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連句会で歌仙を巻きました!2022.5.14

こんにちは。長尾早苗です。

先日発表したnote、1万字を超していました……しかも原稿も書いていたしリーディングもしていたので、そりゃあばてるわと思い、4日間くらい口語自由詩の活動のお休みを取らせていただきました。ちょっと間を置くことも大事かなと思い。その代わり、がんばって定型詩の活動をしていました。(読書もしていました!)

わたしは大学時代から、恩師のほしおさなえ先生たちが主宰する連句会に参加していました。
大学の先輩や同期、歌人・俳人・詩人・小説家、翻訳家、さまざまな人がそろって、そのうちに「いつめん」(っていうんですかね……)のような連句仲間ができて、わたしの当時の居場所の一つとなっていました。

わたしたちのことは、ほしおさなえ先生の先日発売されたシリーズ『言葉の園のお菓子番』にほんのり掲載されています。
(わたしのような登場人物として、大学生の「蛍」という女の子が出てきます。もうそっくりで恥ずかしいです……でも、この本を手に取ると、大学生だった頃を思い出したりして、非常にうれしい)

このご時世もなんとかおさまりをみせたのかなと思いつつ、それでも連句仲間といつもの半歌仙ではなく歌仙を巻いたのは久しぶりで……(半歌仙の倍です)
非常に緊張しました笑

わたしは色々な決まりがある表6句がうまくいかないのが悩みでしたが、今回初めて取っていただき、名残りの裏でもなんとかうまくいった句が一句あり、とてもうれしかったです。

でも、緊張しましたが、いつものみなさんと会えたの楽しかったです!
そのうちに作品もどこかで発表されるので、お楽しみに!

歌仙を巻いた土曜日、ほんっとうに被りまくりでして、火曜日ごろから「わたし今週生き抜けるのか……」と思っていましたが、KSJスターティングスラムの対戦相手の発表があったり(とんでもないつわものたちの中で読みます、ひええ!!)、Zoomオープンマイクのエントリー開始があったりとなかなかせわしなかったです。TKOOというオープンマイクに出場エントリーをいたしました。出られるといいな~!

でも、こんなオフの日々も、体調管理のためには必要だったのかもなとも思います。

今日はわたしの青春を彩ってくれた詩人のみなさまも出演する、ポエトリークロッシングTOKYO2を見ていました。
森山直太朗さんへの歌詞を提供してきた御徒町凧さん、大好きだった歌の一つの「シャングリラ」(チャットモンチー)の歌詞を作られた高橋久美子さんなど、本当にうれしかったです。

何度も、何度も、聴いていて、当時とても生きにくかったわたしを助けてくれたのは、森山直太朗さんが歌う御徒町凧さんの詩でしたし、高橋久美子さんの若々しい感受性が光る詩でした。
あの時、本当に生きていなかったら、わたしは今画面越しでも彼らに彼女たちに出会えなかったでしょうし、そう思うと、胸にぐっとこみあげるものがたくさん、たくさんあります。
生きてきて、よかった。

カバー写真は不思議なご縁で今も続いていてお付き合いがある双子のライオン堂さんのお写真を。「みんなのフォトギャラリー」で「連句」と入れると出てきました。双子のライオン堂さんも、連句をしているんですね。
本当に不思議なご縁です。
また連句会が多くの人とできるといいなあ。

これからも、たくさんの人に詩の時を、光を届けられるように書きたい、感じていたい、思っていたいと思わされました。
だから、わたしは生き続けられるんだ。
もう、一人じゃない。みんなと連なっている!!

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