自分が鬱を克服した方法でも書くとするかのう(´・ω・`)

今回、自分が鬱を克服した経験を書こうと思います。

最初にことわっておきたいのは、これはネコチャンが鬱を克服した個人的経験であり、全ての人にとって鬱を抜け出す良い方法とは限りません。あくまで、そういうケース・考え方もあるのだな、と参考にしていただければと思います。
(´・ω・`)



まずそもそもなんですけど、自分は今のこの狂った世の中で正氣を保つのは難しいと思っています。
それは、このコロナ禍で露呈しましたよね。誰の目にも分かりやすい形で露呈しただけで、私には随分前から狂ってたように思いますが。

これは、価値観の狂った今の世の中全体もそうですが、日本特有の異常な同調圧力や奴隷根性・従順性を求める企業や学校に対しても同じことが言えます。

その社会の違和感と同調圧力は随分長い間自分を苦しめていたのですが、日本の社会ってまぁそんなものなんだろう、と思っていました。
自分が社会不適合者なんだろうな、と。
だから自分がダメなんだろう、と。

でも、今はコロナ禍で社会全体が異常に病んでいるんだと、はっきり言えるように理解できました。はい、世の中がおかしいんですよ。
( ˘•ω•˘ )

話が長くなるのでいちいち書きませんが、根拠のないことを妄信して苦しむ世の中の様子はまさに狂氣です。
まぁ、狂って頂くのは勝手なんですけど、それを強要してくる同調圧力が社会を支配していますから、否応なしにこちらも巻き込まれるのがね…。


でも、この多数派の思考回路を考察していくと、自分が鬱から抜け出す過程で知ったプロセスととてもよく似ているなぁとも思う訳です。

さておき、
世の中が狂っているのだから、まじめに取り合っていてはこちらがやられるのです。何を言ってるか理解できない狂人を毎日相手にしていると普通ならこっちの頭がおかしくなりますよ。

MJrさんが言われていたように、狂った対象にはヘラヘラと笑って適当に流して付き合う程度が丁度良いのかもしれません。
(>´ω`<)

苦しんでるアナタ、きっと自分がダメなんだろうって思ってますよね?
ずっとこの社会で生まれ、育ってきたからわかりにくいだけなのです。
(´・ω・`)


今の世の中の多くの人は、ありもしない恐怖を感じ、自らで自らを縛って苦しんでいます。
以前にも記事に書きましたが、自分の持っている「常識」や「やらなきゃいけないと思い込んでいる事」で自分を縛って苦しめることを自分は「魔界」と呼んでいます。


それでですが、鬱を克服するうえで必要だと感じたことや実践した事を簡潔に描くとこんな感じです。
(´・ω・`)

①自己分析
②固定概念の破壊
③思考の柔軟性
④論理の実践
⑤生活習慣の見直し
(適度な運動、食生活、生活のリズム)


まず自分が何に対してストレスを感じているか、その原因を理解します。

あたりまえっちゃ当たり前なんですけど、「原因」がわかれば多少難しくても抜け出すための「解決策」は練られるわけです。
原因が分からないのにどうしようどうしよう、って言っていても何も始めようがありませんよね。

そして、原因がわかったらそれを取り除くだけなんですが、これが厄介。
例えば、会社に原因がある場合は会社を辞めるとか、業務を見直すとか、色々あるのですがここで立ちはだかる最大の敵が自分自身なのです。

自分自身というよりも、自身の持つ固定概念と言った方がいいかもしれません。論理的に、他人の置かれている状況などを見ると「~~すればいいんじゃない?」と答えが出る内容でも、自分の場合はなかなかそれが難しいものです。

例えば、会社を辞めれば解決する場合でも、本人はローンの返済・家族の事・キャリア・世間体などを理由に、どうしようもできない状況に陥っている「と思い込んでいる」ケースが多いです。

また、鬱状態だと思考力も落ちている為、解決のための選択肢を自ら極端に狭めていることもあります。
例えば、「このまま耐えるか、死ぬかの二択」でしか考えてないとか。

自分自身がそうだったんですが、会社の業務が精神的肉体的にきつくて、ついには体も壊してしまいました。
死んでしまったり、重傷を負っては何のために仕事をしているのかわからなくなります。仕事は、仕事をするために仕事をするのではなく、良い人生を送るための手段として仕事をするのです。
(´・ω・`)

自分も、仕事の業務内容がどうしても自分に合わない部分があり、結果的に身体を壊しました。そんなことになっては本末転倒です。
今は自分の得意な分野を生かして、内務をしたり新しい事業を開拓することでそのモチベーションを高めることに成功しました。

おそらく他の人が自分の状況を見たら、かなり簡単に答えが出るのかもしれませんが、経営者になる立場なんだから業務内容が合わないなら、自分に合うように会社を変えていけばよかったのです。

