見出し画像

【Zoom合評会】詩の仲間が集まって on 2021.10.31 ハロウィンレポート

こんにちは。長尾早苗です。

今回は詩人の友達の山口勲さんと共催したオンライン合評会についてレポートします!

開くまでの道のり

前回の7月末の合評会(レポートはこちら!)の後、今度は10月頃にやりたいねという話が出ていました。このご時世もあり、実は秋にわたしのもろもろ仕事や締め切りがあり……正直司会をやるのはできないかも……と思っていました。

それでも、わたしにとって合評会はとても大切で……そして、この会をとても楽しみにしていらっしゃるみなさまもいた様子だったので、オフラインの頃からお久しぶりの方、オンライン常連の方にも、そしていつも様々な年代層のみなさんに集まっていただきたかったので、声掛けさせていただきました。もっとお声がけさせていただきたいみなさまもいたのですが、今回はキャパオーバーになりそうだったので、また次回お呼びします。わたしにとっても合評会で司会進行をすることにより、表現者として磨かれる部分がありました。

そして、オフライン合評をまたいつか開こう! と決意したのもその時です。

この合評会、実は5年前から本屋さんの会議室を借りたり、カフェで開いたり、オフラインの機会があったんですよね。不定期でゆるゆる継続していたのが長続きのコツかなあと思います。焦らず、継続。それがキーなのかなと思います。

オフラインは色々ご時世を見て様子見でした。本当は山口さんや他の詩の友達ともお茶したいです……。

そして、日程と時間だけ一か月前に決めておいたのですが、色々と情勢も変わって、もろもろ合評会に合わせてスケジュールをあけておいてくださったみなさまには本当に感謝です……。

オンライン合評の形式

これは先日と一緒なのですが、今回はわたしがオンラインの場所を準備させていただきました。

Googleドライブの共有フォルダに詩をpdfで貼り付けること、感想共有のファイル・ご挨拶や当日のスケジュールを書いたドキュメントをGoogleドライブ共有フォルダに入れていました。(ここで鍵をかけたままにしておくのはいけないです~! 今回ご指摘があり、ありがたかったです……申し訳ありませんでした。。。)共有フォルダは編集制限があって、それを「全員が編集できる」状態にしてからリンクをコピーしてお知らせしましょう。(自戒も含め、、、)

当日はZoomで。(前々回まではGoogle meetを使っていましたが、Zoomの方がやりやすかったです)オープニングトークで少し経緯などをお話しさせていただいて、自己紹介(ここでハロウィンにちなんで「異界・魔界のものになれるとしたら、仮装するとしたら何になりたいですか?」と尋ねてみました。ちなみにわたしは荒れ地の魔女です。年に一度くらい魔性の女になりたい笑)からテキスト参加の方の紹介、そして合評に移っていきました。

合評の流れ

これはほとんど前と変わりません。朗読、司会者がご意見や「ここがよかった!」という点を挙げていただく方を2名ほど指名、黙読(ここで画面オフ、マイクミュートにして休憩あり)、時間になったら指名した方に評していただき、他に意見がある方にはリアクションしていただきご意見を伺いました。Zoomのリアクション機能、とっても便利です!!

また、自己紹介などで漏れてしまった宣伝や退席の連絡、参考図書として出てきた本のリンクなどは「全員に返信」用のチャットで流していただきました。基本的に参加者のみなさんはマイクミュートなので、チャットも反映させていただき、さらに突っ込みたいときはご意見をマイクオンでお話しいただきました。

今回は3人がお客様として参加いただき、テキスト参加の方2人と合わせ、主催者2人も詩を書いて合評したので、計7人ですね。3時間のなかでもかなり濃密に考えられたかなと思います。タイムキープは黙読の時間をその詩の密度・長さによって変えていきました。なんとか時間通りにできてよかったです。

この合評会では、誰もが詩歴に関係なく、リラックスしてしゃべるというのを目標にしています。批評するのは詩人の仕事ですが、批評があまりに度を過ぎると、それは攻撃になってしまいます。あくまでも相手の詩を読んで、この詩にかかった労力・技などを踏まえたうえで、リスペクトしあいながら読んでいくことが必要だと、様々な合評会に出てきたわたしは思いました。それには、詩人の「場」が必要です。今は対面式・オンラインどちらもしているところも多いですが、わたしたちはあくまで「詩人が詩についてゆるりと語りあう」ということを目標にしています。ほんとうにみなさんとお茶したい~!

会のあとの感想もうれしく、本当にみなさまありがとうございました。

会の流れと感想

今回Zoomホストが初めてだったというのと、まあ前の時からそうでしたが、背景に影響が出ないところで椅子を置いて、会の進行をやるにはバランスボールが適していました。バランスボールを椅子代わりに使い、ぽんぽん弾みながらでしたが(そんな司会者たぶんわたしくらいかも……笑)わたし自身も楽しませていただきました。会の中盤あたりで場があたたまり、どんどん読みが深くなっていったように思います。本当にいい原稿を送って下さり、参加していただいたみなさまありがとうございました!

また、会の後も考えたい作品があったので、進行的に紹介できなかった詩をみなさんと共有しました。

打ち合わせからサポート、アドバイスなど、本当に共催の山口さんには感謝しかありません。終わった後打ち上げの代わりに電話をして、もろもろ話をさせていただきました。今度はどちらかが主催になっても続けていきたいなあと思います。ほんとうにこの場所は大事だと思いました。

また会を開くときはお声がけしたい方がたくさんいらっしゃるので、ぜひわたしたちの合評にお越しください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?