カッコつけないふつうの暮らしを発信したくて、同人誌、はじめました。

　きっかけは、「まちの関わりしろ」って作れるもんだろうか？という会話でした。自分達も含め、もっと気軽にまちに関わって、居心地が良くなったり、さらには誰かに喜んでもらえたりすると、日々の暮らしがもっと楽しく豊かになりそうです。
　だったらすぐできる「関わりしろ」づくりとして、静岡について書きたいことを書くゆるいマガジンを作ってみたらどうなるんだろう、と、創刊に至りました。

　家族や仕事の都合で初めて静岡で生活することになった人、Uターンして久しぶりに静岡に戻ってきた人、静岡から一度も出たことのない生粋の地元人…いろんな立場の人が、静岡の暮らしの中で感じつつ、でも口に出すこともないような日常のあれやこれやを書き留めた、月1度発行する（予定の）同人誌。誰のためでもなく、何のためでもなく、自分たちの小さな日常の「いいこと」を表現する。サイズだけ決めて、あとはひな形もページ数も編集も一切なし。好きなことを好きなようにありのままで。だから全然違う個性をもったページがあつまりました。ありそうでなかった、「#ニューノーマル」な冊子じゃない？

　一体これは何なのか。発起人らも理解していないまま、怪しげな呼びかけに創刊号「vol.0.0」から参加してくれた６人の出稿メンバーに、そして今後参戦してくれるメンバーに、感謝と今後へのワクワクを込めて。
（発起人 masaki / 阪口せりな）

---

2022年11月創刊　vol.0.1
月刊同人誌「#ニューノーマル・シズオカ」

#ニューノーマル・シズオカvol0.1 2022年11月創刊号

電子ブックとして公開しています。もしもリンク先で読めない場合は、こちらからPDFファイルをダウンロードしてお読みください。

制作メンバーについて

　創刊号は、様々な経緯で集まった8名が執筆しています。デザイナーや薬剤師、ハンドメイド作家、会社員…ライター業とは縁遠い人もいれば、なんとプロの編集者も混ざっていたり。ただし、美的センスとスキルを持った方たちがメンバーにいるにも関わらず、表紙の作成や全体編集は素人のmasakiと阪口がおこなっています。素人の手作り感と垢抜けなさも含め、肩の力をぬいてお楽しみいただければ幸いです。（目に余るダサさやミスがあったら、私の責任です..by 阪口）

以下、ネーム順にご紹介。

Ayano Ichiyanagi

絵描き / デザイナー
清水区出身→京都生活10年→ 2018年より静岡にUターン・現在島田市在住
2歳児のママをしつつ、作家活動中。自然や植物をモチーフにした絵画作品を制作。日々の暮らしの中から、日記のように切り取って描いています。
主なworkとして、テキスタイルデザイン・イラスト・絵画・ワークショップなど。

kosuke

石川県出身。大学進学から東京在住だったがリモートワークが進む中で静岡に移住。折角なら静岡に関わるような仕事を探しつつも東京での仕事も継続していて貧乏暇なしを実践中。

masaki （発起人1）

京都寄りの大阪出身。東京勤務を経て、偶然赴任した静岡の住み心地があまりに良く、そのまま居付いて７年ほど経ちました。綺麗な空と旬の美味しいものが好き。国内旅行の頻度が増えてきました。

mon petit chat

会社員 / ハンドメイド作家　
福岡県で生まれ大阪の本籍をもちつつ東京で育ち、2022年から結婚を機に静岡県に移住。主に猫中心の下僕生活を送っています。

saki

茨城県出身。世界一周を志し、仕事を辞め全財産を握りしめて出国するもパンデミックで強制帰国。国内をふらふらしている間に静岡に流れ着きました。現在は薬剤師をしながらこっそり再出国の機会を伺っています。最近の趣味は同居人とお出かけすることです。

阪口せりな （発起人2）

関西出身、都内で5年働き、静岡へ引っ越してきました。今年で静岡暮らし4年目。 カメラで生き物とったり、たまに山に登ることが趣味です。少しマニアックなものだと、工場巡りとタクシー無線が好きです。

推しん子

デザイナー / 事務経理 / シェアオフィス受付
生まれも育ちも清水の生粋の清水人。オタク。好きな仕事を好き勝手やりながら、推し中心に日々生きてます。推しがいる人生幸せ。推し会うため毎月のように清水と東京を往復中。

冨田 和政

編集者 / オクシズマガジン編集長 / 島田市出身
静岡の街の好きなところ、面白いところを見つけて、切り取り、発信しながらローカルメディアを作っています。フォトグラファーもやってます。

--

　来月号は12月下旬に発刊予定です。メンバーの追加もあるかもしれません。noteで発刊のお知らせをする予定です。フォローしていただければ、忘れたころに更新通知がお手元に届くはず。
　今後も無理せずかっこつけず、日常のなかでちょっと嬉しかったことなんかをそれぞれの視点でお届けしたいと思います。どうぞよろしくお願いします！