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【エッセイ】詩人として、表現者として作品を発信していくこと(同人誌編)

こんにちは。長尾早苗です。
先日書いた個人詩誌や冊子についてのエッセイも読んでくださる方が多くてとてもうれしいです!!
今回は長尾のホームともいえる「同人誌」について!
今わたしは二つの同人誌に携わっていますが、今月からまた新たに告知できることがあるかもよ~なんて。さっそく行ってみましょう!

主宰を決める

一番最初に、主宰者を決めないといけません。
二人でも同人誌はできますが、同人誌は「長く細く継続的に」がたぶんどこもモットーだと思うので、メンバーを集めたり、コンセプトを決める熱意を持った人を主宰にして、その人と助け合いつつ作っていくのが一番楽しいと思います。

コンセプトを決める

これも色々なんですが、「オンライン合評で提出された詩を編む」や「○○というテーマに沿って書く」とか「メンバーが同年代」など、最初のコンセプトは色々あっていいと思います。とにかく、「継続」が大事なキーになってきます。

メンバーを集める

コンセプトを決めたらクローズドでお声がけしたい人を呼びます。ここで、メンバー内に(できれば主宰に近い人で)編集スキルを持っている人がいると何かとやりやすいかなと思います。
連絡方法はDMグループ、スラック、メーリングリストと様々ですが、メンバーそれぞれが主宰の気持ちで助け合っていくのもまた同人誌の魅力です。

原稿を集めて編集する

メンバーとコンセプトにあった原稿が提出されたら、編集ができる人と校正ができる人で冊子にしていきましょう。時折メンバーと連係プレーを取ったり、ここはどうすればいいかなど連絡を取っていくとなお◎です。

SNSアカウントを作る(作らなくてもOK)

文学フリマなど、盛り上がるのは今はSNSアカウントかなと思っていて、同人誌のSNSアカウントがあると売り上げにつながりやすいかな、認知度が上がるかなという気がしています。その際、もっとメンバーと密な連絡が必要になるので、こまめに自分の予定やメンバーの予定がわかる人が同人の中にいるといいと思います。

入稿する→印刷所に持っていく

こちらは個人詩誌の時と同じ。
ただ、印刷所にも色々なところがあるので、検討していきましょう。

SNSでメンバーが盛り上げる

発売日や即売会までの日程が決まったら、SNSでメンバーが盛り上げていくようにしていきましょう。
大切な作品の発表場所ですので怖がらず!

発売してからイベントで同人誌を売り出す

わたしの関わっている同人誌もどれもそうですが、販売に携わるメンバーもいると心強いです。
個人出店しているメンバーに委託販売を頼んだり、のちのち同人誌でブースを出せたりするのもいいですね。

終わりに:楽しく詩や作品を発信していく

作品の発表場所がない!
という問題で頭を抱えていた時期がわたしにあって、そういう時に救いだったのが同人誌でした。
最初は大学のサークルのような場所で同人誌を組んでいたら、ポエケットでお声がけいただき、今の詩誌にもいます。そこで販売をがんばっていたらまた次の活動につながるといったうれしい連鎖を抜けて、わたしも発表場所を増やしていきました。
今いるところとこれから少しずつお伝え出来る新しい詩誌と。
同人誌はグループワーク・チームワークです!!
みんなで同人誌を盛り上げて、自分の作品を広めていく・高めあっていく場所にしていきましょう!

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