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【夜宵★紀行】山形の旅①<山寺編>

2024/4/5~7

銀山温泉に行く、それはツレの「やりたいことリスト」に長いことあった。

銀山温泉の宿は大人気で、予約が取れないことで有名。

しかし、「今年こそは」とツレが粘り腰を見せ、熾烈な予約競争を制した。

じゃあ、ついでに山形の友達にも会いに行こう、山寺も詣でるか、となり、今回の旅は動き出す。


<日程>
4/5 山寺、山形市内
4/6 銀山温泉
4/7 帰途




✦ 山寺とは…

山寺は、正しくは
宝珠山 立石寺といいます。

貞観2年(860)、第三世天台座主慈覚大師円仁 が開いた、天台宗の御山で東北を代表する 霊山です。
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」 という松尾芭蕉の句でも知られています。
豊かな自然に恵まれ、春・夏・秋・冬、 四季折々の雰囲気を楽しむことができます。

公式HPより
山寺MAP
(観光パンフレットよりスクショ)


✦ まずは山寺へ


4/5 5:10、家を出発(←群馬)。

電車を乗り継ぎ、山寺駅に降り立ったのは10:28。

快晴、微風。

スウェットの上にダウンを羽織ってちょうどいいくらいの陽気である。

観光地かと思いきや、閑散としている。


✦ 「登山口」


駅から5分くらいで「登山口」に到着。


✦ 「根本中堂コンポンチュウドウ


石段を上がった先には、「根本中堂」。

「根本中堂」
国の重要文化財
「御神木」
「芭蕉像」
隣りには弟子の像も


✦ 「山門」

「山門」で入山料300円を納める。

「山門」
御守りやおみくじあり

山門をくぐれば、奥之院まで9000段以上の階段だ。

このあたりから人が増えてきたような。

外国の方もちらほら見かける。

果てしなくのびる階段

雪はないが、桜もなく、まして新緑には程遠い。

深い緑の針葉樹林の中をゆく。


✦ 「姥堂」


堂内には三途川サンズノカワで亡者の衣服を剥ぎ取る鬼婆・奪衣婆ダツエバが祀られている。

「姥堂」
極楽と地獄との分かれ目とされる。
極楽浄土への入口。

さらに、登る、登る。

大腿四頭筋が悲鳴を上げる急勾配。



✦ 「蝉塚」


「蝉塚」まで来た。

ここまでで、登り始めて20分くらいか。

息切れがひどい。

「蝉塚」
芭蕉のかの句をしたためた短冊を埋めた塚

「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」なんて、詠める余裕がまずすごい。


✦「弥陀堂」


そして、「弥陀堂」。

風化侵食でできた阿弥陀像。

ちゃんと見えた人にはしあわせが訪れるという。

「弥陀堂」
私に見えている像で合っているかな?

それにしても息が切れる。

あまりの息切れ具合に恥ずかしくなるほどだ。

何十段かに一度、小休止しながら進む。

ダウンを脱ぎ捨て、腰に巻き、進む。

汗ばんだ頭皮に、爽やかな風が通過して気持ちいい。

夏場だったら相当過酷だろう。

おじさんたちが山道を掃除しているのにでくわす。

こちらはヒイヒイ言っているのに、へっちゃらで箒を忙しく動かしている。

尊敬。


✦「仁王門」


「仁王門」までやっと来た。

登り始めて30分。

「仁王門」
左右に安置された仁王像は運慶の弟子の作とされる


✦ 「五大堂」


永遠に続くかと思われたギョウは、あるところから急に展望が見えた。

え、もう着く? 着いた!ってな感じ。

「五大堂」だ。

この景色。

真正面からの眺め

なんて清々しい。

正面やや左から
向かって左の側から見た景色
画面右下は「開山堂」か

「開山堂」は、シートかぶってた。

修復中だろうか?


✦「奥之院」


登り始めてから45分ほど経過。

「奥之院」到着、11:20。

「奥之院」

登り切って、膝がガクガクいっていることに気付いた。

「膝が笑う」ってこのことか。

私も年取ったな。

本堂

参拝しおみくじを引いた。

おみくじ
末吉だった

まさに私のことだ!

頑張るよ。

✦ 下山


下山は早い早い。

笑う膝を押さえながら、すいすい。

12:00前には山寺駅に着いた。

トータル約1時間半の行、終了。

はたして私の業は落ちただろうか。

駅のホームから観た山寺全景
よく登ったなぁ

12:08の電車で山形駅に向かう。

お昼ごはんだ。

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