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言葉の花束ーアキの詩集No.117


1.「夏色のトンボ」

お日様色に染まった
黄色いトンボが

ふっと
私の側を
横切ったよ

夏と言えば

黄色いトンボが
飛び交う季節だね

夏色のトンボが
青空の下

猛暑にめげることなく
健気に飛び交う様を見れば

自然と
私も元気が湧いてくるよ

君は何で
そんなに元気なの?

その問いに
応えることなく

夏色のトンボは
颯爽と
空の彼方へと飛んでいく

生きることに
理由なんて無い

ただ
生きたいから
命の限り生きているんだろうね


2.「不確かな未来」

不確かな未来を
進むのが怖いか?

自分は
どこに進みたいか?

それを決めるのは
自分であるはず

ならば

自分がやりたい
行きたい
チャレンジしたいと思ったことを

全て
やり遂げるつもりで
行けば良い

そのくらい
欲張りに生きた方が
いらない後悔が少ない

不確かな未来も
色々チャレンジして

道を拓いていけば
次第に見えてくるだろう

それは
自分が望み
築き上げた未来だ


3.「子どもの反抗」

親子でさえ
分かり合えない
ことがある

子どもが
親に反抗するのは

その子に
自分の考えが
きちんとあって

自分を
ちゃんと持っているからだと
私は思う

思考停止して
親の都合
親の
「こうあるべき」に
従順になる方が

かえって
行く末が心配になる


4.「親しかった人達を思い出して」

かつて
親しかった人達は

今頃
どうしているだろうか

どんな人達に囲まれ
どんな人生を歩んでいるか

時折
思うことがある

あの頃は
共に過ごすのが
当たり前だったのにね

今は
離れ離れになって

たまに思い出しては
昔を懐かしみ

どうか
今の人生に幸あれと
願うばかりだ


5.「思うこと」

周りが
どう思おうが

私には
関係ない

思うことに
良い悪いはない

それは
本人達の自由だし

そこに振り回される
必要は無い

だから
私の思うことも

良い悪いはなく
そのまま
受けとめれば良い

人に
どう思われるかなんて
関係ない

私は
私の思うことを
大切にする


6.「自分が好き」

誰かにとっての
特別でなくても良い

私は
この世界でただ1人の

オンリーワンである
自分が
好きだ


7.「大人になりたい」

祖母の一周忌

母に反抗して
髪を短く切り

美容室での
一周忌に着るはずだった
着物の喪服の着付けも
キャンセルした

そして当日

フォーマルの洋装で
参加し

色々
荷物を持ったり

あれこれ雑務を
こなしたけれど

食事の席となって

全く
大人の話についていけず

ぼうっと
席に座ったまま

正直
悔しい

私はまだまだ
子どもなのか?

でも
良いさ

大人になるために
今は存分に
反抗すれば良い

色々
自分で考えて
行動すれば良い

そうすればいつか
大人として
自然に溶け込めるようになる






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