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コースの探し方~コロナ禍と散歩コース

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これは、リハビリや運動のために、「植物観察の散歩」をお勧めしてるシリーズです。
今回は、コースを探すお話です。

散歩といっても、コースが大事だと思っています。
なぜかというと、自分がリラックスできる場所であることが、大事だからです。
具合が悪い人は、素早く動けなかったりするので、車や人がたくさん通る所を散歩するのは大変です。
人込みを移動するためには、たくさんの人が動く位置を予想しながら、避けて進みます。
体や脳の具合が悪いと、それができないのです。
複数の人が動いているのを、頭で処理できない。
それから、速く動けない。

それで、駅など人が多いときは、壁際(かべぎわ)を歩いていたことがあります。
私だけでなくて、脳梗塞の後遺症がある人や動きにくくなっている高齢者は、こういう移動をするそうです。
ありがたいことに、私はずいぶん体が改善したので、人込みの中も動けるようになりましたが。
楽に動けるコースというのは、とても大事なのです。


リハビリと植物散歩の話をしているわけですが、私もコースを見つけるまで、地図アプリで、どういう散歩コースがいいかをずいぶん探しました。

人込みを動けないのも困るのですが、車を避けにくいのです。
私の場合は体が痛くて、首や背骨をひねることが難しくなっていました。そういう状態だと、後ろから車が来たとき、避けにくいのです。
だから、車が少ない見通しのよい道を選ぶ必要がありました。

それと、まずいことに、コロナ禍が重なったのです。
「人に会うな、ステイホーム」と当時は言われていました。
母はずっと、「ステイホーム」を「ホームステイ」と何だか変な言い方をずっとしていましたが。
それはともかく。
基礎疾患持ちなので、人ゴミは確かに危ない。
それならば、人通りが少ない所を散歩すればいいことになります。

そして、私、膝があまり良くないので、自転車を使って散歩するようになりました。
これも、歩くことに囚われないで、自分の体のこわばりや緊張を解くことを優先して、そういうふうにしています。
私は緊張とこわばりが酷かったのですが、バランスを取らなければいけない運動なので自転車はガチガチでは乗れません。自分に合っていたんだと思います。
物凄くゆっくり、自転車で1時間くらい散歩します。測ってみたことがあるのですが、時速8㎞以下のゆっくりさでした。

これを読んだり、聞いたりされている皆様の住んでおられる地域が、
どんな様子かはわからないですが、続けるなら、自分に合ったコースを、自分のやり方を探すことは大事です。
いきなり、いいコースややり方は見つからないかもしれないですが、試行錯誤しながら、探していかれるのがいいと思います。

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また、いつものように、植物の紹介をします。

カラスウリ


カラスウリの花


カラスウリの実


カラスウリはウリ科の植物です。花は夕方から夜間だけ開き、秋枯れが始まった雑木林の林の縁などでよく目立つ赤い果実をつける、つる性の多年草(冬越ししながら、何年も生える植物)です。一年草というのは、冬にいったん全部枯れて、種で冬越しする種類です。
地下には塊根(芋みたいに栄養を蓄えるかたまり)ができます。上のつるや葉っぱは冬、枯れてしまうが、塊根によって、冬越しし、また芽を出して広がります。

花は夜にレース状の幻想的な一日花(一日で萎んでしまう花)が次々と咲きます。夜に活動する蛾の仲間が受粉しているらしいです。

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前に、カラスウリを擬人化した会話劇の台本を書いたことがあるので、もし、気が向かれたら、読んでやってください。





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