猫又の本のススメ その6『火のないところに煙は』
急に2日連続投稿!
今回オススメするのはこちら。
芦沢央さんの『火のないところに煙は』です。
なんと!今!読み終わった直後!
やはりこう言うのは記憶が新しい内が良いですからね。
そして、紹介と言うのを意識して書こうとすると何か上手く書けない事に気付いたので感想文っぽさでいこうと思います。
そう。
Twitter(X)のように。
いやぁ…面白かった!
モキュメンタリーと言えば良いのかな。
作者そのものが主人公で、まるで本当にあった出来事のよう。
完全に怪談じゃん!って感じの短編なんだけど、一つの話毎にミステリー要素があり、更に最終話にその断片的と思われた短編達が繋がっている事に気付く…と言う流れは見事。
好み!こう言うの好みだよ!と言う話でしたね。
リアル過ぎて「本当にフィクションなのか?」と疑っちゃう程のリアル感。臨場感素晴らしい!
オカルトとミステリの融合の場合「本当はどっちなのか?」みたいな話は多いけれど、こちらはもう最初から怪異自体は普通に出て来る。
でもちゃんとミステリなとこが良いんだよなー。
丁度夏だしホラーで涼しくなりたい方、ミステリも好きよんって方やモキュメンタリー好き。
単純に面白い話を読みたい方。
オススメです。
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