見出し画像

コンプライアンスとの付き合い方

話題のコンプライアンス。

アメリカではトイレも男女を分けてはいけないとか(スパは分かれてるけど)極端な例はあるけれど、多民族国家で、多様性を認め合う文化で成り立っている国だからこそのひとつの文化。特にこのカリフォルニアでは特にその代表で、それと上手く付き合っていくためのルール、と考えたら納得し始めた今日この頃なのです。

例えば。
従業員リーダー「店長、今度は男性をやっとってください」
店長(わたし)「Why?」
従業員リーダー「ゴミを捨てに行く人がいないんですよ」
店長(わたし)「新人を二人も入れたばかりじゃない。」
従業員リーダー「二人とも女性だし」

これを聞いていた別の従業員。
従業員Bさん(男性)「It's not fair!(不公平だよ!)」
店長(わたし)「That's right. そうですよ、性別によって責任を変えるのはダメです、スキルのランクによって指示を出してください 」

これは数日前の会話。
男は男らしくとか、女は女らしく、の昭和の概念にも一理あるけれど(嫌いじゃないけどw)、女性だってゴミ出し行ける力はあります。

コンプライアンスは従業員を平等に扱うためのツール、「法令遵守」という意味で、企業に必要な「コンプライアンス」とは、法令遵守の他に、社会的倫理観や規範に従って、「公正・公平に業務を行う」ことを意味しているとすれば、なるほど納得。

道路交通法と同じように、多少はスピードをオーバーしてしまうコトはあるにせよ、必要なルールで、その規則を使いこなせば、かえって企業にとってはメリットが多く、リーダーに持つべきスキルです。

カリフォルニアで100名を超える従業員との中で実感しています。

皆さまの経験談、体験談、聞かせてください♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?