もちろん、すぐに会社が変わるわけでは無いし、当然行動も求められるわけなんですが、少なくとも道筋が見えたことで実現させようと動くことができます。あと、そういう心境で仕事をやっていると精神状態は以前よりはかなり氣楽になりました。

考えて見れば、色々な解決策があると思います。
でも、自分に見えるものって、自分が認識しているものしか見えないんです。逆に言えば、意識や興味を持てば認識できるのですが、これは心理的盲点と専門用語で呼ばれています。

~~するしかない、という志向が強い人ほど心理的盲点の数は多いと思います。これは今の日本の社会も同じです。
周りがこうだから~~すべきなどといった常識的思考もまさにそうです。本当はもっといろんな選択肢が沢山あるのに、それを当人に見せなくする為の思考なのです。

心理的盲点が多い程、思考の柔軟性は奪われます。
結果的に、問題解決のための道筋がわからず、耐えきれない者から順に病んでいくことになります。


実は、自分の知り合いの親族が今仕事で鬱状態が酷いらしいのです。
詳しく本人から聞いたわけでは無いんですが、その理由の一つにリモートワークの強制があったようです。仕事とプライベートを分けられない苦痛のようです。
(もちろん、強制的な上司がいるとかこれだけが理由ではありませんが)

でも、ここでこの記事を読んでいる人なら、とても客観的に解決策を出せるんじゃないかと思います。
家で仕事するのが苦痛で、職場にも来るなというなら家からあえて離れた場所に部屋を借りてそこで仕事をすれば、少なくともこの件に関しては解決しますよね。

仕事をやめる、なんて極端な選択は最後の最後だと思います。
仕事を辞めるか続けるかといった選択肢しか出てきてない時点で、かなり視野狭窄になっている状態と言えます。
(もちろん、場合によってはやめた方がいい時もありますが)

そういう~~すべき、するしかないって思いこんでいる・思わされている状況って、今思い出すといろんなところで求められているなと、思います。この日本の世の中。


学生時代の知人(女性)もそんな感じでした。

周りとは全然合わないタイプが多いのに、無理やり一緒に居て行動しないといけないと思っているらしく、それによってかなり苦しんでいました。

こういうの、女性に多い氣がします。


自分は周りと合わないなら一人で勝手に行動するタイプなので、嫌なら一緒に居なきゃいいんじゃない?って言うんですが、どうもそれができないようでした。

ハブられる?

ハブられてもいいんじゃないでしょうか。
付き合ってても辛いだけなら。

自分を偽って生きていても、その偽った自分に合う人が寄ってくるだけです。結果的に、どんどん苦しく自分を追い詰めます。
いっそ、好き嫌いをはっきりした方が、案外最後に自分と相性のいい人だけが残ったりするものです。


あと、うちの母親も妙に人目を氣にするんですが、そのせいでやりたくもないことをやらなきゃいけないと思っていて、自分から見たら必要以上に自分自身で仕事を増やしているように思えました。

人の評価なんて氣にするだけ損なんです。
人は、相手の事をろくに知りません。
その時たまたま見たその人の一部分を見て、さらにその人が主観に基づいて評価をします。それって、極々一部のその人の側面(しかも主観に基づいたあいまいな部分だけ)ですよね。自分に言わせればほとんど幻です。
そんな幻を氣にして氣疲れして、仕事を増やして、何になるのでしょうか?

ってなことを親に言うと妙に感心していました。

順を追って論理的に説明すれば理解できることも多いのですが、その人にとっては難しい選択肢だったり、そもそも解決可能な選択肢ななかったりする(心理的盲点によって見えていない)のが厄介なのです。

きっと、客観的視点から「~~~したらいいんじゃない?」って合理的に言っても、おそらく「そんな簡単に出来ない!出来たら苦労しない!簡単に言うな!」って言われると思います。自分も、別に抱える問題点で同じこと言われたら似たような反応になると思います。(笑)

他人からしたらどうでもいいことでも、その人にとってはとても重要な事ってそんなに冷静に割り切れないものです。だから難しいんですよね。

(´・ω・`)


でも、それだって少しづず分析していくと、そんなにこだわらなくてもいいかな?って思うこともできるんです。
文章化して客観的に見て考えていくと、より分かりやすいんじゃないかと思います。自分自身の中で、自分と別の意見を討論させてみるのも有効かもしれません。



そういえば自分はいくつか心療内科に通っていました。


でも、そこではまともに聞いてもらえず、最後に薬だけ出して終わりという「対処療法」でしかなく、鬱を発生させている根本的問題を解決するためにどうしたらいいかという視点が全くなかったのでした。


