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私の理想の女性たち。

とにかく強い女性になりたい。

これが私における人生のポリシーであり、目標でもあります。

強いとは、男に頼らず自分の足でしっかりと歩ける女性。

これが私にとっての理想像であり、そうであるべきだと自分に言い聞かせてきました。

でも最近、「あ、この人素敵だな」と思える女性像が少しずつ変わってきて。

せっかく今日は「国際女性デー」ということで、私にとっての理想の女性達について語りたいと思います。

正直でいる女性は美しい

なんとなく昔から、男性に依存する女性にはなりたくないという固定観念がありました。

小学生のときは「anego」の篠原涼子さんに憧れていたし、「BOSS」や「美女か野獣」など、かっこいい女性上司のドラマが大好きでした。

家庭的な女性には全く興味がなく、パリッとスーツを着て、自分の力だけで歩いていく女性こそが“美”だと思っていました。

そんな理想を強く持ちすぎたせいか、自分自身の首を絞めてしまうように。

本当は1人が得意じゃないし、誰かに頼りたいと思う日だってしょっちゅうあるのに

「あんまり恋愛には興味ないの。一人でも十分楽しく生きていける。」

なんて長年かっこつけてしまったせいで、本当は彼にベタベタしていることをもう誰にも言えなくなってしまいました。(笑)

そんなこじらせた私は、最近思うんです。

あっけらかんと素の自分を正直にさらけ出せる女性こそが本当に美しいなと。

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あるモデルさんがこの間インスタライブでこんなことを言っていたんです。

「私、旦那さんにツタのように絡みついてるの。彼のいない人生なんて考えられない。」

以前は恋愛ゴシップも多い女性でしたが、海外で子供を3人育てながら仕事も家事も両立しているかっこいい方。

ひと昔前の私なら、依存する女性なんて……。とか思ってしまっていたかも。

でも、その言葉を聞いたとき

気取らず、かっこつけず、素の自分をさらけ出せるなんてかっこいい!

そう思ったんです。

というか、大好きなパートナーになんで頼っちゃダメなんだよって昔の自分に思わず突っ込んじゃいました。

ブレない女性はかっこいい

大人になるにつれて学んだことがあります。

それは、軸はどこにあるかではなくブレずにどれだけ人生を送ることができるのか。

⋆ ⋆ ⋆

私の友人は、学生時代から幸せな家庭を築くことと、早く子供を産んで育児することを夢見ていました。

適齢期が近づいた頃、彼女には長年付き合う恋人がいましたが、彼の収入は彼女の理想に届くものではなく。

なんと別れてしまい、その後別の男性と結婚してしまったのです。

久しぶり会った彼女に、「思い切ったね。」と言うと、思わぬ回答が返ってきました。

「専業主婦になって幸せな家庭を作ることだけは譲れない。でも彼にはきっと重荷になっていただろうし、お互いが満足のいく関係にはなれなかった。
好きだからなんとかなるなんて、そんな幻想で自分の軸を曖昧にすることだけはしたくなかったの。」

この言葉、筋通り過ぎて痺れません?

自分の夢を相手に押し付けるのではなく、好きだからこそお互い幸せになれるよう見切りをつけて、あえて手を離す。

きっと私にはできない。

ちなみに結婚した男性は、専業主婦になってくれるパートナーを探していたそう。

感情だけでなく、お互いwin-winの関係でいられるから結婚したと聞いて、ブレないなーと感心しました。

冷たい言葉をかける人もいたようですが、私には彼女のとことんブレない姿勢が美しく思いました。

強く生きる女性に私もなりたい

パリッとしたスーツを着るかっこいい女性になりたかった。

実際の私は、毎日すっぴんメガネ。家の中で必死にPCを叩いて締切に追われてる。

理想とは少し違うけれど、かっこつけず素の自分をしっかりとさらけ出したい。

理想とは少し違ったけれど、やっと見つけたやりたいことをブレずにやり抜きたい。

今日も私は強い女性を夢見て生きます。

#国際女性デーによせて

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