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夏休みスウェーデンフィンランド9日間の旅<前編>

こんにちは。8/19-27の間、夏休みに北欧のスウェーデンとフィンランドを旅行してきたのですが、想像以上に楽しかったのでここで旅程をまとめてみようと思います。今回は前編のスウェーデン編です。


<コンセプト>


今回の旅のコンセプトは、ラップランドの自然を楽しむことでした。ラップランドはスウェーデンやフィンランドの北部の自然が豊かな地域です。日本では冬にオーロラを見に行く人がよく行く場所ですが、夏は自然公園でハイキングをしたり、釣りをしたりと大自然を満喫することができます。去年ヘルシンキでヌークシオ国立公園のハイキングとパイクの釣りをしてフィンランドの自然が好きになってしまい、今年はもっと自然豊かなところで釣りやハイキングをしたい!と思ったのが今回の旅のきっかけです。そしてヘルシンキとストックホルムは船で移動できることを知り、最初にストックホルムからフィンランドに入る日程にすることにしました。ストックホルムは北欧最大の街として非常に行ってみたいところであり、行く機会をずっと探していた場所でもありました。

<旅程>


1日目 ストックホルム着。ストックホルムを観光。ストックホルム泊
2日目 ストックホルム観光。ストックホルム泊
3日目 ストックホルム観光。夜フェリーでトゥルクへ
4日目 朝トゥルク着。ヘルシンキへ移動。ヘルシンキ泊
5日目 ヘルシンキ観光。夕方飛行機でイナリへ
6日目 釣り。イナリ泊。
7日目 イナリ観光。サーリセルカへ移動。サーリセルカ泊
8日目 サーリセルカでハイキング。サーリセルカ泊。
9日目 ヘルシンキ経由で帰国
 
*ちょっとしたコメント
ストックホルムからヘルシンキまでのフェリーはあるのですが、毎日あるわけではなく、今回は日程が合わなかったためトゥルク(ヘルシンキからバスで2時間)を経由することになりました。また、釣りはラップランドのイナリが一番アクセスが良さそうだったためここで行うことにしました。そしてサーリセルカに最後移動したのは、最終日のヘルシンキ行きのフライトが8時発で朝が早かったため、イナリ(空港から車で1時間半)よりもサーリセルカ(空港からバスで20分)にいた方がいいだろうとの判断のためです。

<スウェーデン編>

<1日目>

到着ーストックホルム王宮ーノーベル博物館ー蒸留所見学

8月中旬の土曜日の未明に旅は始まりました。チューリッヒからストックホルムのフライトの時間が6時台のため、3時に起きて5時前に空港に到着します。イースターの時などはこの時間でも手荷物検査が非常に混むため少し不安でしたが、逆にほとんど誰もおらず拍子抜けでした。
ストックホルムのアーランダ空港には9時前に到着し、ここでフランクフルトから到着する友人と合流。アーランダエクスプレスで市内へと向かいます。アーランダエクスプレスはなぜか2人から団体割引がありました。今回ストックホルムのホテルは中央駅の近くのホテルCストックホルムというところにしていたのですが、アーランダエクスプレスの到着場所から大変近く便利でした。ただ、主要な観光地であるガムラスタンやフェリーの船着場などは中央駅から近いわけではないので、徒歩で観光したい人はもう少し別の場所にホテルを取ってもいいのかもしれません。

スーツケースをホテルに預けてからは早速観光に向かいます。時刻は10:30頃。今日のメインはストックホルム王宮です。13:30からのガイドツアーに間に合うように、観光と昼食を済ませます。まずはノーベル賞の晩餐会が行われるという市庁舎へ。ガイドツアーに乗ろうとしたのですが、13時以降でないと空いていない上に翌日の日曜日はイベントで空いていないと言われてしまったため、ひとまず外観のみ見学して月曜日に再訪することにします。

