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遊びの話。【XENO(ゼノ)】

こんにちは。Taikiです。

今回は最近ハマっているカードゲーム【XENO(ゼノ)】について書きます。
ラブレターというカードゲームを基に、オリエンタルラジオの中田敦彦さんが考案したゲームです。アマゾンではベストセラーになっています。
まずはゲームのストーリーから見ていきましょう。

1. ストーリー

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皇帝の圧政に苦しむ国があった。反抗的な者はすぐに処刑され、国民は怯えていた。親を処刑された孤独な少年はこの国が変わることを願って耐えていた。そこへある日、上空に巨大な飛行船が飛来し英雄が現れた。「力により支配する者は必ず滅ぶ。」少年は英雄の言葉を信じることにした。英雄は不老不死の力を持つ奇跡の人だという。

皇帝は秩序の乱れを恐れ、兵士に英雄の逮捕を命じた。占師が透視の力を用いて英雄の居場所を見つけ出した。英雄は兵士に包囲された。しかし乙女が祈ると霧に包まれて英雄は再び姿を隠した。そこから国が混乱したまま、何年かの時が過ぎた。兵士の多くが死神と呼ばれる病で倒れ、捜査は難航していた。貴族は皇帝に、早期決着のための直接対決を進言した。

皇帝が賢者を呼び、この先の未来について尋ねると三つの未来を提示した。一、皇帝が英雄を見つけて処刑する。     
二、英雄の教えが革命を起こす。       
三、皇帝と英雄両方が死に別の者が国を治める。
​皇帝はその夜、自分が英雄となる夢を見た。一方、英雄は自分が皇帝となる夢を見た。その夢で、英雄の目的が革命でないことを皇帝は知った。そして、皇帝の圧政は外国に攻められない強い国を作るためだと英雄は知った。
​その夢を二人に見させたのは、平和を願う精霊だった。

皇帝は悩んだが、王家に伝わる教えを思い出した。「空から舞い降りて国を乱す者が現れたとき、王家の剣にてこれを封じよ。」皇帝は再び総力をあげて英雄を探し出した。そしてついに英雄を引きずり出し、王家の剣で英雄を処刑した。不老不死の英雄は、王家の剣の不思議な力により転生することができなかった。皇帝は国民の前で、自らの勝利を宣言した。だが、まさにそのとき皇帝が何者かに背後から刺された。

刺したのは兵士であった。「力によって支配する者は必ず滅ぶ。」その兵士はかつて英雄によって救われた少年だった。その兵士は周囲の信頼を得て新たな皇帝となった。そして英雄の教えの通り、外国とも調和しつつ全ての民に優しい国を作った。英雄は転生することはなかったが、その教えは死なずに生き続けた。国に平和が訪れると、飛行船はどこかへまた飛び立った。

引用元:https://www.happybrainwash.com/xeno

このストーリーを読むと、ファンタジーのような世界観が伝わってきますね。イラストやデザインもどことなくファイナルファンタジーのような感じに見えます。

2. ゲームのルール、勝敗について

手札からカードを場に出し、その効果で相手のカードを見破ったり、脱落させたりしながら進行していくゲームです。勝敗の判定は2パターンあります。
1. 一人以外のプレイヤーが脱落すれば、その時点で残っている人が勝ち。
2. 山札がなくなればゲーム終了。その後、残った手札をオープンにした状態で比べ、数字の1番大きいプレイヤーが勝ち。数が同点の場合は引き分けとなります。
3. カードの効果で対決した相手と手札の数字が同じだった場合は相打ちとなり、どちらも脱落します。その時、他にプレイヤーが残っていない場合は引き分けとなります。

このように勝敗の判定自体はシンプルながらも、勝つために、戦略を練ったり、相手と心の読み合いをしたりします。これがXENOの醍醐味と言っても過言ではありません。

3. ゲームの流れについて

ルール表を一枚ずつ手元に置き、カードをシャッフルして、各自手札として1枚ずつ配ります。残ったカードは中央に山札として裏向きに置きますが、1番上の1枚を裏向きにしたまま横向きに「転生札」として設置します。

誰からスタートするかを決めたらゲーム開始です。
※スタートプレイヤーから時計回りで進行します。

自分のターンが来たプレイヤーは以下の行動を行います。
1. 山札からカードを引き、手札に加える
2. 手札から2枚のうちの1枚を出す
3. 出したカードの効果を発動させる

4. カードの効果について

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ゲームカードは全部で18枚あります。

【Rank1】少年(効果:革命) 2枚
1枚目の捨て札は何の効果も発動しないが、場に2枚目が出た時には皇帝と同じ効果「公開処刑」が発動する。
【Rank2】兵士(効果:捜査) 2枚
指名した相手の手札を言い当てると相手は脱落する。
【Rank3】占師(効果:透視) 2枚
指名した相手の手札を見る。
【Rank4】乙女(効果:守護) 2枚
次の自分の手番まで自分への効果を無効にする。
【Rank5】死神(効果:疫病) 2枚
指名した相手に山札から1枚引かせる。2枚になった相手の手札を非公開にさせたまま、1枚を指定して捨てさせる。
【Rank6】貴族(効果:対決) 2枚
指名した相手と手札を見せ合い、数字の小さい方が脱落する。見せ合う際は他のプレイヤーに見られないよう密かに見せ合う。
【Rank7】賢者(効果:選択) 2枚
次の手番で山札から1枚引くかわりに3枚引き、そのうち1枚を選ぶことができる。残り2枚は山札へ戻す。
【Rank8】精霊(効果:交換) 2枚
指名した相手の手札と自分の持っている手札を交換する。
【Rank9】皇帝(効果:公開処刑) 1枚
指名した相手に山札から1枚引かせて、手札を2枚とも公開させる。そしてどちらか1枚を指定し捨てさせる。
【Rank10】英雄(効果:潜伏・転生) 1枚
場に出すことができず、捨てさせられたら脱落する。
皇帝以外に脱落させられた時に転生札で復活する。

これらのカードの効果を使いながらプレイヤーは心理戦を繰り広げます。

所要時間はおおよそ5分~10分と短く、最大4人まで遊ぶことが出来ます。
また価格も800円程度となっており、非常にコスパの良いカードゲームです。戦略はいくつでも立てれますので、飽きがこないのも良い点です。

自粛がまだまだ続く情勢ですが、これを機会にご家族やパートナーの方と、家で一緒にXENOを楽しんでみてはいかがでしょうか?

「お勧めのカードゲーム、ボードゲームがありますよ!」という方がいらっしゃいましたら、コメントいただけると嬉しいです!

See you soon・・・


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