米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿128
第127回から続く
サマリー(要約)~
業績の話がマーケットのメインテーマになってくる日を、「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥(ホトトギス)」
マーケットでの実際の対局に関しますところは、第109回寄稿を。どうなったらゲームオーバーで、対局の負けを認めるのかというところは第111回寄稿を。対局中にちょっと利食った事によって生じた、変化部分は第127回寄稿を。ご覧になって頂けましたら幸甚です。
金利の話から、徐々に、業績の話がマーケットのメインテーマになってくる日を、「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥(ホトトギス)」という心境で、ひたすら、現在は待っております状態です。(もちろん、金利の話というのは、ず~っと出て来る話であろう事は理解致しております。その話以上に、業績、企業利益がテーマになり、注目を浴びる事になる日という意味です)
説明~
どっちつかずで中途半端なマーケットになる
フィデリティのジュリエン・ティマーさんがメディアにご出演なさって、今年2023年は弱気派、強気派双方にとって、それ相応に両方にとってストレスのたまる、どっちつかずで中途半端なマーケットになるだろうという予想を今年という事について述べておられました。
ティマーさんは、2008年の金融危機のケースも、2001年―2002年テックバブル崩壊時のケースも、その両方とも、今回はたどらないだろうという事を述べておいででした。ゆえに、弱気派、強気派双方にとって、それ相応に両方にとってストレスのたまる、どっちつかずで中途半端なマーケットという、ティマーさんのお見立てなんでしょうね。
もちろん、様々な見方、ご意見がおありで、そのご意見をシェアしてくださってありがたいですといつも心より感謝致しております。
僕が思っているのは、この先、縮んで行くなら売り、拡大するなら買い。
申し上げるまでもなく、僕は、縮んで行くんでしょう、と思っておりますから、売りです。
去年10月の安値を付けたころ、その頃のフォワードPE(将来のバリュエーション)って15x。そこから、この2023年1月初旬頃17.7xとかで、それが先日も寄稿で述べました通り、18.3xですとか18.6xですとか、拡大してきたわけですね。
これまで過去の寄稿で述べてきました通り、ショートの考え方の背景にあったひとつの目安は、(ゴールドマンさんの2023年のS&P500の1株当たりのEPS予想$224、これに何も足さない、何も引かないで。PE Multiple(株価収益率倍数・バリュエーション)も何も足さない、何も引かないで。
①$224 x 18.3x(倍)=4,099(S&P500) ダウで、34,021ドル。
(この数字しか出てこないんですよ~)って過去の寄稿で述べました。
②$224 x 18.6x(倍)=4,166(S&P500) ダウで、34,578ドル。
マーケットそのものは、オーバーシュート(行き過ぎ)することもあるわけですから、これ(上記①)をひとつの目安に、これより上のところをより売って行きたいと。その辺が、天井レベルかなあ~と。今年のリセッション確率25%と見ておられるゴールドマンのチーフエコノミスト・ヤン・ハチウス氏らの見方を受けて、ゴールドマンの米国株チーフストラテジスト、デービッド・コスティン氏らは、S&P500の上を4250までしか見ておられないようですねと言うことも、過去のこの寄稿で述べました。
それで、この$224も、18.3x(倍)ないし18.6x(倍)も、どれも今後縮小するであろうと僕は思っています。縮んで行くんだろうから、売りだと思っているわけです。
この辺の事の詳細につきましては、これまで過去の寄稿で、繰り返し、述べて参りました通りでございます。
それで、ボスティック・アトランタ地区連銀総裁の~【「当局がいつ利上げを停止する可能性があるかとの質問に対し~夏の半ば、夏の後半までにそうなる可能性がある。状況を見てみる必要があるだろう」「金融政策の効果発揮までの時差を考慮すれば、これまでの利上げの影響が経済全体に表れるのは春以降になる可能性があるため、現在は比較的小幅な利上げが理にかなうと指摘した。」】(ボスティックアトランタ地区連銀総裁)~この話に反応して、3月2日木曜日にSqueeze up(スクウィーズ・アップ・踏み上げ)があって、その後、3月3日金曜日に上げ、戻りがあっても、これら一連の動きはまだ、金利の話に反応しているという解釈をしているんですね。
かつての寄稿で述べましたが、「今後のターミナルレート(金利の最高到達点)の上昇に関して、マーケットが修正を加えて行っているなかで、下げたり、戻りを入れたりしているという局面というイメージを持って見ています。」
まだ、業績の話に行きついていないという解釈なわけです。
金利の話が前面に出ながら、いつの間にか、話やテーマが業績の話にすり替わってきたぞ~って言う。
そこにまだ、今、行きついていません。
