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私的ニート負のスパイラル精神構造について(前篇)


ニート生活は一年近くに及ぼうとしている。

私は負のスパイラルに入っている。

ニート故なのか、ホルモンバランスの揺らぎ故なのか、加齢による脳の老化故なのか、あるいはその全ての相乗効果なのか、

定かではない。

   生産性のない自分に引け目を感じる
     ↓          ↑
   買い物に罪悪感が湧く
     ↓          ↑
   出掛けなくなる
     ↓          ↑
   人と関わらなくなる    
     ↓          ↑  
   気持ちが鬱々とする → → 
     

夜宵★的二次元精神構造

図に起こした、これがコイルの螺旋ラセン状に下降する、私的ニート負のスパイラル精神構造

※厳密にはspiralスパイラルは二次元曲線の「渦巻」であり「螺旋」は三次元曲線のhelixヘリックスなのだが、日常的に定着していることを鑑みspiralスパイラルを採用す)


働きたいと思っている。

働きたい理由は、自分の稼いだお金で好きなものを買いたいから、働く充実感を得たいから、胸を張って他者と向き合いたいから、人と関わりたいから、ボケたくないから、有意義に生きたいから。

……こう書き挙げてみると、私は働くことの意義をこれほどに見出だしているのだなと気付かされる。

それでいて、一方で、なんとなく働きたくない自分も自覚している。

働きたくない理由は、働くのが煩雑だから、自分に自信がないから、だろうか。

まだ見ぬ新たな職場の人間関係や自分の実務能力の在り方に怯えている。


逆説的なものを感じるが、ニート生活は、私に労働の意義・意欲を発芽させるとともに、その怖さをもじんわり培養してしまったように思われる。

―――「私的ニート負のスパイラル精神構造について(後篇)」につづく



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