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自転車の前輪は後ろへ、後輪は前へ

HSPは、物事を深く考える、という特徴がありますが、どの部分でそれが出るのかは人によって違うかもしれません。
私はメールの返信内容に時間を取る事があり、何度も下書きをします。
しかしその内容というのは、まだ来てもないメールに対して、あれこれと考えてしまうのです。
「こういう内容が来たら、こう返そう」とか「でももしこういう内容だと、このように返そう」
と一人でシナリオを考えます。
そして、いざメールが来たときも、本当は伝えたい事があり前輪を前に進ませたいけど、「もしそれが相手の心の庭に土足で足を踏み込むような事だとしたら」
と考えると、前輪は後ろへ向かいます。
このように繊細さんは、その時その時のベストの返答、ベストの言動を選択しようとする為に、疲弊してしまうことが多いのです。

心当たりある方いませんか?
そう思うことは決して悪い事ではないし、言葉を選んで文章を考える作業によって、得られる事も多いのは確かです。
しかし、人間いつもベストでなければならない事はなく、完璧な返信内容完璧な結果って、存在しないものです。
ですので、おまじないのように自分で自分に、
大丈夫大丈夫と言葉をかけてあげることによって、後輪はゆっくり前へと進みます

それに、私達は自分の言葉や行動によって、誰かを満足させることは出来ないし、それを相手から求める事も相手にとっては負担となるもの。
メールの文章という文字だけに重要性を置いたコミュニケーションではなく、もっと他に目を留める事があるのです。
それを探す作業として、まずは自分の認知の偏りを知ることも大切であり、今の起きてる出来事を真っ直ぐ見ていくことにより、今まで気付かなかった、もっと大事なことに気づけます。

すべての繊細さんが、今よりももっと自分の長所を発見出来ますように♡


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