物欲が減った話
自分は元々物欲がすごく大きい方で、ネットサーフィンをしては、すぐにほしいと思ったものを買う方でした。
とくにマンガやフィギュアが好きで、毎月それだけで数万円ほどは使っていた時期もありました。
しかしマンガは1回読んだらそれ以降はほとんど読まず、旬を過ぎても部屋に置きっぱなし、フィギュアに至っては”箱を開けるのがもったいない”という理由で、買ったものの飾らずに、ダンボールのまま部屋の押し入れにしまっておくだけという状態でした。
これを繰り返していたある日、ちょっと金欠になって部屋のものを売ってみるという行動に出ました。
そうすると、未開封のまま保管しておいたフィギュアの価値が暴落、1回読んだだけの美品のマンガも買取価格10円という悲惨な結果が待ち受けていました。
繰り返し読まない放置されたマンガ、買ったものの1回も部屋に飾らずに価格が下がっていくフィギュア、自分は一体何のためにお金を使っているのかわからなくなりました。
それからは物欲が以前と比べて大きく減り、”自分が本当にいま必要なもの”、または”買っておいて損がないもの”だけしか買わないようになりました。
これのおかげで結果的に出費自体が大きく減り、心の奥底にあった「価値が下がったらどうしよう」という不安から解放されるようになりました。
モノを持ちすぎると心に余裕がなくなります。
また手放すときにも大きな精神力や時間を浪費します。
モノを買うときは、本当にそれが自分にとって”必要なモノ”なのかをじっくりと考えることが大切です。
もし部屋がモノで溢れて散らかっている方は、今一度自分の物欲について真剣に向き合ってみてはいかかでしょうか?
部屋が綺麗に片付いていると、心にも大きな余裕が生まれます。
是非一度、物欲について考えてみることをおススメします。
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