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〜世田谷の秋を彩る、熱き若者たちの想い~ 学園祭実行委員にインタビュー! ―日本大学 文理学部 桜麗祭 前編―

秋も深まってきた今日この頃。
世田谷には、そんなに肌寒さにも負けず、メラメラとアツい想いを燃やす若者がいた…!

学園祭実行委員にインタビュー!
大学の1年間で最もアツいイベント“学園祭”と、
その学園祭を創り上げる“実行委員”の方の想いを届けます!

今回は2019年11/1(金), 2(土), 3(日)に行われる 日本大学 文理学部 「桜麗祭」編です!
ねつせた!メンバー「#2」が、開催に向けて準備を進める実行委員長 小野 芹香 さんにお話を伺いました。

小野 芹香 (おの せりか)さん
日本大学 文理学部 中国語中国文化学科 3年生
第27回桜麗祭実行委員会 委員長

色々な人と関わりたい!

#2 サークルってたくさんあると思うんですけど、どうして桜麗祭実行委員に入ろうと思ったんですか?

小野さん 周りは高校生の時に文化祭の実行委員をやっていたからっていう人が多いんですけど、私の場合はちょっと特別で。大学に入って、「友達が欲しい」とか「色んな人と関わりたい」と思っていたのでサークルには入りたかったんです。
ただ、自分自身に長けているものがあまりなくて、スポーツも得意じゃないし、音楽も得意じゃないし、でも文化祭実行委員だったら大人数で活動できるし、楽しそうだなと思って、そんな理由でした。結構安直ですね笑

#2 そうなんですね。
実際に活動していて楽しいですか?

小野さん そうですね。
文理学部は16学科あるので結構人が多いんですけど、自分の学科以外に先輩・後輩・同期ができたのはスゴイ大きいなと思っていて。なかなか学科だけだとこじんまりしていたので。そういう意味では色んな人と関わることができたんで、私が入った動機にはちゃんと合っていると思います。

#2 入ってから、実行委員ではどんな活動をしてきたんですか?

小野さん 実行委員の中でも部署が3つに分かれていて、予算関係とか業者さんとの調整を行う「総務部」と、パンフレットやポスターを作って宣伝活動を行う「広報部」、桜麗祭の企画を考える「企画部」があるんです。
その中でも私は企画部に所属しています。

#2 企画部というのは希望されたんですか?

小野さん 希望しました。
実行委員に入るのが楽しそうだなって思った理由にトークショーがあって。私が実行委員に入る前年度のトークショーのゲストが声優のKENNさん という方なんですけど、私は声優さんが好きなので「あ、なんか楽しそう」って思ったんです笑
私自身も普段トークショーとかライブに行ったりするので、いつもは楽しむ側だけど、自分が企画して楽しませる側になりたいと思って企画部を選びました。

#2 「自分が企画して楽しませる側に」すごいですね。
具体的にはどんな事をされたんですか?

小野さん 1年生の時は“トークショー”と子どもの工作教室を行う“さくら展”と“フリーマーケット”の3つを担当しました。宣伝物の作成や工作教室で必要な工作物の準備、トークショーのチケット販売をしたり、当日はさくら展で子ども達と一緒に工作したり、フリーマーケットは近隣の方にも出店して頂くのでそのお手伝いなどをしたりしていました。

#2 1年生からやる事盛りだくさんですね笑
2年生の時は何をされたんでしょう?

小野さん 2年生の時はフリーマーケットの責任者をしました。元々フリーマーケットは建物の中で開催していたんですけど、事情があって使えなくなってしまって。そこで去年、新しく中庭ができるという事で外で開催することにしました。ただ外なので雨天とか、建物が多くて風がとても強いので、こんな広い外でやって管理ができるか色々悩んだんですけど、先輩たちに助けてもらいながら、なんとか3日間晴れて開催できました。

#2 2年生の時は大きなチャレンジをされたんですね。

実行委員という居場所

#2 そして3年生から実行委員長ということですが、なぜ実行委員長になられたんですか?

小野さん 大学ってクラスがあるわけでもないし、授業受けて帰るだけだとちょっと寂しい感じがするんですけど、実行委員に居るのが、なんかこう自分に居場所がある感じがして好きで。
実行委員は結局ボランティアなので自分がどれだけ参加するかは本人次第なんですけど、そういう「自分の居場所があるな」っていうのを後輩にも作ってあげたいなって。あと大好きな先輩たちから受け継いだから、さらに私の下の代にも繋いでいきたいなっていうのがありました。

#2 自分が心地よいと感じた居場所を繋いでいくってステキですね。
実際にどんな工夫をされたんですか?

小野さん 1年もあるとモチベーションって上下するじゃないですか?で、「実行委員に行こうかな」って思う理由の1つに「実行委員の人と居るのが楽しい」っていうのがあると思うんです。だから楽しいと思ってもらえるようにレクリエーションを増やしました。1年生同士の交流をたくさんしてもらったり、実行委員の部署をシャッフルして交流する場を作ったり。あとサークル室のレイアウトをよく考えて居心地の良い場にしました。
他にも、3年生が「今の時期にこれやらなくて大丈夫?」と下の代を気にかけたり、細かいアプローチをするようにしていました。

実行委員を通じて

#2 学園祭を通じて、どんな時にやりがいを感じますか? 学園祭が終わった時ですか?

小野さん そうですね。桜麗祭に来てくださった方・関わってくださった方が笑顔で帰ってくれるのは嬉しいですね。
でもなんか当日は3日間を終えて「楽しかった~」というよりかは「終わった、」みたいな安心感が強くて笑
その後、日にちが経って振り返ってみて、「あの時楽しかったな」って感じます。実際に終わってから、「私はこれを来年も続けたいな」って思って委員長選に出たので。

#2 終わってすぐは安心感の方が強いんですね。
実行委員をやって、成長した点や身についたスキルってありますか?

小野さん なんか、より人の話を聞こうと思うようになりました。
実行委員長になって、「新しくこれをやりたいんです」って言われた時に「どうしてそう思ったのか」とかをすごく聞いて、なるべく相手の立場で考えるようにしました。
やりたいと言われた事に必ずしも全部「良いよ」とは言えないので、じゃあそれが何でダメなのかを具体的に返事するためには相手の話をちゃんと聞かないといけないじゃないですか。

#2 なるほど!たしかに大事ですよね。

小野さん なんか相手の話を聞くだけじゃなくて、相手の立場に立って考える事をこの1年間ですごく学んだ気がします。

以上、学園祭実行委員にインタビュー! 〜日本大学 文理学部 桜麗祭 前編〜 でした!
後編では、今年度の桜麗祭にかける想いについて伺います。次回もお楽しみに!

桜麗祭 ポスター

(#2)

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