かつての寄稿で述べました、ここに行きついていないという箇所は~「~略~出て来る下落トレンドは、その後、時間の経過と伴に、じわ~っと、今後起こり得る、Earnings Recession(企業収益・利益のリセッション)を織り込み始めるために、政策金利(フェデラルファンドレート)、そのターミナル・レートの話がいつの間にか企業業績・企業利益の話に徐々にすり替わって行く、それを織り込み始める局面かなあ、とイメージしています。」
現実ここに行きついていない、それで、
自分が「ちょっと(部分利確)利食っちゃって」という時に頭をよぎった~昨日の寄稿から~「その時、その瞬間、上記のマーケットの動きを受けて一番頭によぎったのは、よくコメントを拝聴させて頂いているGame of Tradesさんが、Game of Tradesさんのご意見として3月1日でしたかね~「3900を本格的に下に切って下落に転じる前に、もう一度、4100まで戻る可能性はある」という事をおっしゃっていて。
Game of Tradesさんも、「いずれ3900を下に切って下がるだろうけれど、その本格的下げの前に、4100までの戻りは起こり得ると」~3月1日にこれを読んだ時点では、「あ~、そういう見方もあるのかあ。まあ、それはそれとして」というのが僕の正直な反応だったのですが、3月2日のマーケットの動きを目の当たりにさせらて、その時、その瞬間、このGame of Tradesさんのコメントが頭をよぎった事から~3月2日木曜日「ちょっと利食っちゃった」
ここで仮定の話を2つ。
仮定のお話その1
このGame of Tradesさんがおっしゃられるような戻り、S&P500で、4100が仮にあったとしても。そう、戻ることがあっても。
仮定のお話その2~上記、4100くらいまでの戻りが仮に今後あったとしても、こちらが、僕には、ピンとくるんですね~Ponzi Financeさんがシェアしてくださったツィートとチャートです。
引用~「(エリオット波動理論に基づいて)少し前に作成された”仮定”のS&P500ヘッド・アンド・ショルダー(三尊天井)パターンシナリオが今展開されている可能性があります。現在のところかなりポイントついていて、イケてますね」
(このチャート上、縦に黒字で引かれている点線が、潜在的なヘッド・アンド・ショルダー(三尊天井)パターンを形成する際の前半部分のヘッド)
チャート見ておりますと最終的に矢印が、3200のところまで行っております。構造的なサポートと表示されております。
普段、さほど、エリオット波動の親派でもないのですが、今、すごくピンとくるので引用させて頂きました。
親派という言葉のつながりで、ただふと今思い出しただけですが、以前に述べましたDCF(ディスカウント・キャッシュ・フロー)モデル~これについては、いまだにピンと来ていません。DCF(ディスカウント・キャッシュ・フロー)モデルの親派では僕の場合はありません。
【「DCF(ディスカウント・キャッシュ・フロー)モデルを使用する人々などの間では、10月の底は下に抜けないという方々ももちろんいらっしゃいます。その方々は、それまでに、FRBが金利下げるだろうし、とも言います。」
*DCF(ディスカウント・キャッシュフロー)モデル~資産が将来生み出すフリー・キャッシュフローを予測し,リスクを反映した割引率で現在価値に換算する方法。】
前述の通り、去年10月の安値を付けた頃、その頃のフォワードPE(将来のバリュエーション)って15x。この時でさえ、ハードランディング(景気・経済の急減速)時、リセッション時に見られる、かなりひいき目に見て15xの15xにはなってはいますが、通常そういう際(ハードランディング(景気・経済の急減速)時、リセッション時)に考えられるであろうPE Multiple(株価収益率倍数)13.5xから14.5xにはなっていないんですね。これがいつ見られる事になるのかもひとつのポイントだと思っています。
ノーランディングの議論というのは、これは、あまり意味をなしていない議論だと僕は常々思い、そうこの寄稿で述べてきました。これまで述べてきました通り、ノー・ランディング(ソフトランディンとハードランディングのどちらでもない)の場合、行きつくところ、ベースラインのインフレーションは高くなって、結果、金利は、”より高く”もしくは”より長く”のどちらかになるのではないかという認識で僕はおりますがゆえです。
~第116回寄稿より~ブルームバーグ記事引用~
「株式市場の「ノーランディング」説は楽観的過ぎ-上昇に振り回されるな」
そして、BofA(バンク・オブ・アメリカ)のストラテジスト、マイケル・ハートネットさんがおっしゃられるように~「今年、上半期は、ノーランディング(ソフトランディングでもハードランディングでもない)。この上半期のノーランディングが下半期に、マーケット、米経済の両方にとってのハードランディング(経済・景気が急速に悪化する)に導く」
前述のジュリエン・ティマーさんのご意見を拝聴致しますと、「これまで、2023年の業績予想推定値下落幅2%というところだけれども、(ティマーさん)ご自身は、今年はマイナス10%があり得る」とお考えのようでございます。
