【書籍紹介】みんなが誰かを幸せにしているこの世界
久々の、「本」の回。
久々に、心が動いた作品があったので
記しておきたいと思います。
みんなが誰かを幸せにしているこの世界
「One World」喜多川 泰
別々に成り立っている9つのストーリーが
人と人との出会いによって、
ひとつの物語へとつながっていく。
☝︎(今なら AmazonAudible で無料で聴けます)
はじめはなんてことない
平和なお話が続くなぁ。
他の作品のような
盛り上がりポイントは
いつ来るのだろうか。
なんてことを考えてたのです。
そしたら迎えた最終話で
完全に目が覚める(遅っ)
誰かの想いや行動が、
また別の誰かへと繋がっていき
「そして世界がひとつになっていく」
ワンワールド!そういうことか!!
と、瞳孔ひらきました。
短編と見せかけて、
実はすべてが繋がっている
長編ストーリーだったのです。
(詳しくは言えないけど)
人はどこかで誰かに支えられ、そして今がある
誰もが人生の主役で、
誰かの人生に影響しているこの世の中。
ある時は主人公として、
そしてある時は脇役として
主人公を支える重要な人物となる。
自分の人生を生きるだけでなく、
自分自身の言動が相手の人生に
大きな影響を与えている。
そして自分の行動のきっかけには、
誰かの行動がある。
人に恵まれすぎている
自分自身の人生を
振り返って考えて見ると
もはや共感しかない。
意識しないと
思い出すこともしない、
読むたびに
そんな大切なことに
気付かされる本。
この世の中を変えたい
そんな野望を持っている方は
おりますでしょうか。
なにかを感じ行動することは
大切なことです。
だけど自分ひとりの力では
規模が大きすぎるのが現実。
「目の前の人を、明るくすること」
なんだかんだ
ひとりひとりが
自分の周りにいる人、
目の前にいる人を笑わせたり
話を聞いてあげたり幸せにすることが
世の中を良くすることができる
最速ルートな気がするのです。
この本を読んだら
そんなふうに感じるのです。
一見大したことない
小さな行動が巡り巡って
大きな繋がりとなるという
常に心に置いておきたい
大切なことが
エピソードを通じて感じられる、
時間をあけて何度も読みたい
お気に入りの一冊です。
人はどこかで誰かに支えられていて、
そして今があるということ。
忘れずに生きていきたいですね。
そんな感じ。