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ただの日常のこと

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さくらももこや星野源みたいな、すてきな文章のエッセイを書いてみたいと思いました。
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後ろ向きなフランス語学習

後ろ向きなフランス語学習

訳あって、フランス語を勉強している。どうしても必要だからやっているので、やらなければならない。

しかし、つらい。

そもそも、本当にフランスに全く興味もなかったので、やらねばならぬこととしてやるのがツライ。
Twitterで、フランス留学されてる方が "私はフランスに恋してるんですよ…"みたいなことを言っていて素敵だなと思った。そういう純粋な気持ちが、言語習得のモチベーションになるのは羨ましいな

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そして生活はつづく

そして生活はつづく

そして生活はつづく、という言葉がなんだか好きだ。しっくりくる。

これは、星野源が2009年に出したエッセイのタイトル。本の内容としては、電気料金を支払い忘れることだったり、文章が書けないどうしよう、なんて、なんでもない日常をつづっているものだった。

でも、たまに、いや、ふと、思い出す言葉だったりする。
特に非日常的なすごく楽しかったことがあったあと。この日々が永遠に続けばいいと思っていても、わ

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お医者さんの不信感

お医者さんの不信感

病院が好きではない。小さい頃はそんなこともなかったし、病院に行けば良くなる!と信じてた。でも今はそうではない。
大人になって、原因不明の不調に悩まされるようになった。先日書いた食欲不振以上拒食所未満をはじめ、毎年必ずなる喘息のような何ヶ月も止まらない咳症状。月経困難症やストレートネックなど。
まだ命に関わるほどのものではないけれど、かなりしんどい。だから病院に必ず行っていた。特に咳は本当に困りもの

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男友達の男友達になりたい女の話

男友達の男友達になりたい女の話

男兄弟しかいないせいか、昔からなんだかんだ男の子といる方が楽チンだった。
男の子の遊びや遊び方が好き。男の子が好きな漫画も音楽も好き。
一方、女の子はなんとなく仲間になりきれない感があった。当たり障りない関係しかつくれず、見る対象として、姿かたちが美しいと思うけれど、自分がそっち側の人間であるという感覚はずっと持てなかった。

加えてなかなか生理も始まらなかったし、胸も膨らまないし、これはもしや、

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