見出し画像

#20 「デザインの現場」ー2020年にアップグレードして良かった機器・機材ベスト3。

12月に入り、今年1年を振り返る月になりました。デザイナー夫は2020年に自分の仕事環境つまり「デザインの現場」を、オーディオ環境・ライティング(照明)・ビデオ環境(映像)それぞれ少しずつアップグレードしてきました。今回はデザイナー夫に聞いた[2020年アップグレードしてよかったものベスト3!]をレポートしたいと思います。

機器・機材のアップグレード計画の始まり

「デザインの現場」は現在100%、自宅のリビングにある「デザイナー夫セクション」です。2020年3月に世界の状況が一変するまでは、デザイナー夫もニューヨーク・ブルックリンの美大に通って授業を行なっていましたが、現在は自宅からオンライン授業のため、仕事はすべてオンライン形式になりました。

もともと6〜7年前から、日本のクライアント様とは毎週のようにオンライン会議があったので、自宅でのオンラインの仕事環境そのものは新しくありません。でも2020年はオンラインのビデオ会議の数が劇的に増え、美大の授業も日本のストアカ「デザイン教室」もすべてオンラインで始まったので、これまでにない長時間のオンライン環境へと変化しました。

会議であれ授業であれ、長時間のオンライン環境が、デザイナー夫自身そして相手にとって心地よい状態で集中できる良いものであるよう、デザイナー夫は周辺機器や機材を少しずつ工夫してアップグレードしてきました。

観察日記#12でもレポートしたように、(幸い?)デザイナー夫の趣味はカメラとオーディオ機器です。ということで、今年の春からの半年間、趣味と実益を兼ねてデザイナー夫がちょこちょことアップグレードしてきた「デザインの現場」を、購入した商品とともに紹介したいと思います。[2020年アップグレードしてよかったものベスト3!]です。

第3位 オーディオ:マイク新調![Rode VideoMic NTG]

まずは「ときに音声は映像よりも大切」というデザイナー夫の名言が生まれた時に我が家にやってきた新しいマイクです!

商品名は[Rode VideoMic NTG](RODE Microphones ロードマイクロフォンズ VideoMic NTG オンカメラショットガンマイク VMNTG)です。

画像1

かなり性能の良いこちらのマイクは、デザイナー夫の声をとてもクリアーな音で相手に届けてくれます。それと同時に、家の中の少し離れたところで生じている小さな物音も見事に拾ってくれます。ちょっとした物音、たとえば【デザイナーの妻】が、キッチンの引き出しに静か〜にスプーンを戻そうとする音でさえ、相手にはきちんと「カチャ、カチャ」と聞こえてしまうほどです(実証済み)。ミーティングや授業のスケジュールを確認し、音の出る作業はその前後に済ませなければいけません。

美大のオンライン授業も、ストアカの「デザイン教室」も、どちらも一回のセッションは数時間に及びます。その間、音声が聞こえずらかったり雑音が入ったりしたら、聞いている側には苦痛の数時間になってしまいます。安定したきれいな音声でコミュニケーションを取れることは、内容に集中するためにとても大切な要素です。その点で、このマイクの購入により、デザイナー夫の音声環境はストレスフリーな快適空間へアップグレードしました👍

第2位 ライティング:照明機材を2台購入![Gordox SL-150 LED Video Light] / [Neewer Bi-Color Video LED]

画像2

(↑2020年12月1日撮影)写真の奥にある、大きなカバー(通称「蜂の巣」👀)がかかっている照明が[Gordox SL-150 LED Video Light] です。机の手前にあるビデオライトは[Neewer Bi-Color Video LED] という商品です。(手前にあるビデオライトは通常、もう少し後ろに置いてあります。)

アメリカのアパートの特徴なのか、我が家がたまたまそうなのか?わかりませんが、我が家のリビング天井には蛍光灯などの照明が付いていません。ダイニングスペースには小さな電球を付けられる電気があるものの、リビングルームには照明がありませんので、部屋の中は暗いです。普段はそれでも良いのですが、やはり長時間のビデオ通話となると照明器具は必要でした。

以前から撮影のディレクションの仕事などで撮影現場に入ることがあり、ライティングの大切さを学んできたデザイナー夫。ずっと前から撮影用のライティング機材が欲しかったようです。普通、撮影用といえばフラッシュ(ストロボ)仕様だとか。でも今回 LED の撮影用ライトがあることを発見し、購入に至りました!

