LIAM GALLAGHER: AS IT WAS
皆さん今日も生きてますか??本日も仕事が鬼のように忙しくクタクタになって帰宅しこの記事を書いていますひーびです。きっと僕以外にもクタクタになりながらも記事を投稿している人もいるんだろうな。みんな偉いよホント。
先日、我らがリアムのドキュメンタリー映画を観てきた。『AS IT WAS』
本土の方では9月に公開され、音楽好きはもちろんOasisファン、リアムファンは食いついたコトでしょう。僕もいいな〜と指を咥えて見てましたが。
ここ沖縄でも11月7日から公開され、日の目を見ました!!!!
沖縄のみんな見るなら今だぞ!
ここからはその内容を踏まえつつ感想を交えて書いていきますね。
まずこの映画ではOasisの曲は使われていないのでそれは改めてご承知いただきたい。
これはノエルが使用を許さなかったらしいですね。ただOasis時代の映像は映されます。そこでは音声はカットされたライブ映像などが流されます。
個人的にはすごく残念だった。リアム復活を告げるマンチェスターでのチャリティーコンサートの映像も流れますがあそこも映像だけで肝心な『Live foever』は聴けずじまい。
このライブは映画で一つの重要なシーンでありますので映画を見た後は是非映像で確認して頂きたい。リアム完全復活の瞬間です。
ノエルが悪者扱いされている。
まずこのドキュメンタリー映画。終始ノエルが悪者みたいな扱いを受けている。これは僕が個人的に思ったコトなのだが僕には何故か最初から最後までノエルが悪い的な扱いを受けているのではないかと思われる。
特に前半の扱いはあいつが悪い、あいつが悪いなどの連発。
しかし後半には許していると言う発言も見えるが如何せんこの二人は本当に仲が悪い。この10年電話もしていない始末。Oasis再結成はあり得るのだろうか?
リアムの復活
この映画の最大のテーマ。これが本当に美しい物語に仕上がっており。胸熱なのだ。Oasis解散からすぐに残されたバンドメンバーで『Beady eye』を結成。そこからこの映画は幕を開ける。
順調にみえたバンド活動もうまく軌道に乗ることができずに解散。
ちなみに『Beady eye』の1stアルバムは傑作の出来なので是非聞いて頂きたい。
そこから私生活でも離婚問題、マスコミに追われる日々。まさにドン底まで落ちた男がもう一度音楽に救われ、またステージに戻るまでを描くのがこの映画最大の魅力なのだ。
また周りにいる人たちも素晴らしく、特にリアムの奥様は本当にリアム復活を後押しした最大の功労者でしょう。彼女の存在がなければリアムのソロ復活はなかった。
そして長男ポール(ギャラガー兄弟は3人兄弟でポールが長男、ノエルが次男、リアムが三男という公正なのだ)この方はリアムが絶望の果てを彷徨っていた時にいつも傍にいた男でリアムの心の支えだったコトだろう。
そしてもう一人元Oasisのギタリスト、ボーンヘッド。この人もリアムをいつも支えていて復活して以降も交流は続いておりライブでギターを演奏することも。
映画ではこの二人の話がよく出てきて面白い。特に兄貴のポールの話はOasisファンなら思わず笑ってしまうエピソードもあります。
リアムの素顔が見れる。
これもこの映画の最も重要なポイント。前半はOasis解散からのその後のリアムの復活を遂げるまでのエピソード。後半は怒涛のツアーのドキュメンタリーになっている。まさに裏側のリアムが観れるのだ。もうそれはOasis時代の悪ガキではなく、少し大人に成長したリアムを見れる。最後のシーンでOasis時代の暴言など現在のリアムと比べられるシーンがあるがあまりにも違いすぎて笑ってしまう笑
そして特筆すべきは子供たちとのシーンが非常に多い。
これはもうこんなに使うかと言うツッコミを入れたいほど多いです。そこで皆見えるいい親父ぶりが最高なんです。こんな親父惚れるだろうと言わしめるほどカッコイイ。
印象的なシーンで子供が俺もバンドをやるよと言う発言に対して。
『なんでもやれ!やりたいことは全部やれ』『別に上手くなくてイイ』
『Oasisも下手くその集まりだった』などと言う発言にはちょっと良いこと言うなリアム!!となってしまった笑
そして前妻との子との18年ぶりに会えたいうシーンで語るリアム。
今は大事な大事な俺の家族だと胸を張る彼は本当に素敵だった。
映画は2018年の2ndアルバム制作するという段階で幕を下ろす。これは映画自体は2019年に本国イギリスで公開されたこともあるのでここ日本では時差があるのはしょうがないことだが最後の最後に2ndアルバム収録の『Once』という曲のレコーディング風景が映される。
人生は1度キリと歌うリアムに今の彼の全てが映し出されている最高の楽曲。僕もリアムソロの楽曲の中では最も好きな曲。まさか映画の中で聴けるとは思わなかったので流れた時には度肝を抜かれた。最高でした。
そして最後にこの一言で映画は締め括られる。
『ステージのど真ん中、そこが俺の居場所だ』
一生ついていくぞリアム。まだ始まったばかりだ。
長文失礼。また明日もこの場所で!!
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