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【詩人の映画記録の休日日記】映画『ウィッシュ』を観に行って考えたこと―夢と願い、そして現実―

こんにちは。長尾早苗です。

日曜日の作業場所ラウンジはすいていて、スタッフさんのお気に入りのBGMが流れていて心地よいです。

昨日は関東地方、初雪となりました。

そんな中だったのですが、友人と映画『ウィッシュ』をわたしは前情報なんにもなしで見に行ったので、自分の夢と願い、現実について考えたことをネタバレなしでまとめてみます。


こころの一部が欠けていること

わたしたちはみんな夢を持ちます。

それでも、夢や願いなんて持たないほうがいい

期待なんてしないほうがいい

という考えはわたしはどうかな、と思っていて。

夢や願いは持っていていいし

どんなに苦労しても

その夢がかなったとしてどんなに苦しくても

夢や願いを持つことはとても人のこころの中で

美しいことだと思うし

それはいくつになっても持つことができる。

そう思いました。

わたしたちは現実の世界にいつづけるとずっと、

こころの一部が欠けたままなんです。

それに気がついてしまって、とても悲しい気持ちになるくらいなら

まずは夢をもってみる。そしてそのために行動してみる。

まずは今日、これから一歩踏み出してみる。

そんなことが大事なんだなと思いました。

完璧で美しい世界なんてないけれど

映画の中の世界でも

どんなに完璧で美しい世界が描かれていても

それはある種ちょっと歪んでいて

ちょっと危険なことじゃないかな

とも思います。

その人その人の世界の中で完璧をめざすぶんにはかまわないのだけど

わたしたちひとりひとりには

大事にしたい世界があって、大事にしたい人がいて、大事にしたい時間がある。

そのことをいつも忘れないようにいたいのです。

夢を抱くこと・願うこと・創作の世界に影響されすぎないこと

わたしは一回映画を見てしまうとその世界から戻ってこれなくなることが数日あって、

いつもはたいへん疲れてしまうので

ちょっと緊張していましたが

創作の世界に影響されそうだな

と思ったら

一番に自分のコインロッカーの番号を頭で唱えていました。

映画館のコインロッカーは自分で番号を覚えておく形式のものだったので

わたしと、一緒に見に行った友人もそのロッカーがないと寒くて帰れない

そんな「現実」と「映画」の世界を切り離して考えられて、少し成長したなと思ったのです。

もちろん、世の中にはすばらしい創作物が映画・ミュージカル・小説・ラジオ・朗読など

たくさんあるのですが

その創作物に影響を受けすぎてしまうと

自分の創作がおろそかになってしまう危険性もあります。

だからこそ、自分の芯は持っていつつ、

ちゃんと夢は夢として持っておくこと、背中を押すきっかけになること

を意識していたほうがいいかな、なんて思いました。

終わりに

日本語吹き替え版で見たのですが、

福山雅治さんの役の幅の広さがものすごくよかったです。

俳優という職業の人々が

どのように声に命を吹き込み、

歌い、その世界を表現していくのか非常に興味がありましたし

そしてとてもよかったです。

今日はこの文章や仕事のアイデアをまとめるため朝から1時間くらい歩こうとしていたのですが

何せ寒い……

初雪後の関東地方ではあまりにも寒かったので、今日は無理せずバスで出勤しました。

みなさまも無理をなさらず……!!

今日は文学フリマ京都の日でしたね。

出店されたみなさま、来場者のみなさま、おつかれさまでした。

そしてとても特別な日になったのではないかと思います。

どんな日々でも、楽しめるきっかけになるといいですね。

今日の詩です。

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