市庁舎。8月は花も咲いていて素敵でした。

その足でガムラスタンへ。ガムラスタンといえば個人的にはヨルシカの八月、某、月明かりの歌詞に登場するので一度は訪れたいと思っていた場所でもあり、実際に足を踏み入れたのは大変感慨深いものでした。

ストックホルムの露天商 キルナ ガムラスタンは石畳(「八月、某、月明かり」より)

はじめに王宮のガイドツアーのチケットを購入し、お昼ご飯の場所を探しつつガムラスタンを巡ります。ガムラスタンは昔ながらの建物が残っており、北欧らしいカラフルな家でありながら、少しフランスのような落ち着きがある色合いであるのが印象的でした。デンマーク、コペンハーゲンのニューハウンに行ったことがあるのですが、あの彩度の高い色合いに比べるとシックな感じを受けました。ガムラスタンの主要な通りはワッフルやチュロスなどが売られていて、甘い匂いがします。その中を抜けていき、最初だしスウェーデン料理屋さんに入ろうということで、お昼ご飯はMarten Trotzigというところでいただきました。確かランチメニューがあり、友人はタラを、私はニシンをチョイス。このニシンが想像以上に美味しかったです。鮮度がいいのか臭みも全くなく、マッシュポテトの周りにあるバターのようなソースと、上に載っている甘いベリーと合わせて食べるニシンは北欧に来たことを実感させてくれました。ベリーのジャム、預け入れ荷物があったら買って帰りたかったです。

マッシュポテトの上にニシン。カリカリで美味しい。

お腹を満たした後はガムラスタンを王宮ツアーまで見学します。ドイツ教会(2人ともドイツ語圏から来ているので急に見慣れた言葉が出てきて笑っていました)、ガムラスタンでもっとも狭い通りなどを抜け、王宮ツアーに参加します。
王宮ツアーに興味を持ったのは、Twitterで零さんという方がスウェーデン王朝の漫画を描いていらしたからで、ぜひガイドつきでツアーに参加したいという思いがありました。このストックホルム王宮は今でも公務に使われているそうで、国王に首相が報告をする時の部屋などを見ることができました。また王宮でディスコをしたことがあるそうで(!)、その際にはシャンデリアが落ちないか職員が事前にジャンプして確かめたそうです。こういった面白い話を聞けるので英語がわかる方はガイドツアーの参加をお勧めしたいです。

ここでディスコしたとか。シャンデリアは時折上の階の観光客の歩行だけで揺れていました……

ところでこの王宮、全部見ようとするとかなりの量があります。我々は宝物庫も全て入れるチケットを買いましたが、時間のない方は主要なところだけで満足できると思います。
そのまま近くにあるノーベル博物館へ。ちょうど20分後くらいにガイドツアーがあるとのことだったので、待ち時間にカフェでノーベル賞受賞者が食べるというアイスクリームをいただきました。

ノーベル賞アイスクリーム。上には綿飴が載っていて、この組み合わせが意外に良い。

ノーベル博物館のガイドツアーはこちらも受賞者のエピソードを聞くことができ面白いです。化学の学生である私としては、ちょうど2年前に化学賞を受賞したDavid McMillanが受賞の電話を嘘だと思って二度寝した話などを聞くことができ大満足でした。また、化学賞の受賞者はしばしば手法や合成法の名前になっている方が多く、名前を見るだけであの方だろうか?とワクワクすることができ、大きい博物館ではないながらかなりの時間楽しむことができました。

その後は一度宿に戻ってチェックインをした後に、ガムラスタンのさらに向こうにあるセーデルマルム島に向かいます。ここにあるストックホルムブランネリというジンの蒸留所を知り合いに勧められており、そこに向かう前に軽く夕食を済ませようという算段です。
隣の研究室の人に勧められたOmnipollos hattというピザ屋さんで夕食を済ませます。なんとなくガムラスタンよりも地元のお客さんが多く、値段も抑えめな気がしました。ビールは店名を冠したIPAを注文。これが濁っているのですがフルーティーかつ苦味が爽やかで美味しかったです。

