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新型コロナウィルスよりも怖い?中年女性とコロナワクチン

コロナの収束にいち早く着手するべく、コロナワクチンの迅速な接種は当然だといわんばかりの風潮の中、私はいささか疑問を感じ、接種さえ迷っている、というか接種したくないし、実際しないかもしれない。

中年女性が副反応でお亡くなりになられたニュースを目にし心が痛む。同時にこんな疑念が脳裏によぎる。

該当したかも?

恐ろしい感覚は蒸し暑い春の嵐のなか、寒気と吐き気をよんだ。

そんな大袈裟な!

そう思われるかもしれない。しかし、全然そうは思わない、逆に当然だよなとさえ思う。

異物に対するアレルギー反応が強い中高年体質

子宮筋腫など女性特有の疾患が重篤化すると、添加物はもちろん、砂糖、化学繊維など不思議なくらい多種多様な「こと・もの」がアレルギー対象になってくる。子宮筋腫など、女性特有の疾患をもつ40代以降は特に子宮自体が20~30代以降よりもさらにホルモンの乱れなどから免疫が落ち弱く繊細になっていく。貧血だから免疫が落ちているのか、免疫が落ちやすいから貧血になりやすいのか、とにかくアレルギー反応を起こしやすい。歯医者の麻酔、インフルエンザの予防接種、さらには風邪薬の抗生物質に対してさえ危惧しなければいけない状態。当然と言えば当然、弱っている体を日々異物から守ろうとしているからだ。他の臓器もゆるやかにそうかもしれない、しかし、子宮に関しては特に最近こう思う。

体に対する危険を知らせるセンサー

もし、疾患を抱えたままコロナワクチンを接種してしまうとどうなるかは容易に想像がつく。耐性をつけるといっても、あえてコロナウィルスを体内に取り入れるのだから体全体で大騒ぎして異物攻撃をするのは当然だと。

女性疾患~なぜ悪化させてしまうのか?

女性にとって生理痛は自分ごとの範囲内でおさめてしまう傾向がある。たとえどんなに酷くてもこんなものだからと。その理由をいくつかあげてみる。

・生理は病気ではない。
・生理痛はひとそれぞれ。

この言葉が女性が声を挙げるのをためらわせてしまう。”先祖代々女性とはそういうものだから”こういう漠然としすぎた曖昧さをともなう言い伝えによって、”そんなことで”、”そんなもんだよ””みんなそうだよ”など、辛さをわかろうとしない風潮をつくりあげてしまっている。

・自分が忍耐強くないからではないか。
・自分の我慢がたりないからではないか。

辛さを経験している人は、自分追い込み型にもっていかされる。さらに、女性が生理痛について病気の前駆だととらえさせずに、治療に勝手に終止符をうたせる理由は他にもある。

・生理休暇を設けている企業は多いが有給ではない

有給休暇ではない地点で生理休暇は単なるアクセサリー化しがちになる。

・生理痛で休むと仕事に不利になる

生理痛について、程度の分類があいまいなため起こる考え方だ。生理時の辛さについて、人それぞれという言い方は、生理時の痛みや辛さは”すべて同じ”な考え方からきていないだろうか。受け取る人によって、その人が大げさにとるからそう言っているだけなんだと。(人工知能で痛み、疼痛について視覚化する試みが行われているが、早く実現化してほしい。しかし、実際は痛点だけでなく、痛みは体全体がかかわって起こしていることもあり実際は研究の進展は相当難しいそうだ。)風邪で年に数回休むだけでも気が引ける風潮の中、”みんな同じ痛みの”生理痛で毎月休むなんてもってのほかだと思われがちだし、思いがちだ。”みんな同じ痛み”だと思う風潮の理由に、生理通が病気の前駆だということを当事者になると忘れがちになるからではないかとも思う。軽い程度なのに有給を取られては大変だと思う場合、PMS、子宮筋腫など疾患が限定され、様子見の場合など通院中の場合などは認めるなど細分化された項目化で生理休暇は有給化、生理休暇による有給取得が当然となることが子育て休暇、育休休暇などとともに働き方改革の1つとして取り入れられるべきではないだろうか。

・周囲の理解が得られにくい

生理時のしんどさ、痛みが軽視されているから起こることではないだろうか。生理痛でしんどいからと気軽に語り合え、励まし合える雰囲気があれば誤解が生まれることも少なくなるはずなのに。生理痛が重要視され、生理休暇が有給になり取得することへの反感がなくなれば女性が働きやすい社会になるのに。

