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  • 眺める水曜日

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眺める土曜日(2)[眺める水曜日(64)]

やっと書きますかな。今日中にやんないと。締め切りや記念日って本当に大事ですよね。戯曲セミナーに通ってた頃、講師のどなたかが「締め切りは大変だ。でも、無いと戯曲が書けない」と仰っていたのをしみじみ思い出す今日この頃です。気づけばこのnoteも一周年をとうに過ぎていました。 毎日外に出て労働やら観劇やら、ついでに買い物もして消毒してお風呂に入って、それだけで大仕事。書くことも後回しになってしまいます。でもインプットをした分、ちゃんと自分の身にしていかないと。Twitterに書く

    • 眺める水曜日(63)11月3日

      さて、何を書きましょう。さすがに昨日の今日だとネタがないですね。完全オフ日だったので一日ベッドの上でゴロゴロしていました。こんなのも久しぶり。10月は毎日劇場やら演芸場やらにいて、家にいる自分をあり得ないと思うくらいでした。いま、やっと落ち着いて体調を整えている感じです。 コロナ禍に入った時は正直に言うと(こんなことを書くと性格が暗いのがバレてしまいますが)雨の日の安堵感にも似たものを感じていました。自分だけじゃなく世界が停滞していることに安らぎを覚え、日常を怠けることの大

      • 眺める月曜日(2)[眺める水曜日(62)10月27日]

        10月半ばから舞台、落語、映画を観まくりました。今、脳がバグっています。一つひとつ間隔を空けて味わうべきでした。予想以上に名作・大作ばかりだったし、何より観劇は本人のコンディションによるところもやはり大きかったと思います。皆さん、体力を考えて楽しみは仕事より先に持って来ましょう。 物語の構造を観察するために、ジャンルや長さや方向性が違う作品を比較するように観たわけですが、全く別のことに気付いたりもして収穫が多かったです。たとえば、いま自分はどんなエピソードに感動しやすいかも

        • 眺める金曜日(1)[眺める水曜日(61)10月20日]

          じつにナチュラルに、書くのを忘れていました。まずいな。というかnote以外を書き過ぎているのかもしれません。だいぶ「喋りすぎ感」が自分にもあるので一ヶ月くらいsnsを休んでもいいんじゃないかしら。でも、また映画のレビューを書き始めました。頭の切り替えと体操です。構成について勉強したくて。 自分の作品を見たり読んだりしていただいて、よく言われるのは「詰め込み過ぎ」。優しい方は「盛りだくさんですね」「サービス精神が豊富」と言って下さいます。でも書きたいことが複数あったり、単純に

        眺める土曜日(2)[眺める水曜日(64)]

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          62本

        記事

          眺める木曜日(5)[眺める水曜日(60)10月13日]

          しれっと一日遅れですみません。日常が戻りバイトも復帰して、配信動画も毎日見てるので昨日はぐっすり寝てしまいました。みずがし屋「25分」の配信視聴は初日9月30日ですと10月14日23:59まで、千穐楽10月3日ですと10月17日23:59までお楽しみいただけます。どうぞよろしくお願いいたします。 配信チケット→ twitcasting.tv/momouta309/shop 公演前は夜更かしが通常運転でしたが午前中に稽古をするサイクルに慣れたのか、夜中の0時を過ぎるとき

          眺める木曜日(5)[眺める水曜日(60)10月13日]

          眺める水曜日(59)10月6日

          『時いろいろ』みずがし屋「25分」、無事終幕しました。ご来場のお客様、配信でご覧になったお客様、本当にありがとうございました。まだツイキャスの配信は各回の終演後2週間までアーカイブにてご視聴いただけます。今からでもご購入が可能です。A、B、C各回を観比べてみて下さい。秋の夜長のおともに! ライブ配信のご購入はこちら→ twitcasting.tv/momouta309/shop 大変ではあったのですが、終わってみると楽しい思い出しか浮かんでこないです。こうやって人は演劇沼

          眺める水曜日(59)10月6日

          眺める水曜日(58)9月29日

          いよいよ明日から、みずがし屋「25分」が開店いたします。今回は自分で言うのもなんですが今まで作ってきた中で一番面白いです。その最大の要因は「二人芝居だから」。こんなことを言うと、これまで自分がやって来たひとり芝居を否定するみたいですが、そうじゃありません。理由は相手役にあります。 ノンタクトしゅん。この人を最初に知ったのはおそらく知り合いの芸人さん(清水狸さん)のコントライブを見に行って、その出演者のひとりでした。本人はまったく喋らず、音ネタによるひとりコントで野球のボール

          眺める水曜日(58)9月29日

          眺める日曜日(1)[眺める水曜日(57)]

          ついに日曜日に突入しましたよ! やったね! 今週はちょっとバタバタしておりました。今月30日から始まる、みずがし屋「25分」。出演する予定だった湯前冴里さんのワクチン接種後の熱がなかなか下がらず、今回は降板ということになりました。本当に残念です。代役は瀬尾が務めます。 湯前さんは私がTwitterに載せた役者募集にいち早く反応してくれた方のひとりでした。zoomでお話を聞くと、ご自分から積極的に売り込んで映像の仕事にも取り組んだり、かなり頼もしい方でした。でも笑いながら話を

          眺める日曜日(1)[眺める水曜日(57)]

