言葉の花束ーアキの詩集No.96


1.「幸せな結婚とは」


幸せにしてもらうより

一緒に
幸せになっていきたい

幸せは
一緒に築いていくもの

幸せにします

ではなくて

一緒に
幸せになろう

そう
誓い合って
結婚したい


2.「愛するとは、想いを込めること」

愛するということは

方法論で
マニュアル化できる
ものじゃない

何気ない
行為や
言葉がけに

どんな想いを
込めるか

その行為や言葉の
軸となっている想いは

誰への
どんな動機によるものか

そこが
肝心だ

機の利いた
行為や言葉がなくても

ただ
そばにいるだけでも
声をかけるだけでも
一緒に笑い合うだけでも

人の心が
愛で
満たされることがある

些細なことに
愛を込める

それを
繰り返すだけで
良いと思う

やり方に
目を向けるよりも

軸となっている
想いに目を向けて

それによって
誰がどんな想いを抱いているか
よく見てみて

みんなが
幸せになっているなら

ちゃんと
愛が機能している
証拠だよ


3.「梅見通勤」

最近は
朝の通勤が
楽しい

なぜなら

家々の庭に
白や紅の
梅が咲いているから

梅見をしながらの
通勤なんて
優雅だよね

春にしか出来ない
物見遊山

今が見頃の
紅白の梅

じっくり
眺めるのも良いけれど

車の窓から
瞬間だけ眺めるのも
一興だよ


4.「勇者だって、たまには逃げて良い」

常に
気張って

苦手なことに
挑戦し続けるのは

正直
疲れる

常に
勇者でいなくても
良いと思う

勇者だって
たまには
剣をおさめて
鎧を脱ぎたい

弱い自分でいる日も
あっても良い

気が乗らないなら
逃げても良い

そういう
オフ日をもうけないと

いざという時に
力を上手く
発揮出来ない

メリハリは
必要

でも
苦手を避け続けても
苦しくなることがある

本心の自分が
立ち向かいたいと
望んでいるなら

挑戦しても
良い

要は
その時の自分が
何を望んでいるか?

逃げて
休みたいのか

立ち向かって
挑戦したいのか

望む方向に従って
動くこと

何を選んでも
正解だから

罪悪感や後悔は
手放して良い

どんな選択も
受け入れようよ

勇者であっても
たまには逃げても良いし

戦える時に
戦えば良い


5.「葛藤はゲーム」

常に
葛藤を求めてしまうのは
なぜか?

突き詰めるのが
好きだからもあるし

突き詰めて
視野が広がることや

自分が
どんどん成長し
強くなることが
楽しいから

人生は
壮大な遊び場であり

私にとって
葛藤は
ゲームだ

そう考えると
私は相当な
ゲーマーだ

遊び
狂っている

狂いたくなるほど
葛藤は
面白い

葛藤は
生きている者の
特権だとしたら

人生って
止められないよ

葛藤の先に
何があるか

突き詰めるまで
人生を終わらせる
つもりはない


6.「弱くてもちっぽけじゃない存在」

刺されても
腕がもげても
平気で敵と
バトル出来る

死んでも
また
蘇る

そんなこと
あるはずがないでしょう

それは
アニメやゲームの中だけの話

現実じゃ
ありえない展開を

何の違和感も覚えずに
アニメやマンガを
楽しむ人々

それ
本当に
その話だけで終結させていますか?

現実の中の人間は
もっと脆いし
傷つきやすい

分かっていますか?

あなたは
スーパーヒーローや
スーパーヒロインでもなければ

その話の中の
凄い力を持った
キャラクターでもない

働き過ぎれば
過労で
体調を崩すし

凶悪そうな人物に遭遇しても
黙ってスルーするくらいしか出来ない

ある日突然
事故や災害で
死ぬかも知れない

そんな
弱い存在

でも
ちっぽけじゃない存在

それを証明するために
私もあなたも
今日を生きているんでしょう?

