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3ヶ月のベンチャー企業体験を経て。

4月から3ヶ月間、わたしはベンチャー企業の人事として働いた。

これまで有名企業の契約社員を渡り歩いてきたのだが、会社の「発展」とか「これから」に携わりたいと思い、初めて中小企業へと就職を決めた。

しかしこれが地獄の始まりであった。

あ、ベンチャーみんながそうとは絶対に限らないのと、あくまでわたしが就職したみんながやる気満々コンサル会社の話だと思って読み進めてほしい。

それと、ベンチャーを批判しているというわけでは一切なく、これから就活をする人に、自分は「大手企業向きなのか/ベンチャー企業向きなのか」ということをよく考えてほしい ということを伝えたいだけなのでそこだけご注意を。

私がいた会社はとにかく制度が整っていないのは当たり前でマニュアルも何もなく、終業のチャイムも鳴らず、お昼もそれぞれ。勤怠も管理されていないし、周りはやる気に満ちあふれていて会社で夜ご飯を食べて残業なんて当たり前、19時定時なのに新入社員の面接は21時から、社長室はなく社長は隣に座っている・・・・。という感じだった。

これまで制度も時間も役職もきっちりしていた有名企業で働いていたわたしはついていくのに必死で、本当に病んでしまった。

ちなみにその時どれくらい病んだかというと、

この記事の通りである。

環境についていくのに必死で、メンタル不調に陥り、もはやわたしは仕事どころではなくなってしまった。

なので仕事を辞めさせられて本当に安心したし、今は感謝をしている。

そして今回の就活では、コロナのこともあるので経営悪化とかのことも考えなきゃいけないし、「不慣れなベンチャーではなく、慣れた大手企業にいきなさい」と言うお告げだと思い、

・避けたいワードにベンチャーを入れ

・会社の人数や資本金に注目して

ベンチャーを避けるようにした。

それくらい、ベンチャーアレルギーになってしまった。


よく聞く、「ベンチャー気質」とはまじのまじのまじで体育会気質である。

・自分で考えながら時間と仕事をコントロールしたい

・自分の意見を反映させたい

・好きなことができるなら残業やみなし残業はOK

・偉い人との距離近いほうがいい

・盛り上げるのとか超絶得意★★

という人はベンチャーでやっていけると思うし、

これに当てはまらなかったり、きっちりしたい性格の人だったりは、あまりむいていないと思われる。

もちろん大手企業でも残業は当たり前、昼休みなんてとれねえよ的な会社もあるかと思うが、大企業は周りとなれ合いにならない率が高いので相談がしやすいし、転職を考えたときにかなり有利になる。

あくまで事務職のわたしが裏方として感じたことだが、やはり自分の人生に関わることなので、大手企業かベンチャーか、ここを考えるのはかなり重要だと思う。

お給料や福利厚生や場所 という当たり前の条件の他、会社の規模もかなり大事だということをぜひとも覚えていてほしい。メンタル弱い人は特に。

なかなか就活がうまくいかないご時世だが、皆が毎日楽しく働ける世の中になればいいなと満員電車で疲れ切った顔をしたサラリーマンを見ながらいつも思っている。



ちなみにわたしの就活は終わりました!また有名企業の契約社員として働かせていただくことになりましたばんざーーーい

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