ティマーさんがS&P500の1株当たり利益について、どの数字をご使用なさっているのか僕にはわかりません。ティマーさんは、10月の底を割ることはないのではないかというご意見もお持ちであることは存じ上げております。
僕は、10月の底をいずれ割るだろうと思っております。
この寄稿では、僕は、一貫して、オーソドックスな数字として、基準値として、ゴールドマンさんの2023年S&P500の1株当たり利益$224を使用させて頂いております。
それで、繰り返しになりますが、この数字が5%落ちると仮定すると、それは$213。
米経済のリセッション(景気後退)がどうという事を抜きにしても、
$213 x 17x(倍)=S&P500で3,621、ダウで30,054ドル。
$213 x 16x(倍)=S&P500で3,408、ダウで28,286ドル。
比較的マイルドな計算をしても、このような感じですので、あとは、様々に数字を使用すると、いろいろな机上の計算は出来ます。
仮に、モルガンスタンレーのチーフストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏の数字のおひとつS&P500の1株当たり利益$195をお借りして、計算して見ますと
この$195 x 16x(倍)= S&P500で3120、ダウで25,896ドル。
$195 x 15x(倍)=S&P500で2925、ダウで24,278ドル。
これまでの寄稿で述べてきました通り、現在、収益見通し、金利見通しの双方から16x(倍)を超える数字をサポートする要素が見当たらないという事を前提に、ここでは16x(倍)と15x(倍)を使用しています。
僕の机上の計算は様々にございます。これら様々な数字を全部一通り計算しながら、その絵として、今、この状況で(前述、Game of Tradesさんのご意見として~「3900を本格的に下に切って下落に転じる前に、もう一度、4100まで戻る可能性はある」という事が頭をよぎった事実からも)、僕に、一番ピンと来ているのは、前述のPonzi Financeさんがシェアしてくださったチャートです。現時点では、今後の動きを考える際、このチャートのイメージから、考えています。
第125回の寄稿で述べました通り、【「今後より高くなって行くであろうターミナルレート(金利の最高到達点)、より長くなるかもしれない、引き上げた金利をその高い水準で維持するその期間、そして、企業収益・利益の不調」、これだけの様々な事を織り込むわけですから、それを織り込み、いったん安値を付けたら、そこから、V字ではなくて、一時、一定期間、L字になるのではないかとさえ思っているんですね。】このようなイメージも、もちろん、持っております。
話しが変りますが、前回の寄稿で引用させて頂きましたブルームバーグ記事
・「次期FRB副議長人事、バイデン大統領が民主進歩派に歩み寄るか注目」
僕は、この寄稿で、常々、どなたが指名されても、ハトからハトへのバトンタッチという表現をしてきました。現に、そう思っております。
この記事からの引用です~【ハーバード大学教授のカレン・ダイナン氏~タカ派ダイナン氏は昨年、インフレ沈静化にはリセッション入りや失業者数の「かなりの」増加が必要になる公算が大きいと指摘。ウォン氏はダイナン氏が就任することになれば、連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーで最もタカ派の1人になるとの見通しを示した。】~ハーバード大学教授のカレン・ダイナン氏が指名されるのであれば、ハトからハトへのバトンタッチという表現は適切ではなくなります。
ハトからハトへのバトンタッチ。
インフレ抑制にリセッションは必要ない~イエレン財務長官。
この寄稿で述べて参りました通り、FRBはデータ・ディペンデント(出て来るデータ次第・データに依存)です。
マーケットが木曜日、金曜日と反応した、前述のひとつのポイント~ブルームバーグ記事からの引用~【今月のFOMC会合では0.25ポイントの利上げが見込まれているが、数人の当局者は0.5ポイントの利上げ幅の可能性を示唆している。ボスティック総裁は、金融政策の効果発揮までの時差を考慮すれば、これまでの利上げの影響が経済全体に表れるのは春以降になる可能性があるため、現在は比較的小幅な利上げが理にかなうと指摘した。】
今回50ベーシスポイントにしてしまうと、ある意味FRBの前回の政策ミスを認めてしまう事に
米金融当局は1月31日、2月1日両日の前回会合で0.25ポイントの利上げを決めたわけですから、今回の直後の(FOMC)委員会で、50ベーシスポイントにするとなると、「なぜ、前回50ベーシスポイントにしなかったのか」という議論が渦を巻いて、巻き起こるでしょう。今回50ベーシスポイントにしてしまうと、ある意味FRBは前回政策ミスをしてしまった。前回の利上げ幅は政策ミスだったということを自ずと認めてしまう事になりかねない。ここをマーケットはよくわかっているから、木曜日S&P500で、3928からのスクウィーズ(踏み上げ)アップからの、金曜日さらなる戻り、上げ。売った分カバー。
第117回の寄稿で引用させて頂きましたブルームバーグ記事「FRB、計0.75ポイント追加利上げへ-ゴールドマンのハッチウス氏」