実際はそうはいき難い現状がある。現状維持のため、生理痛で1月のうちの数週間の劇的悪化を伝えることをシャットダウンしてしまい、自分の体質だと言い聞かせてしまう。そして生理痛(PMS:月経前症候群や子宮筋腫など)が病の前兆や知らせであることを無視して無理して過ごして悪化させてしまう。そして今回のコロナワクチン。

コロナワクチンの副反応や副作用~女性疾患や妊婦についての安全性は五里霧中

生理前後に体の不調がやんわりでてくるだけならまだしも、症状が進みがちな40代、50代。月経前症候群など、生理がくるたびにしんどいと言ってしまうことに対し、まだ許容されていない風潮がある気がします。だから女性はみんなこんなもの、しんどいのは私だけじゃないと自分に鞭うって頑張ってしまいがちになります。
20,30代よりも倦怠感、生理痛、月経量、筋肉痛、微熱、アレルギー体質が悪化するなら、貧血が多いに関係しているかもしれないので医療機関への受診・検査はコロナワクチンの前のアクションとして必要だと思う。ほぼ毎日が辛い状況な場合ですら、生理が終わり、次の生理が始まるまでの10日ほどはカラッと元気になるのでついつい治ったと思いがちになる。しかし、体質の問題で片づけてしまわないのがポイントでコロナワクチンには慎重になるべきではないかと。

子宮頸がんワクチンの副作用問題を想起させる

子宮頸がんワクチンでも副作用問題がありました。この時もワクチン接種が流行していたし、実際私も検査の時に子宮頸がんワクチンをさりげなく漂わせ接種しなければいけないと思わせる貼り紙を診察室内でみたのを思いだします。その時は、先生に相談し、接種は個人の判断にゆだねるとのことで迷い次回ということになりましたが、結局接種しませんでした。当時はこんな副作用が起こるなんて誰が思ったでしょうか。子宮頸がんワクチンも2度の接種が必要で、副作用がでたのは2度目の接種の時に腕にしこりができ、それがとても痛かったと伝えられています。つまり、1度目で副作用はわからなかったのです。

子宮筋腫や女性疾患の治療については個人の意志が尊重されやすく長丁場になるので治療の継続が難しい傾向があります。例えば、筋腫ができていても、我慢できる場合、あえて治療をせずに様子見となります。調子がよくなったので診察を中断、その後調子が悪くなるまで放置ということにもなりかねません。実際、仕事、家事、育児や介護で忙しい場合、ついつい後回し、かなり進行してから受診することもあります。

コロナウィルスに耐性のない高齢者の場合~コロナワクチン接種に耐えれるのか?

新型コロナウィルスでの巣ごもり対策、感染すると重篤になりやすいお年寄りや疾患をもっている方にうつさないようにする目的もあります。新型コロナウィルスに弱い免疫が弱っている高齢者の場合や、高齢者でなくとも疾患を持った人やアレルギー体質の人がコロナワクチンに耐性を持てるものでしょうか?疑問を感じます。

医療従事者を中心に進むコロナワクチン接種

コロナワクチンは472万人ほどの人々が接種を終えています。

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このうち高齢者はまだ3%程度です。ホームなどで暮らす高齢者、高齢者世帯を優先的にと言いますが、逆に副作用を配慮しできるだけ接種しない方向で、特にアレルギーの心配をもたない人を優先的に摂取してもらい、コロナ収束に向かうほうが安全ではないかと。

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接種した人の数は日々うなぎのぼりです。


コロナワクチンも巣ごもり対策の目的と同じように、免疫力が弱っているなどする高齢者を中心とした、コロナウィルスへの耐性が弱い人へうつさないために、コロナワクチンの接種に好意的で積極的な人から接種するのが副反応を発生させにくい接種方法ではないかと。つまり、少しでも副反応に不安がある人はコロナの収束状況と関連させ、後手にまわすというイメージ、接種に危惧を呈する人の意志も尊重していくことも大切ではないかと。

コロナワクチン、当たり前のように接種すべきだという風潮の中、私は接種に迷うし、接種したくない気持ちが高まっているし、接種する前はかかりつけ医に相談しようとも思う。女性がコロナワクチンを接種することについて、私見だが慎重になるべきだと思う。何かあってからでは遅いから。小さな対策、それはPMSや子宮筋腫の有無や年齢にかかわらず、生理前後にはワクチン接種は控えることです。接種を考えられている方は、少しでも免疫が落ちていない時期に接種すべきではないかと。




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