          眺める水曜日(56)9月15日

          毎回遅刻しすぎて、もはや日付が変わったくらいではタイトルを修正する気にもならないです。台本は特に遅筆というわけでもないですが、ぎりぎりまで細かい部分を迷うタイプ。だから最後まで書けていないのと実は一緒です。でも文章は最後の推敲が好きです。いつまでも出来てしまいます。 このnoteを始めたおかげで自分が同じようなエピソードをいくつも並べて書くことや、書き始めはやはり口語になることを自覚できました。口で喋って伝わる語順と文字で読みやすい語順は違います。何か文章を読むときも、その

          眺める水曜日(56)9月15日

          眺める土曜日(1)<眺める水曜日(55)9月8日>

          はあぁ! 結局土曜日になってしまいました! 何やってたんだというお話ですがちゃんと稽古をしてましたよ! しかも対面で。さすがにzoomでは立ち位置は決められないので施設をお借りして通っています。住宅街の中にある集会所なので音に気をつけながら窓をきちんと開け、マスクももちろん付けています。 ノンタクトくんと湯前さんにはずっと自宅もしくは場所を借りて、zoomでの稽古をお願いしていたので立ち稽古初日はまさしく水を得た魚のようでした。裏を返せば彼らからずっと水を奪っていたのだなと

          眺める土曜日(1)<眺める水曜日(55)9月8日>

          眺める水曜日(54)9月1日

          雨のおかげもあって今夜は涼しい。季節の変わり目に懐かしさを感じる年頃になってしまいました。具体的な場面が思い出されるわけでもないのにちょっとどきどきするのは何でしょう。久しぶりの気配の中に当時の体感が呼び覚まされるのか。裏を返せば、今はまったく凪であるということか。 9月もまだ1日なのにすでに切ない気分です。暗めの木目調の喫茶店でこっくりとしたケーキと一緒に珈琲を飲みたい。どこから読んでも分かる馴染みの文庫本を脇に置いてぼうっと音楽を聴いていたい。そしてそれは誰にも影響しな

          眺める水曜日(54)9月1日

          眺める木曜日(4) <眺める水曜日(53)>

          今年6月末に活動を開始した演劇ユニット「みずがし屋」。先週、出演者のノンタクトしゅんさんが新型コロナの陽性判定を受け自宅療養に入り、稽古も一時お休みに。本日はもう一人の出演者である湯前冴里さんと読み合わせを再開しました。ノンタクトさんには回復し次第、稽古に合流していただきます。 もともと稽古の大半をzoomで行う予定でしたが、瀬尾が入り組んだ会話劇を書いてしまい、大量の台詞と作業量を予想した湯前さんが「対面稽古(zoomではなく出演者が同じ場所で共に行う稽古)に切り替えたい

          眺める木曜日(4) <眺める水曜日(53)>

          眺める水曜日(52)8月18日

          先週は勝手にお休みしてしまいました。2回目のワクチン接種をした当日でした。昼間に病院で打ってもらって、家に帰ってお風呂に入りご飯を食べて小一時間寝て、晩にzoomで仕事の会合があって遅くまでお話をして、終わってさあ寝るか、の時になって腕が結構痛くなっていることに気づきました。 注射を打ってすぐは特になんともなかったのに、寝なきゃ行けない時間帯に左腕がなかなか重くなっていて、Twitterで「ひどい打撲を受けたような痛み」と誰かが言っていたのを目にしてたのですが本当にそんな感

          眺める水曜日(52)8月18日

          眺める水曜日(51)8月4日

          最近、執筆の参考にするつもりでネットフリックスに登録したのですが、率直に言って「やべぇな」と思っています。心にヒットしてくる作品が多すぎる。おそらく昭和生まれ平成育ちのテレビっ子がキュンキュン来るラインナップばかりです。こんなことをされては勉強どころじゃありません。 いいですか、同世代の皆さん。まず子どもの頃に見ていたアニメが勢ぞろいです。「美少女戦士セーラームーン」「幽☆遊☆白書」「SLAM DUNK」「カードキャプターさくら」「ママレード・ボーイ」「ロミオの青い空」など

          眺める水曜日(51)8月4日

          眺める水曜日(50)7月28日

          オリンピックをほぼ観てません。スポーツは嫌いじゃないですが自分の作業もいろいろありまして。瀬尾が長くつぶやかないときは落ち込んだり怒っているということはありません。単に頭の中が仕事でいっぱいだったり、むしろ日々が充実して「つぶやいていないことに気づいてない」ことが多いです。 意外と何も考えてなくて、前にも似たことを書いたと思いますが相手からは気を遣ってもらうことが多いのに私は何も気にしてなかったりします。よっぽど私が無愛想か行動が不可解なんでしょう。「そんなに気にすることで

          眺める水曜日(50)7月28日

          眺める水曜日(49)7月21日

          動画でずっと『名探偵ポワロ』を観ている。デビッド・スーシェが出ているドラマ版。台本の執筆のためにはまったく別のジャンルを観るのが今は望ましい。でもたぶん現実逃避したいのだ。当然ながら毎回誰かが死んだり危険な目にあったりするわけだが、動画を流している間は何だか落ち着くのである。 私は推理小説をほぼ読まない。まず字を読んで登場人物を全て認識して事件のあらましを思い描いて……という作業が無理。シャーロック•ホームズもドラマで観てかろうじて知っているだけ。シャーロッキアンとは言えな

          眺める水曜日(49)7月21日