・3月と5月、6月の3会合で0.25ポイントずつ利上げ見込む
・3月に利上げ幅を再び0.5ポイントとする可能性には懐疑的
記事引用~「パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長率いる米金融当局が利上げ幅を再び0.5ポイントに拡大する可能性についての質問に対し、ハッチウス氏はそれを完全には排除したくないとしつつも、懐疑的な見解を表明した」
やはり、今回も、ハチウス氏の見方、鋭いなあとつくづく思うのです。
ハチウス氏は、もうずっと以前、何年も何年も前から、常々、金利を引き上げるという事及びその引き上げ幅についても、そこに話を(FOMC)委員会内で、持って行くために、ハチウス氏の言葉をお借りしますと、あらかじめ、
早い段階から、lay the groundwork(根回し)が必要なんだとおっしゃってこられました。段取りが事前に必要。
そんな突然、思いついたようにはできない、そのようには、金融政策は執られていないという事。ハチウス氏、お見通しなのかなあという事を、今回、再認識しました。ただ、ハチウス氏は、断言はされておられません。可能性には懐疑的という事です。
いっぽうで、マーケットの方が、ブラード・セントルイス地区連銀総裁とメスター・クリーブランド地区連銀総裁のご発言で、売って、ボスティック・アトランタ地区連銀総裁の”現在は比較的小幅な利上げが理にかなう”その他これまでの寄稿で述べた前述発言で、買い戻した、踏み上げられて買戻しを余儀なくされたという感じですね。
こういう一連の動きを、やはり、ブルームバーグのスティーブ・マシューズ氏(在アトランタ、ジョージア州)はよく見てらして、昨日の寄稿から~【「クリス・ウォラー理事~穏健タカ派。ラファエル・ボスティック・アトランタ地区連銀総裁~中道、プラグマティスト(実用主義者)。スティーブ・マシューズ(Steve Matthews)氏がお考えになるのは、このお2人が、今の(FOMC)委員会のおおかた中心に近いところにいて、(FOMC)委員会がどのように考えているのかというところを表してくれているだろう」と。】
特別措置は6月5日まで
債務上限問題が解決を見ない事が景気刺激的という事も(詳細は第113回寄稿をご参照ください)この寄稿で述べてきましたが、その特別措置は6月5日までです。業績がどうの、企業利益がどうの、ハードランディングがどうのというのは、それより、もっと先の事、少なくとも2023年、そして2024年にかけての事です。それらを見て、マーケットがそれを事前に織り込まざるを得なくなる、その下げを、戻りもある程度今は頭に入れながら、忍耐強く待っています。この時のこの下げと対局しているという意識でいます。
お知らせ
3月6日月曜日の寄稿はお休みさせて頂きます。
次回は、3月7日火曜日に寄稿させて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。
第129回へ続く
最後に …
これからもアウトライヤー様からの寄稿🍅を皆さまにお届けするつもりです。
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弟子のNEOさんへ
アウトライヤーより。外れ値です。でも異常値ではありません。
笑って許してくださいね。ごゆるりとお時間ある時ご覧になってください。
背景にある経歴:80年代後半から、ペインウェバー証券会社、メリルリンチ証券会社、ベアー・スターンズ証券会社等々の外資系証券会社東京支店法人営業部門に勤務。外資系企業生活で24年の歳月が流れました。
ペインウェバー証券会社ニューヨーク本社にて、2名のメンターのもと、米国株式業務を基礎から習得。なぜ、2名だったかと言いますと、フロントオフィス業務用に1名=MIT出身のトレーダーで数学者、バックオフィス業務用に1名=米国では名の知れたバックオフィスの専門家でした。当時、NY証券取引所にもしばしば、足を運び、入り口から出口まで、叩き込まれました。その後、日本国内の機関投資家向け外国株式営業に携わり、メリルリンチ証券会社とベアー・スターンズ証券会社では、それぞれ東京支店法人営業部門外国株式営業部長として、東京、ニューヨーク(ウォール街)、ロンドン(シティ)を中心に、アジア諸国も含めて、世界中を飛び回りました。グローバル株式・金融業務に従事する上で、メリルリンチ証券会社では、当時のメリルリンチ・グローバル株式営業部門におけるアジア地域2名のグローバル・エクティ・コーディネーターの1人として、米国株式を中心に、グローバルに株式業務推進役の職責も兼務。(この時とっても楽しかったです)
2012年2月に外資系企業生活を終えました。
同2012年年春から、日本企業の顧問に就任。
一貫して、この30年超の期間、何度も何度も現地に足を運び、そこにいた人々と直接仕事をした事を含めて、アメリカの金融政策、アメリカの株式市場を見つめてきました。
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サポート🍓本当にいつも有り難うございます。