弱くても
生きていける

生きる力とは
表面的な
凄い力ではない

マンガやアニメの
キャラクターじゃなくても
あなたは素晴らしい存在だと

生きて
証明しようよ


7.「私という花」

泥臭い環境の中でも

美しさを損なわない

そんな花でありたい

どこにいても

私は私

その強さと誇りを

私は失わない

たとえそこが

真っ暗な地獄と言われるようなところであろうと

私は私という花を咲かせたい


8.「面接に臨む兄へ」

大丈夫だよ

自分を信じて
やりなよ

それしか私は
言わないよ

だって
それだけで
十分だから

余計な
心配は
かえって
重荷になるから

何だかんだで
上手く乗り切る力は
あるはず

私は
知っているよ

自分を上手く出し切って
面接に臨める場面しか
私にはイメージできないよ

未来への道を
開拓していける

そう信じて
行っておいで

頑張ってね
兄ちゃん


9.「雛人形」

いつの間にか
飾らなくなった
雛人形

しまわれたまま
何年経つか

女の子の
成長を祝うための
人形なのに

女の人へと
成長したら

とたんに
飾られなくなるなんて

何だか
皮肉だね

雛人形は
そんな扱いを受けても
私の成長を
喜んでくれているだろうか?

家の建て替えの際に
おそらく
人形を出すと思うけれど

その時に

私は
大人になったと
ちゃんと伝えて

供養してあげられたら
良いなと思う


10.「幸せの山」

おはよう
とか

こんにちは
とか

何気ない
言葉の
積み重ねや

ただ
そばにいて

一緒に
笑い合い

言葉や行為に
思いを込めて
誰かに届ける

その
積み重ねが

幸せの
山となり

積み上げれば
積み上げるほど
そこから眺める景色は

ますます
広大で
美しく見えるはず


11.「試験が楽しい」

精神保健福祉士の
国家試験が
来年2月にある

試験対策
頑張らないと


同時に

不安
ではなく

楽しみ
ワクワクが
止まらない

勉強が
三度の飯より
好きな私は

テストや
試験が
大好物だ

どうやって
攻略するか

知略を巡らすのが
この上なく好きだ

ゲームを
嗜む感覚で

試験対策に
臨む

不謹慎かな?

いや
楽しいから
仕方ない

よし

ジャンジャン
バリバリ
行くぞ!


12.「ジャズ」

ジャズって
凄い

迫力も
自由さも

何が
どう凄いか

表現しきれない
自分の未熟さが
もどかしい

また
聞きたい

頭の中で
記憶を何度も
リピートする

ジャズの余韻
消えて欲しくない

いや
消えることは
ないだろう

いつまでも
残る音楽

それが
ジャズ


13.最後に

6.の詩について
私は、少年マンガを好んで読みます。得にジャンプとか。
ただ
最近のマンガやアニメって、非現実的なことが好まれる傾向が強くて、少々ついていけません。
死んでも蘇るパターンとか、マンガやアニメではよくありますが
現実にはありえません。
それを、ちゃんと理解している読者がどれだけいるのか。
読み手への影響を、漫画家やアニメ制作陣は考えているのか。

ちゃんと自分は
現実の中を、地に足を付けて生きていこうと思います。

8.の詩について
先日、近隣の農業高校の教員バイトの面接に
兄が行きました。
教員登録を最近行って
ほぼほぼ、声はかからないだろうと思っていたら
まさかの声がかかり
面接のチャンスを掴みました。
教員登録なんて、親の見栄、転ばぬ先の杖だと思っていましたが
兄本人はやる気満々みたいで、驚きました。
心からやりたいことをやっと見つけたんでしょうか。
だとしたら、私も嬉しいです。

大丈夫だよ。

その言葉しか贈りませんでした。

そして
見事、採用となり
4月から勤務することになりました。

おめでたいことだとは思いますが
あまり、期待し過ぎず
ただ信じて見守りたいと思います。
そうあないと
期待が重荷になって潰れてしまう気がするので。

辛いとき不安なときは
一人で抱えず
周りを頼ることと

愚痴ぐらい
聞いてあげるからと伝えましたが

私に出来ることは
そのくらいでしょう。

あとは
信じるだけです。


12.の詩について
今日、「ブルー・ジャイアント」という
ジャズのアニメ映画を見てきました!

原作マンガは読んでいましたが
ホント
凄い。
とにかく凄いとしか言えません。

この余韻は
消えない。
消えて欲しくないと思いました。

最後までお読み下さり
ありがとうございます!










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