ピザとビールの組み合わせ、地味にあまりやったことがありませんでした。

ところでここで相席した(店員さんの友達で後から来てサッと席に着き、僕らにも場所を分けてくれた)隣の若い男女の4人組は音楽の演奏をやっているそうで、今度スイスのルツェルンの音楽フェスティバルに行く!と言っていました。スイスに来る、と聞くだけで嬉しくなるのは私もスイスに長くなったのだなと感じました。

お腹を満たした後はストックホルムブランネリに向かいます。この蒸留所はスウェーデンで2ヶ所目の蒸留所だそうです。ここではツアーを予約していて、最初の一杯とおつまみが料金に含まれており、その後ラボと製造現場を見させてもらい、その後試飲セットが付いてきます。実は人に勧められてきたものの、私はジンをほとんど飲んだことがなく、お店の人に聞いてみたところ初めてならジントニックでしょ!と言われたのでピンクジンのジントニックを注文。トニックウォーターの爽やかな中にジンのほのかな苦味が感じられ、非常に美味しいジン体験でした。

おつまみの量が結構多くてびっくりしました。あとポテチにマヨネーズは罪深い味がします。

その後しばらくしてからラボ(いわゆるハーブなどを抽出して調合する場所)や、実際に大スケールで抽出を行う蒸留塔を見せてもらい、それから4種類のジンの飲み比べを行いました。最初はストレートで試してみて!と言われるのですが、個人的にはこのピンクジンが一番美味しく、ストレートはちょっときついかなと感じました。大変美味しかったのですが試飲の量も結構あり、食べきれず&飲みきれずで個人的には申し訳なかったです。帰りは電車に乗ろうとしたところ、マラソン大会で道路が封鎖されており少し苦労して駅からトラムに乗りホテルに戻りました。ストックホルムの電車はローマと同様デビットカードのタッチで乗ることができ、大変便利でした。なお当日は1SEK(13円程度)しかチャージされずびっくりしたのですが、後日きちんと1回分の料金が引かれていました。

<2日目>

Tyresta国立公園ハイキング

今日は市庁舎はお休みとのことだったので、友人と相談して少しハイキングをすることに。ホテルの朝ごはんのビュッフェ(ビュッフェ久しぶりでした!)を済ませた後はセーデルマルム島のさらに南、ストックホルム中央駅から電車とバスで1時間程度のTyresta国立公園に向かいます。ルートもたくさんあるのですが、今回はTyresta byというバス停からNyforsというバス停までの13 kmくらいのルートを選択しました。Tyresta byに戻ってくる6 km程度のルートもあるので、ちょっとハイキングしてみたい人にもおすすめだと思います。ところでバスがデビットカードで乗れるのかはっきりせず、念の為アプリでチケットを買ったのですが結果的には杞憂で、デビットカードで普通に買えました。というかこのハイキング場所までの1時間の電車も、ホテルからガムラスタンまでの10分ないくらいの電車も同じ料金なのが驚きです。

北欧の晩夏のハイキングの楽しみは、地元の人ならベリーとキノコ狩りということになると思います。この時期、野生のビルべリーが収穫の時期を迎えていて、ちょっと疲れた時などにその辺のベリーを摘んで齧るとリフレッシュされた気持ちになりますし、地元の方はジャムを作ったりするようでたくさん取っていらっしゃったりします。またバーベキューをしている方がその辺の採れたてのキノコを調理していたりするのですが、こちらは知識のない私はパス。それでも信じられないくらいの種類のキノコが生えていて、まだ見ぬキノコを探すのが楽しくなります。また個人的には針葉樹林と苔、地衣類の多い森林の中をハイキングするのも大変好きです。

