっている。因みに、豊橋市を抜けるのも昼食込みで2時間30分程かかった。
学校特有のローカルルールが書かれた看板に違和感を持ちつつ、いよいよ豊橋市街へ。

路面電車を見ると市街地の雰囲気が出る
 東海以東だとレアな路面電車

そして、豊橋市街を抜け、その先のびっくりドンキーで昼食。この先に肉の長谷川があってそっちで昼食すればよかったと後悔。

 昼食食べている時点で疲労もかなり蓄積してたが、いよいよ緩やかな坂をのぼり、静岡県へ!

3.静岡県

待望のしぞーか県です。

①湖西市

湖西市のカントリーサイン

琵琶湖の西を走る湖西線は「こせい線」ですが、浜名湖の西にある自治体は「こさい市」です。
14時50分頃、豊橋市に入り約2時間30分漸く静岡県へ。この先、潮見坂を一気にかけおりますが、もう下り坂ですらきつかった気がする。
日焼けもしてきて、日焼け止めを塗っていなかったので体がヒリヒリしてくる。途中のウエルシアで急遽日焼け止めを買ったような買ってないような。
少し前に火傷並みに焼けた沖縄で買ったクリームを塗ったかもしれない。

②浜松市

分かりにくいが浜松市のカントリーサインがある。
浜松市は区名つき

16時20分頃、政令指定都市の浜松市に入りました。とりあえず浜松駅方面を目指し、疲れたのでここで一泊することを決断。約150キロの道のりでした。最早こんなことを言ってしまう始末。東京までいくのは断念することが頭によぎる。

夜は何を食べたか覚えていないが、浜松駅前の繁華街を散策。普通に浜松観光になってしまっている
そこそこの繁華街で天王寺にひけをとらないと感じた。
駅前のバスターミナルも円形(ラウンドアバウトもどきで中央部にのりばがある)になっており、よく考えられた構造だと感じた。この構造のバスターミナルは全国的も珍しい。

合宿免許ができる浜名湖自動車学校
評判はイマイチらしい。
 浜松でかに道楽を見れるとは思っていなかった
少し感動。しかし関西のようなひとけはない。
浜松最大の繁華街 有楽街
浜松市民映画館
スクランブル交差点と新浜松駅
浜松駅のバスターミナルのイメージ 
遠州鉄道ホームページより

そして、駅近くのメディアカフェポパイで一泊した。
翌朝のことは次回に続きます。
一日目かっ飛ばし過ぎて、少し長くなりましたが今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次は進まない二日目に続きます。どこまでいけるのか(既にネタバレしてるが)!?

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