次の写真は、ストアカ「デザイン教室」の講義が始まる直前の様子ですが、これはリフレクターを横に置いていた初期の頃です。(2020年6月26日撮影↓)

画像3

この後、色々と試行錯誤を重ね、現在は上の1枚目の写真のように、通称「蜂の巣」ライトを斜め上から、そしてNeewerのビデオライトを斜め後ろから照らすという方法に落ち着いています。

第1位☆ 映像のクオリティがアップ!アダプタ [Pengo HDMI to USB 3.0  1080P Grabber] /スイッチャー [Blackmagic Design ATEM Mini Switcher]

2020年にアプグレードした周辺機器の中で、デザイナー夫がいちばん嬉しかった変化は、手持ちの一眼レフのFujiフィルムカメラをコンピュータにつなげるアダプタを購入したことです!これにより、zoomなどのビデオ会議システムではコンピュータ内臓のカメラではなくFujiフィルムカメラを使うことができるようになりました。

アダプタの商品名は [Pengo HDMI to USB 3.0  1080P Grabber] です。

画像4

もちろんコンピュータ内臓のカメラも性能が良く、クオリティは十分です。でも、デザイナー夫の趣味のひとつであるカメラをコンピュータにつなげることで、さらにクオリティーが上がった映像にワクワクし、仕事もより楽しそうです。

画像5

このアダプタにより繋げられたカメラを、三脚を使ってモニターの上に来るように設置してあります。「デザイン教室」の授業直前、プレゼンの練習をしているデザイナー夫です。

映像環境でもう一つ変化したことは、「映像スイッチャー」を使うようになったことです。商品名は [Blackmagic Design ATEM Mini Switcher]  です。

画像6

授業ではプレゼン資料をスクリーンシェアしたり、開始前や休憩中にタイトル画像を表示したりします。これは、そのような画面を切り替える際に様々な映像効果を付けるための機器です。

スイッチャー購入の相談を受けた際、【デザイナーの妻】の率直な感想は、「ただ画面を切り替えるのにそんなものいらないのでは?」というものでした👀(←何もわかっていない人の意見です。)実際にどんなエフェクトを付けることができるのかを見せてもらったり、プレゼンの資料を出すのにこれを使うとどんな風に良いのか色々と話を聞き、決定はデザイナー夫に任せたわけですが、数ヶ月の熟慮の末ついにスイッチャーを購入しました。

こちらも購入後の変化といえば、映像の切り替え時のエフェクトによりプレゼンのクオリティはさらに良くなったのはもちろんですが、何より映像を切り替える際のデザイナー夫が楽しそうです。(というか、その瞬間ドヤ顔になります😏)そして【デザイナーの妻】の反応は「すごい!テレビみたい!」と感動する、という極めて単純なものでした。自分でも驚く単純さです👀。


画像7


以上、我がデザイナー夫の[2020年アップグレードしてよかったものベスト3!]でした。

自宅の照明事情から、ライティングのアップグレードは必要があって考慮し購入に至りましたが、マイクや映像の機器も、少しずつアップグレードするプロセスを楽しみつつ改善してこれたので、よかったかなと思います。

100%自宅でのオンライン作業の今、ここが「オフィス」であり「デザインの現場」であるので、デザイナー夫が楽しく仕事できる環境を作り出すことは大切かなと思っています。

しかしカメラ・オーディオ機器に関しては、デザイナー夫の趣味の世界でもあるので、アップグレードを楽しみつつも「泥沼にハマらないようにしなきゃ〜♡」と楽しそうに自ら言い聞かせているデザイナー夫を、引き続きちょっと遠くから観察し続けることにします👀✨


観察日記#20 読んでくださってありがとうございました。



この記事が参加している募集

買ってよかったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?