PMSが地獄巡りな話

女性の中で生理とは何も嬉しくない話題だと思う。
生理がどれだけ辛くてもそれを言い訳にしてはいけないような社会の目。
だってそれ、生理現象でしょ？みんな耐えてんでしょ？みたいな。

私は特にPMSがつらいです。
生理前、些細なことや、時には意味もなく涙がでてくる。
普段はなんてことないようにやりすごせたり自分で自分を励まして乗り越えられる悩みや不安も急に乗り越えられなくなる。
もういやだ、こんな人生なにも楽しくない、こんなはずじゃなかったって思いながら生きてる毎日だ。って。

私は今、一人暮らしの準備の真っ最中です。
世の中には親が一人暮らしの費用を支援してくれる家庭もあるみたいだけど、私はそういったものには縁がなかったので体の限界まで働いて、なんとかギリギリ。
だけどその甲斐あってまるで自分のお城のような素敵なお家に出会えて、なんとか頑張れてたんです。もちろん少しの不安もあったけど、まあ最悪家賃払えなくなったらどっかでローンでも組むかあ！みたいな。

けど、PMSはそういうのができなくなる。
周りは卒業旅行に行く華やかなインスタのストーリーをあげる中自分は春からの生活を危ぶみ出費を抑えてる、めちゃくちゃ惨めに感じる。
生活がギリギリになりそうなことも親には言えないし、周りにも相談しづらい。
親しい人に泣き言を聞いて欲しくもなるけど、ひどくネガティブな人間と思われそうでそれも嫌で、ぐっと飲み込む。

誰かいるのに、なんでこんなひとりぼっちなんだろうなあって、いつもだったら思わないようなことを思うんです。
いつもはむしろ、ほんとに自分の運の良さは世界で随一だって思うのに。

漠然とPMSがつらいのに、だれにもいえない。
普段気にしなかった不安がどんどん大きくなって、1人になって海をただ見つめてたいなって、そんな気持ちになる海が無い土地在住22歳の夜。

なんとなく耐えられそうになくて、noteに少しだけ綴ってみる。
ピルの休薬期間と生理が明けたら、きっと元通りの自分に戻れるという淡すぎる期待を胸に、地獄の海に足を取られる私のお話でした。