医者「前回の薬はどうでしたか?」

ネコチャン「ちょっと副作用が‥‥(´・ω・`)」

医者「じゃあ今回からこっちの薬にしてみますねー、それでは今日は」

ネコチャン「あの‥‥(´・ω・`)」

ネコチャン「とにかく精神が上向いて鬱が治っちゃうような薬ってあるんですか?」

医者「それはもう覚醒剤になっちゃいますね‥‥」

ネコチャン「‥‥あっ(´・ω・`)」


これを言われた時、一時的に薬を飲んでるだけじゃ治らんな…て確信しました。だって、鬱になってる根本的な原因(仕事や、それに対する付き合い方)がそれで消えるわけじゃないからね。普通に考えたら当たり前なんだけど。


だからやっぱり、自分がどうにか動いて、思考や生活を変えていくしかないんだって悟ったのでした。

結局、7~8年くらいかけて少しづつ状況を変えてきました。
発想を変えて何とか仕事とうまく付き合えないかとか、仕事の内容を変えようとしたり、あとは家を建てて仕事の職場と距離をとったり‥‥
かなり大胆なこともしましたが、行動していったことで紆余曲折はありますが少しづつ好転していきました。


あと、生活のリズム、食生活、運動はかなり大事です。
この辺が狂ったり、ろくなもの食べないとかだと、人は精神的におかしくなりやすいのです。なぜか。
運動も、「鬱から抜け出すための運動」なんて「ダイエットのためのジョギング」と同じくらい続かないと思うので(笑)、自分が楽しいと感じるものを余暇を楽しむ趣味としてやる方が良いです。結果的に体動かしてたわーくらいの。
身体を動かして汗をかくと、どういう訳か頭がすっきりするんです。科学的・医学的な根拠はわかりませんけど。
こういう事って、3軒回った心療内科で一度も言われませんでしたけどね。

よく分からない薬を病氣だからって飲んでただけの「治療」って、今思えばかなりおかしなことしてたんじゃないかと思います。
※ただ、症状によっては医者にかかった方がいい場合もあるかもしれません。


そんな感じで、

①自己分析
②固定概念の破壊
③思考の柔軟性
④論理の実践
⑤生活習慣の見直し
(適度な運動、食生活、生活のリズム)

…以上を自分なりに組み立てて実践していくことで、個人的には鬱を克服するのは可能だと思うようになりました。

とくに、分析や思考の柔軟性なんかを鍛えると、とても生きやすくなってくるのでおススメしたいです。
(´・ω・`)

こう考えて見ると、結構いろんなことがその人の考え方次第なところがあるなと思います。


何でストレスを感じてるんだろう?、これ以外の選択肢は本当にないんだろうか?そもそも何で働いてるんだろう?、そもそもこれって本当に必要なの?…

いろんなことに、「そもそも」という本質的にはどうなんだろう、という視点をつけるクセがあると良い氣がします。
当たり前と思っている事や、常識も、一つ一つ本当にそうかな?って。今持ってる考え方によって見えなくなってる視点(心理的盲点)があるんじゃないかなとか。
友達とかに客観的に指摘してもらうってのも一つのやり方だと思います。


実はネコチャン、二度酷い鬱になって一度目は2年間不登校になりました。
その時は、無理やり脱出して自分の好きな分野(絵)に打ち込むことで技術を向上させ、その自信をパワーにして鬱から脱出したことがあります。

かなり力技だったんですが、確かにそんなやり方でも抜け出すことは出来ます。かなり辛かったけど。でも、論理的に物事を柔軟に思考して生きやすくなってたわけでは無かったので、結局またつまづいたんです。

どのみち、穏やかに生きるにはそういう思考ができるようにならないといけない訳で、遅かれ早かれくる試練ではあったと思います。

今の自分は完璧ではないですが、多少の事なら乗り越えられそうな氣がしています。行きつくところまで行ったら、釈迦の見た悟りの境地に行けるのかな?なんて思ったりもします。

(´・ω・`)


最初の頃は、もう死ぬしかないんじゃないかと思って、本当に目の前が真っ暗になりました。体調もおかしくなって、人が怖くなって、外にも出られなくなって…。
でも、そんな自分でも抜け出せたのだから、希望を捨てて欲しくないってことは強く言いたいです。ゆっくりでもいいじゃないですか。歩みは人それぞれです。
人生、遠回りするくらいが案外近道ってこともありますからね。
(>´ω`<)


案外、抜け出した後に振り返ってみると、なんでこんなことに氣づかなかったんだろう…ってことが多いです。

どうやって苦労しても乗れなかった自転車が、急に乗れるような感覚に近いですね。今苦しくても、何かの拍子で新たな視点が見つかったり、妙に吹っ切れて解決してしまうってことはよくあります。

だから諦めないでほしいです。


さて、ちょっと勢いで書いたので長々ととりとめもない文章になりましたが、何か参考になるようなことがあれば幸いです。
(´,,•ω•,,`)

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