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僕が初めてアイライナーを買った話。

このnoteは僕が妻にアイライナーを買った記録である。



「仕事帰りに、アイライナー買ってきて~」


水曜日の夕方、自宅にいる妻からLINEが届いた。職場にいた僕は凍りついた。


え、どういうこと?


すかさずツイートしました。


そもそも、アイライナーというものを知らないし、妻が使っているものなんて特にわかるわけがない。


ただ、こんなツイートにも、優しいフォロワーさんが反応してくれました。(その節はありがとうございました!)


「試されてますね」

「ベリハですよ」

「無理だと思います」



ぐぬぬ、そんなに難しいのか。
そんなに言われると、、、


じゃあ、ちょっと買ってみようじゃないの。



好奇心に火がついた僕は、妻からの情報を遮断するため、LINEの通知を切った。


アイライナーを買って帰る。僕の挑戦が始まったのである。



1.そもそもアイライナーとは?


アイライナーのことを知らない僕は、まず調べてみることにした。会社のパソコンで「アイライナー とは」と検索してみる。すると、いくつかの情報に行きついた。


めっちゃ大事なやつやん。


あ、あれか、やっぱり、ペンみたいなやつだ。ドレッサーのところに、なんかたくさん置いてあるような…。でも、正直、どれがアイライナーかわかない。お化粧ってマスカラ?とかも使うだろうしなあ。




3つの種類?1つだけじゃないの?


どう違うのかもわからない。サイトの情報をもとに、まとめてみると、次のことがわかった。


①ペンシルタイプ
・アイラインが引きやすく、初心者におすすめ
・芯が柔らかいのでぼかしやすい
・鉛筆タイプの場合、削り方によって芯の太さを自分好みに調整しやすい
・発色が穏やかなので、失敗した時にぼかして修正しやすい
・残量がわかりやすい
②リキッドタイプ
・ツヤがあり発色がよい
・筆の当て具合によって太いラインも細いラインも自由自在
・アイラインが1度定着すると落ちにくい
・細かい部分にも使いやすい
・お湯で落とせるタイプは、マツエクをつけているときでも使える
③ジェルタイプ
・アイラインの濃淡の調節が可能
・テクスチャーが柔らかい
・しっかり密着するため、乾くと落ちにくい
・細く・狭くアイラインを引くことができるので、初心者でも失敗しにくい
・水や皮脂に強く、落ちにくい
・ブラシの場合、使い方次第でアイラインの太さを調整しやすい
(①~③は「肌ラブ」さんより引用)


…ええええ、なんとなくジェルタイプではないと思うけど…、ちょっと決められる要素がなさすぎるから、次だ、次っ!




いや、あまりにもヒントがなさすぎて笑った。


顔に合う色…わかんない。なりたい目…わかんない。コストパフォーマンス…ん、待てよ。わざわざ僕に頼むということは、、、身近な場所で買えるものでは!!!


2.妻が使っているアイライナーを当てにいく


数少なすぎる情報を頼りに、僕はアイライナーを絞る作業に入ることにした。ここまでくると、気分は探偵だ。


ちなみに、僕がUZU(ウズ)なんてブランド知っているわけがない。フォロワーさんが、比較的人気なものを教えてくれた。僕はサイトを見てみる。


うおお、なんか、化粧品売り場でみたことがある気がするぞ…!そして、前に妻が買っていた気がしなくもないぞ…!!!




人気の色は基本的に「ブラックベース」らしいので、ひとまず「ブラックぽいやつ」をピックアップしてみた。気になるのは4本。だが、僕は新商品の情報を得てしまった…。




おーい、ブラックだけで新色7本も出とるんかーい!!!


「先程の4本+新色の7本」
にねらいを絞ることにした。


これ以上、調べたところで情報過多になると判断し、僕は薬局の化粧品売り場に向かうべく、会社を後にした。


薬局につき、化粧品コーナーを探す。


UZU…、UZU…、UZU…。


あった!


あれ、おかしいぞ…。



やってしまった…4つの色がない…新色の7本に絞るか…。




薬局のおばちゃんが、怪訝そうな感じでこちらを見てくるので、フォロワーさんのすすめもあって、レッドブラックにすることにした。そして、僕は家に向かう。


ドキドキ。ドキドキ。


本当に申し訳ないのだが、婚約指輪よりも真剣に悩んで選んだかもしれない。


そして…、家についた。



ガチャ。僕は玄関を開ける。

「おかえり~」


妻が玄関まで来てくれた。


僕は鞄からUZUを取り出し、無言で手渡した。





……


………



「何これ?」



違ったあああああああああああああ


ここまでの経緯を妻に説明した。妻曰く、アイライナーの写真(画像)を送るのを忘れていたらしい。UZUというところまでは当てたので、すごいね、と言われました。(たしかに、すごいと後で思った。)


3.アイライナーを買い直してみた


「昨日、買えなかったアイライナー買ってきて」


翌日木曜日。妻にそう言われたので、仕事終わりに買いにいくことになった。今度は別の大型店にいくことにした。


試供品コーナーがあったので、お試しでつけてみると、意外と濃く出るのでびっくり!すげー!化粧ってすげー!!!


そして、僕はお目当ての商品があったから良いけど、もしかして本気で化粧品を探すとなると、かなりの時間を潰せるのでは、と感じた。

毎日の化粧のために、あれだけの商品があるなんて…と思っていたら、あることを閃いた。

あらやだ、化粧してみたくなってきたわ。


せっかく自分で初めて買ったアイライナー。使ってみようではないか!


4.アイライナーを使ってみた


その夜、妻にお願いをして、化粧をしてもらうことにした。僕が買った新品のアイライナー。


その画像がこちらである。


まつ毛もあげてもらったりなんかして、自分が変わっていく姿を見ているのは本当に楽しかったし、妻も爆笑してました。


化粧が終わって、初めてのクレンジングとやらも経験し、素のアラサー男子に戻ったあとは、ちょっと寂しくなった。


5.今回感じたこと

①お化粧って大変だ。

初めての化粧はすごく楽しかったです!

でも化粧品を選び、(高価な)化粧品を買い、毎朝化粧をして、帰ってきたらクレンジング…。働く女性(もちろん男性も)、化粧をされる方々は、毎日ご苦労されているんだなと思いました。


②アイライナーは面白いぞ

今回、ひょんなことからアイライナーを買ってみたわけですが、妻とのコミュニケーションも取れましたし、何よりとても楽しかったです。

そして、相手のことを考えてものを買うって大事ですね。プレゼント自体にも価値はありますが、やっぱり気持ちって大事だなって思いました。


長々と失礼いたしました。ぜひ皆さんもパートナーの方と、アイライナーを買ってみてはいかがでしょうか。きっと、面白いことが起きるはずです。

おしまい

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