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③円安に抗う女のウズベキスタン旅のしおり / サマルカンド編

タシュケント駅へ

Toshkent Railway Station

早朝、Yandexで駅に向かいます。

駅構内に入る前にX線荷物検査があり少し並びました。列車に乗るにはオンライン購入したチケットを見せるだけなのですが、アナウンスが現地語なのでさっぱりです。出発時刻の15分前くらいに乗車します。

待合室
この手前のカフェで買ったパンがとてもおいしかった。
新幹線みたいなアフラシャブ号
快適快適〜

直行便の翌日だからか、日本人率高め。みんな同じルートになりながちです。
向かい席は日本人カップル。邪魔しちゃ悪いので、軽く会釈した後私は空気となりました。

ちなみにこのカップルは後日ブハラとヒヴァでも見かけました。ルートが完全に一致です。気まずいぜ。

軽食が配られた

さっきでかいパン2個も食べたんですけど、このパンもいただきました。中にジャムが入っていておいしい。


サマルカンド駅着

Yandexで宿に向かいます。レジスタン広場周辺にとっておけば間違いなし。

旧市街外は普通に現代的です

宿に荷物を置いたら早速お散歩に繰り出します!
幸いなことに気温が高く、ダウンが暑いくらい。良い天気です。


レギスタン広場 (Registan)

Registan Square

3つのマドラサ(メドレセとも言う)からなるレギスタン広場。
マドラサはアラビア語で「学ぶ場所、学校」という意味で、ここからスーパーエリートムスリムが輩出されていたのですね。
入場料は1日600円くらいだったかな。年々値上げしてるようですが世界遺産にしては安いですよね。
内部はほぼ展示物とお土産屋さん。
そう、建物はお土産屋さんに支配されています。

マドラサの中庭
お店の人たちは「ちょっと、見るだけ〜」という魔法の言葉を操ります。

オフシーズンなので客の争奪戦がすごい。日本語を操るおばちゃんもちらほら。
私は100%ヤポーニャ(日本)顔なのでバレバレです。
無理やり買わされるのではないかと中に入るのを躊躇いがちですが、せっかくなので入ってみましょう。

ここは小さい先生が使っていた部屋で、ここにはテキストを置いて、ここは暖房を置いていたんだと、日本語が堪能なおじさん👳‍♂️が説明してくれました。

👳‍♂️「ニューイヤーセールだ!スザニ(伝統工芸の刺繍)クッションカバー$10でどうでい!」

とのことでしたが、メイン観光地なので絶対相場より高いと踏んで、一旦その場を後にしました。

後でわかりましたが、$10はむしろお安いです。二日目は再度入場料を払わないと入れないので結局買いませんでした。。


ローカル食堂でプロフを食す

ナンと付け合わせ、お茶付きで400円くらい
プロフの大釜

年末なので休業している店、閉店が早い店が多かったのですが、ここで食べた初プロフ(ウズベク風ピラフ)おいしかったです。
隣テーブルは日本人カップル。わたしはカップルから離れられないのか。


シヨブバザール (Siyob Bazaar)

スパイスいっぱい

ウズベキスタンの市場、バザール。ここサマルカンド旧市街にあるシヨブバザールも広く、年末のため地元の民で賑わっていました。場所柄観光客も多い。
当然外国人はぼったくられます。ここも押しが強い。いつの間にか買ってます。
とはいえ日本人からすればそこまで高くないので、交渉もそこそこにお買い物を楽しみましょう。
おすすめはナッツとドライフルーツです。

ロンゲストなドレス
ピクルス

暗くなってきたのでレジスタン広場に戻ってみましょう。

青の都の象徴であるレジスタン広場が、イケイケになってました。
ぜひ音声onで聞いてみてください。お金かかってますね。


ウズベク人若者の就職事情

宿に戻って、バザールで買ったザクロを食べてみます。人生初の生ザクロ。宿のバイトの学生に切り方を教わりました。

200円くらいで買ったよーと言ったら、「俺らは10円で買えるで〜」と事実を突きつけられました。でも楽天で調べたらアメリカ産で1個1400円だから十分安いですね。

ザクロは甘酸っぱく、一粒一粒つまんでいた指先が赤く、やがて黄色に染まりました。

彼は今大学でジャーナリズムを学んでいるとのこと。サマルカンドの平均月収が約8万円。ロシアかドバイに出稼ぎに行く人が多く、自分も海外でジャーナリストとして働きたいと言っていました。

サマルカンドやブハラなどの地方都市にも国際空港があり、ドバイなど直行便が出ているのはそのためかもしれません。

サマルカンドは一番観光業で栄えているけど、それでも地元の人たちが稼ぐのは大変なんですね。レストランや宿はもっと増えてもいいと思うけど・・。

この宿のオーナーは老夫婦で、もう一人のバイトと1日半交代で手伝ってるそうです。オーナーのことはおじいちゃんとおばあちゃんと呼んでいるんですって。かわいい。


寝ても覚めてもうるさいルームメイトよ

すごく良い宿だったのですが、自分のミスで男女MIXの2段ベッド部屋を予約していたことに現場で気づきました。

ドミタイプの場合、普段は必ず女性専用に泊まります。防犯の意味もあるけど、男性は高確率でいびきがうるさいからです。

嫌な予感は的中。同室の南アジア人男性が夜中ずっとうるさい。起きている間は動画観たり電話したり、寝てる間はいびきが鳴り響きます。

こんなにうるさいのにもう一人のルームメイトの欧米人起きないのすごい。起きて注意して欲しかったよ。。

夜中ずっとうるさい彼は日中も寝ていたので、あんた一体サマルカンドに何しに来たんや・・とつっこまずにはいられません。ちなみに普段はドバイで働いているらしいです。リフレッシュ休暇かしら。

若干寝不足ですが、明日はスザニを求めてウルギットバザールへ〜



円安に抗う女のインスタ

旅に出た時だけ更新しています。
https://www.instagram.com/biyonse_nmt/

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