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文章を書くとして、私は何を目指そうか~#なりたい自分~

こんにちは、猫乃ひろばです。

文章を書く、その先に何がある?

「書きたい」気持ちはあるけれど

2024年5月末。東京流通センターにて行われた文学フリマ東京に、一般参加で初参加してきました。

あの日からずっと文章を書きたい気持ちでいっぱいのまま、あっという間に過ぎた10日間。
どうしてなかなか、筆が進まないのです。

物書きとしての指針がない

物書きとして文学フリマ、または類似の文芸即売会に出たい!
そう思ったはいいものの肝心の文章が書き出せないのはなぜか。

理由はわかっていました。まず、私には自分の方向性を固めておかないと動き出せない悪い癖があったのです。

そのためには、

  • 自分は何を書きたいのか

  • 文章を書いてどうしたいのか

  • そもそもなぜ文章という手段をえらんだのか

  • どうなったら自分にとって理想の物書きなのか

少なくともこの辺りは自分の中で明確にしておかないと、いずれ「物書き・猫乃ひろば」のアイデンティティが揺らいでしまうと思いました。

文章を使う者として

自分は何を書きたいのか

書きたいものは決まっているので即答できます。

  • 大衆小説・ショートショート…恋愛、現代ファンタジー

  • ノンフィクション…エッセイ

しかし、これが一番難儀なのです。
何より、フィクションもノンフィクションも書きたいというこの強欲さ。

私は活動する上で、名義はとても大事だと思っています。
同じ名義であることで、増える繋がりもあれば遠のく繋がりもあるでしょう。
…さて、小説とエッセイをそれぞれ作りたい人間は、どうしたらいいのでしょうか。
しばらく考えているのですが、なかなか答えが出ません。

とりあえずサークル名は分けようという発想になりましたが、名義をどうするかで延々と悩んでいるのです。そんなことより一文字でも多く文章を書けと言いたくなると思いますが。

プロの方は除外するとして、同人で私のようにだいぶ異なるジャンルの本を一人で出そうとしている方、または既に出されている方はおられるのでしょうか。この記事を読んでくださった方でもしおられましたら、どのように名義やサークル名を使い分けているか、ご教示いただきたいです。

文章を書いてどうしたいのか

次です。
この問い、「本を出したい」と言ってしまえばおしまいですが、それだけだとやや足りない気がします。
なぜ本を出したいのか?もっと言うと、インターネット上の公開だけでは満足できない理由は?金銭的負担を負ってでも紙の本を出すことにこだわる理由は?

順番に考えていきます。

1.インターネット上の公開だけでは満足できない理由

私はnoteの他にも、別名義で創作には関係のないブログを公開しています。
更新頻度はそこまで高くないのですが、更新すればありがたいことに何かしらの反応はいただけています。

しかし、文学フリマに参加したことで、書き手と読み手が直接対面し、一つのリアルイベントを作り上げる一員となることに強い憧れを抱いたのです。
きっとパソコンに向かってキーボードを叩き、投稿ボタンを押すだけでは味わえない感動がそこにはあると信じています。

2.金銭的負担を負ってでも紙の本を出すことにこだわる理由

「自分の書き溜めた文章が製本されて届いたら、絶対テンションが上がるから!!!!」

実際、理由のほとんどがこれです。あとは先ほど述べた通り。

そもそもなぜ文章という手段を選んだのか

世の中に自分の想いを発信する方法は、何も文章だけではありません。
特に音楽、絵が代表的ですがそのほかだっていくらでも表現の手段はあります。
また、同じ言葉を使うものでも詩歌などではなく文の連なりから成る形を選ぶのはなぜか?

それは、私が最も得意とする表現方法が文章だったからです。ありきたりな理由ですが…。

実は私は、さまざまなクリエイティブなことに多少手を出してきています。
作曲も試しましたし、絵も描こうとしましたし、既存の素材や図形を組み合わせるデザインにも挑戦しました。

そうした経験を経て、自分を表現する際に最も適したものは何か。それが私にとっては文章だった。
日本語を扱い、組み合わせ、文章として組み立てていくことが、私に最も適性のある手段で、同時に行っていて心から楽しいと思えるものでした。

どうなったら自分にとって理想の物書きなのか

最後に、「どうなったら自分にとって理想の物書きなのか」を考える必要があると思いました。

…正直、まだよくわからない。
けれど、強いて言うのなら自分の頭の中をコンスタントに言語化・発表できる人になりたいと思っています。

私は今のところ毎日noteを更新していますが、正直更新頻度に内容が伴っていない気がするので、もう少し質の高い――何をもってして質を高いとするのかは個々人によりますが――noteを更新したいなと思っています。

もちろんその先には創作小説やエッセイ本を出すという目標があるので、そちらについても頑張っていきたいです。

なりたい自分を言語化することの大切さ

以上、猫乃ひろばが文章を書いてその先に目指すものでした。
こうして言葉にしてみるとすっきりとした気分になるのは、自分に物書きの適性があるということなのでは?と、なんだか調子に乗ってしまいそうになりますが、今以上に読み手を引き付ける文章を書けるよう頑張ります。

みなさんは、何を目指して文章を書いていますか?

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