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その「自責」は本当は「他責」かもしれない:心の奥深くに潜む真実

あなたは、
何か問題が起きた時、

自分を責めたり、
自分が悪いと感じたことは
ありませんか?

自分をいつも責めてしまう
その「自責」の向こうに
隠れているのは、

意外なことかもしれません。

今日は、
自責の本質を見つけ、
それを手放すための
第一歩を踏み出す方法を
探ってみましょう。

記事を読むベネフィット
この記事を読むことで、
自責の背景にある
心の防衛本能に気づき、
自分を責めることから
解放されるための
具体的なステップを学びます。

さらに、
幼少期に習得した
怒りの向け替えの
メカニズムを理解し、
心が軽くなるための
方法を探求します。

自分を理解し、
受け入れることで、
より健全な心の状態に
近づくことができるでしょう。


自責の根源を探る

人は自分を責めることがあります。

しかし、
その背後には様々な要因が
存在します。

その1つが、
「心の防衛本能」です。

幼少期において、
親や大人に怒りが湧いた時

暴力的であったり、
毒親であったり、
何かしらの原因で
直接その相手に
怒りをぶつけることが
許されない場合、

私たちは、
それを外に向けるのではなく、
自分自身に向けてしまう
事があります。

これは、怒りの矛先を
自分自身に向け替え、
「自分を守るため」に行われます。

詳しく見ていきましょう。

怒りの向け替え:
幼少期に始まる自己防衛メカニズム

幼少期において、
親や大人に対して
怒りをぶつけることは、

しばしば許されないと
感じる場合もあります。

その際、私たちは
怒りを内に抑え込み、
自分自身に向けることがあります。

これは、
心の防衛本能が作用する一例です。

例えば、お父さんやお母さんに
怒りをぶつけるのが
許されないと感じた場合、

子どもは自分自身を
自ら責めることで
その怒りを処理しようとします。

つまり、
親に向けるべき怒りを
自分に向け替えるのです。

これによって、
子どもは自己保全のために
自分を責めることで、

親に対する怒りを
抑え込むことが
できるのです。

しかし、
自分責めをして、
安全を確保できてたのは
あなたの家庭の中だけで

大人になった今、
環境は変わっているのです。

では、一体どうすれば
いいのでしょうか?

解決策:
怒りを受け入れる勇気

相手に怒っても
よさそうな場面でも
自分を責める傾向がある人は、

自分の怒りに対して
一度自分と向き合って
みましょう。

怒りは自然な感情であり、
無視したり
抑え込んだりすると

心や体に何かしらの症状が
出てきたりもします。

そうならないためにも、
まずやらなければいけないことは、

自分を責める代わりに

自分が抑え込んだり
自分に置き換えた
怒りを認め、
受け入れる勇気を
持つことが必要です。

自分の怒りを認めることで、
心の重荷が軽くなります。

自分を責めることから解放され、
より健全な心の状態に
近づくことができるでしょう。

怒りを解放する方法

  1. 感情を認める:
    怒りや悲しみなどの感情を
    否定せず、受け入れましょう。

  2. 感情を表現する:
    怒りや悲しみを
    適切な方法で表現しましょう。

    日記を書く、
    アートをする
    スポーツなどで発散するなど、
    自分に合った方法を見つけます。

  3. 自己受容:
    自分を責めるのではなく、
    自分を受け入れることが
    大切です。

    自分の欠点や過ちを責めずに
    そんなときもあるよねと
    自分を労うクセをつけましょう。

まとめ:
自責を手放す勇気を持とう

自責は本当は
他責であることがあります。

幼少期に習得した
怒りの向け替えのメカニズムが、

私たちが自分を責める原因と
なっていることがあります。

しかし、
その怒りを受け入れ、
解放することで、
心の軽さを取り戻すことが
できます。

自分を責めることから
解放されるためには、

勇気と受容の心が必要です。

自分の感情に正直に向き合い、
自己受容の道を
歩んでいきましょう。

その結果、
より健全な心の状態に
近づくことができるでしょう。


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