クリスマスリースを作ってきました
ものごころついたころから、植物と一緒に育ってきました。
私自身「早苗」という植物の名前を与えられたので、どこかしら植物にシンパシーを感じてしまうのかもしれません。
落ち着きたいときは歩いて緑の多い場所に行きます。最近引っ越してきたところでは近くに森があり、たいへん生活の中で助かっています。
初めて書いた詩は小学四年生頃の宿題で、私はオオバコの詩を書いていたことを未だに覚えています。
何か、転機があるときはいつも、植物の隣に私はいました。
転職するときにはポトスを、結婚する時には多肉植物を、そして毎月のようにブーケをお花屋さんに作ってもらいました。
このところの緊張感の中では、私ものんびりとできる時間が少なくて、そういうときにはずっと、ずっと紫陽花ががんばって咲いていました。彼女(たぶん女性だと思います)は、もう6か月以上花をきれいに咲かせてくれています。
そんなこんなで、ずっとご無沙汰していた花屋さんのワークショップで、クリスマスリースを作る機会をいただきました。(紫陽花さんに申し訳なく、新しいブーケを買えなかったんです……)
朝の10時ごろからというお約束だったので、とてもわくわくして落ち着きませんでした。
実は私の家族が私が小さかった時から植物と触れ合う機会が多く、クリスマスリース作りは、母から私に受け継がれた冬の一仕事のように感じていました。
なんとなく、イギリスやヨーロッパの「魔女」の仕事などを映画やドキュメンタリーで観ていると、彼女たちがどれだけ植物と仲良く暮らしていたかわかるような気がしています。
そう、私の夢は、魔女になることでした。小さなころから、そうでした。
植物と共に成長した私は、きちんと魔女になれるのか……。少し緊張しながら、朝の仕事を終え、掃除をし、早めのご飯を食べて花屋さんの扉をノックしました。
ちょきちょき、素材を切って、ワイヤーできつく巻いて、連ねていく。
なんとも単純作業なんですが、こぼれてしまったり、ちょうどいいバランスのボリュームが出なかったり……。
一回だけ、慣れてきたところでやり直しがありましたが、がんばります!と言ったら他の参加者の方から「うふふ、健気~」と笑われてしまいました笑
そうして、やっとの思いで出来上がったリースがこちら!!!
いろいろ至らない部分はありますが、ゆるしてください笑
この冬も楽しく越せそうです⛄
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