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梅雨休みいただきます。

関東に送れること数日、猫藤が住む田舎地方も梅雨入りしたのに
青空が見える蒸し暑い日の今日、3週間ぶりの通院日だった。

前回の通院日でレントゲンを撮った時に、
残念ながら肺の腫瘍が増えていて
急遽、薬剤を変えて投与することになった。

その抗がん剤投与後、2週間ほどは浮腫みと
足の裏のムズムズするようなしびれがあったが
ファスティングしたこともあって浮腫みが落ちついたら、
スッキリして体調も戻って元気にすごしていた。

毛はがっつり抜けてしまったけど……
最近は坊主女子が流行ってるらしいけど、
坊主通り越してハゲとるアラフォーだからな😭

前日から病院へ行くのが少~しだけ憂鬱になっていたけど、
浮腫みが落ちついてスッキリしてからは体調も良くて
今の私の状態はひどくはなってない!
むしろ、良い方にむかっている!と
身体の状態から感じることができていたので
今回レントゲン撮って診察してもらうと
やっぱり肺の腫瘍はあきらかに小さく少なくなっていて

「やっぱりね~!もう抗がん剤治療したくないって気持ち、間違いじゃなかった!身体の声を聴いてよかったー!」とポジティブに!

ハゲた甲斐があった!!!笑

でも、この薬はあくまで抑え込むだけ。
止めたらまたムクムクと腫瘍たちは成長してしまうかもしれない。

この先どうなるかはわからない。

また治療を始めないといけないときが来るかもしれないし
私の免疫力のほうが勝ってくれて
薬を使わなくても腫瘍が消えてくれるかもしれない!(←切実な願望)

正直ね、2月から続けている治療にちょっと疲れてしまってね。。。
しばらく治療をお休みすることにした。

わからない未来に不安になるのもバカらしくなったので
開き直って身体の声に正直に行動してみることにしたのよ。

とりあえず、変えた薬剤が1回でも
おどろくほど効果がでることがわかったし、
現状は咳だったり肺が苦しかったりという症状が
特にでていないこともあって
先生と相談して本日からもう中止して様子を見てみようか!
ってことになった。

正直、少しホッとした。久しぶりに。

やはり2月から5ヵ月続けてきた抗がん剤治療は身体だけでなく
心にもダメージは受けていて
3ヵ月間はがんばろう!と思って始めた今回の治療だったけど
スムーズに腫瘍マーカーの数値が落ちてきてあと少し!
と思っていたところにマーカーのリバウンドが起こり、
正直、心がポキっとまではいかないにしても折れかけていた。

夕方までかかるはずだった予定が午前中で終わり
会計待ちでボーっとしてると、
ドタキャンしちゃった外来化学療法室の担当ナースさんが心配して来てくれ、少しお話ししてると「心も休めないとね!」のナースさんの言葉にちょっぴり涙がでてきた。

この先、どうなるかわからないけど
今を楽しもうと思って治療は早めの夏休み(梅雨休み)だな。

今回、投与の予定で母に病院まで送ってもらっていたので
(アルコールで融解する薬剤だから運転禁止)
早く終わったし、久しぶりというか地元に戻って(2年9ヵ月)
初めてバスと電車で帰宅してみることに。

駅までの道中、いつも車だと通らない道を通ったり、気づかなかったお店があったり、そんな些細な新しい気づきにもちょっぴりワクワクした。

イヤだと思うことはガマンしないでやらない方向で。
おもしろそう!楽しそうなことは率先してやっていこう!
明日どうなるかなんて誰だってわからないんだからね!

そう決めてたハズだった10年前のこと、
ちょっと思い出したセンチメンタルにもなりがちな6月。

楽しい夏の予定を埋めていこう!


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