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『糖尿病の治し方』8-2 眼科に行こう

看護師さんに、「何か体に異常はありませんか?」といわれた。
(異常だらけですよ)
 
そういえば、入院前に自宅のテレビの文字が見えにくくなって
苦心したのを思い出し、いってみた。
 
看護師さんはさっそく、「じゃあ眼科に診てもらいましょう」と
検査をススメてくれた。
 
糖尿病では、まず目がヤラレることが多いので、とにかく調べて
おいて損することはないらしい。
 
さっそく車イスで別階に移動。 ガロガロガロ…。
 
検査は待たされることなくサクサクと進み、視力を測定したり、
藥で目の瞳孔を開いてからライトをあてて、目の奥の網膜を
女医さんに診てもらったりした。
 
目の奥の網膜には、細い血管が集中しているので、糖尿病に
なると出血しやすいんだそうだ。
 
人によっては、糖尿病と診断された時点ですでに目の網膜が
ヤラレている場合もあり、こじらせると網膜が剥離して
失明するリスクがあるらしい。(怖いね)
 
検査の結果、私の両目は特に異常なしとのことだった。
 
恐らく、牛や豚などの動物性のもの(乳製品も含む)を
一切とってこなかったのと、トランス脂肪酸を全力で避け
続けたことが、血管の硬化を防いでくれたんだと思う。
 
長らく続けてきたビーガン生活も、悪いとこらばかりでは
なかったのだ。(ここらへんは幸運だと思う)
 
後、入院中からずっと天井の照明が二重に見えてたりして
いたんだけれども、それはいわないでおいた。
 
理由は、二重に見えるだけだし、他にも問題が山積みなので、
それどころではなかったのだ。
 
この、『天井が二重に見える現象』は、大分後になって
『高血糖状態による眼球内の浸透圧の変化による、両眼の
水分量の相違のせい』だということに気づくんだけれども。
 
眼球内の屈折率が変わって、ピントがズレるのが原因らしい。
 
血糖値が正常に戻れば、そのうち元に戻るので、そんなに
心配する必要はないんだそうだ。
 
本読んで学んだ。 まあとにかく、生活習慣病はマジで怖い
ので、血管は大切にしましょうね。(若いうちから)

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