北欧らしい?湖。地表ギリギリの水面と針葉樹林が個人的に◎。
ベニテングダケ。私でも知っている毒キノコ。かわいい。

キノコの写真を撮ったりベリーを道草食ったりしながら4時間くらいでハイキングを終え(途中休憩含む)、帰りにガムラスタンでバブルワッフルを購入し、ホテルで一休みしました。そのままダラダラと夕飯をどうしようかとネットサーフィンをしていたところ、ザリガニパーティなるものがあることを知り、近くでスウェーデン産のザリガニ(安いものはアメリカのウチダザリガニなこともある、とネットに書いてありました)を食べられそうなSturehofへ。結構オシャレな感じで、パーカーで行ったことを後悔しました。

ザリガニ。小学校の頃取っていた池とは似ても似つかない場所での再会。

友人と2人で前菜としてザリガニを注文し、メインとしては郷土料理であるミートボールをチョイス。白ワインを飲みながらザリガニを待ちます。そして届いたザリガニはなんだかとっても高級感あふれており、不思議な感覚でした。スウェーデンでは禁漁の時期が長く、夏の間しか食べられないようです。肝心の味ですが、さすが甲殻類で、それなりの値段することもあって、美味しいカニを食べているのとほとんど同じ感覚でした。味付けも非常によく奮発した甲斐がありました。ミートボールも特筆することこそあまりないですが普通に美味しかったです。

<3日目>

ドロットニングホルム宮殿ーエステルマルム市場ーユールゴーデン島ーフェリー

この日はチェックアウトして、朝からドロットニングホルム宮殿に向かいます。ここはユネスコの世界遺産にも登録されており、ストックホルムからはフェリーか電車とバスで向かうことができます。今回は時間の関係もあり電車とバスでアクセス。ここでも11:30からのガイドツアーに参加しました。

ドロットニングホルム宮殿。どことなくフランスを感じます。

こちらのガイドツアーでも、デンマークからの王妃が平和をもたらす絵や、ロシア製の中国っぽい家具の話など面白い話をいくつも聞くことができました。ツアーの後は少し周りを散策(中国宮殿もあるのですが、今回はスキップしました)して、ストックホルムに戻ってきます。お昼ご飯ですが、エステルマルム市場のレストランで食べることに。一箇所だけやたらと混んでいたLisa Elmqvistというところで、スターターとして読んでいて気になった鰻の燻製を、メインとして私はホッキョクイワナのフィレを、友人はZanderのフライを注文。もちろんメインも美味しかったのですが、個人的には鰻の燻製が衝撃的な美味しさ!燻製なので冷たいのですが、噛むと少しずつ口の中の体温で脂が溶けてきて、そこに燻製の香りと程よい塩分が感じられて、なぜ日本にないのかと不思議に思うくらいでした。

鰻の燻製。タルタルソースみたいなのがついてきました。

あまりに美味しかったので、同じお店がやっている魚屋さんにある鰻の燻製を追加で購入。こちらは薄く切ってくださったので見た目は違いますが、こちらも同じくらい美味しかったです。このまま帰る旅程ならスイスに買って帰りたかった……!

追加購入した鰻の燻製。右の開いてある方を購入しました。

お腹を満たしたところで少し問題が発生。市役所を見に行こうとしたのですが、すでにツアーの最終時間に間に合わなそうです。残念ですが市役所の中は行くことができず、フェリーまで残りの時間はユールゴーデン島まで歩いて時間を潰すことにします。
ユールゴーデン島はスカンセン野外博物館やヴァーサ号博物館などがある島ですが、どれもすでに閉まっていたり、きちんと見るには時間が足りなそうだったりしたため、お土産屋さんや水辺を中心に歩いて回ります。それだけでも十分なくらい、ここも他の島とは違う魅力がありました。やはりストックホルムは島によって表情が異なり、これも面白いところです。

さてぼーっとしていたところ船のチェックイン19:30にはトラムに乗らないと間に合わなそうになってしまい、慌ててトラムに飛び乗ります。トラムにはチケットを売ってくれる方が乗っていて、その方にデビットカードでチケット代を支払うことができました。ホテルにまずは戻り、荷物を回収してからセーデルマルム島の船の乗り場に向かいます。Viking Lineのチェックインを機械で済ませ、乗船待ちの場所に向かうと、たくさんの人で溢れかえっていました。韓国人のツアーの方もいらっしゃり、やはり観光地として魅力的なのだなと再確認しました。今晩はこのフェリーの客室で眠り、朝にはフィンランドのトゥルクについている予定です。

豪華客船でトゥルクに向かいます。

フェリーはとても大きく豪華で、船酔いなどは全く心配しなくてよかったです。また夕食ビュッフェをつけることができます。20時発で20時から21時までと少し短いのですが、40ユーロ程度の値段の割には海鮮からお肉からいろいろあり、お酒も付いていて大変満足でした。(ザリガニもありましたが昨日の晩とは味が雲泥の差でした、昨日食べておいてよかったです)ビュッフェで隣の席のスウェーデン人の女性が日本語で話しかけてくださったのも嬉しかったです。空港内のような免税のお店もあり、船内を歩くだけでもなかなか楽しい時間でした。船室も狭いながら2段ベッドとタオルなどのアメニティ、シャワーはきちんと完備されており、狭いことを除けば衛生面などは気になりません。

フェリーからの夕暮れ。スウェーデンでの最後の景色です。

ところでこのフェリーはトゥルク行きで、トゥルクはヘルシンキよりも西、つまりストックホルムに近いので朝7:35にはトゥルクに到着します。少し早いのですが、さらにスウェーデンとフィンランドでは1時間の時差があるため、実質6:35に着くことになります。そして到着する前に起きて船室から出るので、朝は早起きしなければなりません。私は寝る直前に時差のことを思い出しました(笑)。ともあれ、目が覚めたら後半のフィンランド旅行の始まりです!

<スウェーデン編まとめ>

スウェーデンというかストックホルムのまとめなのですが、
物価 ★★★★☆
治安 ★★★★★
観光 ★★★★★
食事 ★★★★★
という感じです。物価はスイスよりは少し安いかなという気がしましたが、高いところはきちんと高いので、カジュアルなレストランの価格がそこまで高くないという感じでしょうか。また通貨がユーロではなくスウェーデンクローナ(SEK)であり、SEKは日本円とのレートがユーロと違ってほとんど変わっていないので、そこも物価が高くないと感じる一因かもしれません。
治安に関しては意外と悪いという事前情報を得ていたのですが、少なくとも観光地に関しては特に心配する必要はなさそうでした。初日の夜お酒を飲んだ後23時台に歩いていても特に危ない感じはありませんでした。
観光場所は相当ある方だと思います。ハイキングをした2日目を除いても1日半は観光時間があった中で、王宮2ヶ所とノーベル博物館に行き、代わりに
市庁舎にスカンセンやヴァーサ号などの博物館に行く時間はありませんでしたので、博物館などをきちんとみたい人は3日間ほどいてもいいかもしれません。一方で私たちが理系でノーベル博物館長くいすぎたというのはあるので、1日あれば普通はガムラスタンの王宮、ノーベル博物館と市庁舎は回れるのではないかと思います。市庁舎だけはツアーでないと回れないので、市庁舎のチケット優先で回るとうまく行くかもしれません。個人的にはやはり王宮とノーベル博物館はマストだったなと感じる満足感ですので、市庁舎は少し悔やまれますが他は行きたいところには行けたかなと思います。
食事も美味しく食べることができました。特に期間限定のザリガニや鰻の燻製、ニシンなど美味しい魚介類が多くあり、日本人の味覚に訴える食文化があるのではないかと思います。
そしてここまで書いていませんでしたが、この時の最高気温は20度程度。晴れていれば半袖でちょうど良く、朝晩は羽織るものがあればいい程度です。日本からなら間違いなく避暑ですし、実はこの時期チューリッヒも熱波で30度を超えていたので最高の避暑でした。

それでは中編に続きます!


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